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「荒れる」と聞くけど実際どうなの?

発達に特性がある子が
小学生の高学年〜中学生になると

変化は3つあります。

❶体の変化

女の子は初経、 
男の子は精通があります。

妊娠・出産ができるように変化していきます。

私が女の子の寮の担当をしていたときに、
初経がきた子が何人かいました。

・ナプキンをショーツにつける方法
・ナプキンの捨て方
・ナプキンの交換のタイミング
など、最初のうちは、
トイレに毎回ついて行って説明をしました。

❷心の変化

この時期は、性ホルモンの分泌も脳も変化します。
その変化が考え方と行動に影響します。

気分の浮き沈みがあったり、
攻撃的になったり。

イライラして人や物に暴力的になってしまう子には、
イライラしたらその時に
近くにいる大人(親・先生・職員)に伝えてから
集団から離れたり、一人になれる場所に行く。
それを繰り返していました。

❸今まで繰り返してきたことが
 身についてきます


・コミュニケーションの方法
 今まで使ってきたもの(絵カード、写真カード、
 ジェスチャー、言葉)が定着してくることが
 多いと感じています。
・集団(家庭やクラス)の中での当番や役割

その他に、「心の変化」に書いたような
暴力的になることがある子は、
イライラした時に一人で落ち着けるようになることが
増えました。



小学生の高学年〜中学生は
個人差がとても大きいですが、
心身に大きな変化があります。

お母さん、お父さん、ご家族も、
お子さんへの対応を「変化」させる必要があります。

たとえば、子どもは、
子ども扱いされると嫌がることがあります。
「どうせ、できないでしょ」という大人の態度に
イラっとすることもあります。

一方で、
自分より年下の子が大人に甘えているところを見ると
羨ましがることもあります。


小学生の高学年〜中学生の心身の変化は
個人差がとても大きいです。

「インスタで見たやり方は、うちの子に合わない」
「本に書いてあった方法で対応したけど、
 うまくいかない」
と感じている方は、個別相談にお越しください。

お子さんの年齢・特性・状況をお聞きして
お子さんとご家族にあった対応方法を提案します。

発達に特性がある子の
お母さん・お父さん・保護者の方の
オンライン発達相談の準備中。
11月にオープン予定です。

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お待ちください。


📕参考文献
フクチマミ 村瀬幸浩(2022)
「おうち性教育はじめます 思春期と家族編」
株式会社KADOKAWA

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「なんで私だけ」をサポートする。
社会福祉士 えり

福祉大学の福祉心理専攻を卒業。
特別支援学校教諭一種免許を活かし、
福祉型障害児入所施設で8年間勤務。
夜勤をしながら子育てをすることは難しいと感じて
出産を機に退職。6歳児の母。

子どもの凹を支援しながら、凸を伸ばす方法を発信中。

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