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Nyanya ミライrecord
2019年12月28日 21:42
夏目漱石の『道草』での印象的な場面。主人公の夫婦はなにかとすれ違ってばかり。ある日、夫は家計のやりくりに苦労する妻を助けるため、仕事に精を出し、新たな金を作り妻に渡します。しかし、『その時細君は別に嬉しい顔もしなかった』妻は内心思う『もし夫が優しい言葉に添えて、それを渡してくれたなら、きっと嬉しい顔をする事ができただろうに』一方、夫は『もし細君が嬉しそうにそれを受け取って