ストロースター上級コースを公開しました
こんにちは!
本日、「ストロースター上級コース」を公開しました。
これまで培ってきた技術を詰め込んだ、ストロースターの完成レッスンです。情報価値を考慮して、上級編は受講料4500円にさせていただきますm(__)m
上級コースで学べることは、こちらをご参照くださいね。
私が麦わら手仕事に出会ったのは「ストロースターキット」が最初でした。
それからまもなく9年になろうというところです。
あっという間の時間でしたが、ここまで続けてこられたのは、麦藁手仕事が単なる装飾ではないからです。
農民にとっては何の変哲もない藁。
そんな壊れやすい繊細な素材から、誰かを喜ばせる美しいものを創り出せる喜び。
それを表しているドイツのストロースターの物語があります。まだの方はぜひこちらを。
今年は、改めて「小麦」の価値を再認識させられる事態となっていますね。知らない間に、世界の穀倉地帯に私たちも支えられていたということ…。
麦藁手仕事は、元々は五穀豊穣祈願から生まれています。
その思い、現代の私たちにはかなり薄れていますよね。
作物が無事に実りますように。
たくさん実りますように。
つい数十年前まで、この願いがどんなに切実なものだったでしょう。
それを想って「いただきます」をしてみると、
本当に”ありがたい”と思えますね。
宮崎駿さんの作品で『シュナの旅』という本があります。
黄金の麦を求めて、若者が旅に出る話です。
あとがきで宮崎さんは、チベットに大麦をもたらした王子の民話を元にしたと語られています。
この話を読むと、人間の麦(黄金の実り)への想いが、現代の私たちにも少しわかるような気がするんです。
よかったら、読んでみてくださいね(^^) 長い話ではありませんので、お気軽に。(宮崎さんの若かりし日の作品で、その後のジブリアニメの片鱗があちこちに登場しています)
麦と豊作祈願、それからつながる”幸せ”を願う気持ち。そういう、人間の芯に触れるようなものを、私は麦藁手仕事に感じてきたので、続けてこられたのだと思っています。
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ストロースターの技術的なレッスンは一旦、今回のレッスンを受講していただくと完了です。(今のところ)
今後は麦編み、ヒンメリ(ソダスなど各国バージョン含む)、”北欧の幸せ”についての考え方、麦わら手仕事の文化的なことなどについて、皆さんへお伝えしていきます。
尚、昨年末から対面レッスンも始めているのですが、そちらとオンラインレッスンとの価格差がありすぎるのが最近の課題でした。
しばらくしたら、こちらのオンラインレッスンの受講料を全体的に見直そうと考えていますので、もし受講したいものがお決まりでしたら、早めのご受講をお願いします。
それでは、ストロースター上級コース、皆様のお役に立てますように。
どうぞ宜しくお願いします(^^)/
あたたかいお気持ち、とても嬉しいです。活動の原動力(珈琲や自分のメンテナンス)にさせていただきます! ※麦藁の普及については、一旦「BASE」にて各種麦藁を取り揃えましたので、活動終了としました。今後はSeedingSchoolの各教室にて育て、普及することを目指します。