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先延ばし癖は、やる気でなく仕組みで解決!大平信孝著『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』~前編~

こんばんは🌙

3月に入って早くも1週間ほど過ぎようとしていますね。
今日はちょっといい眺めを目の前に記事を書いています♪

今回は、ついつい先延ばしにしてしまう人にオススメしたい、大平信孝著『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』を読んでの気づきを記していきます♪

1.行動に「初速」をつけるには

ここでいう「初速」というのは「とっかかり」のことです。
私たちがすぐ動けないのは人間の脳の仕組みがそうなっているから!脳みその仕組み上、元来私たちはめんどくさがりなのです。

やる気スイッチをオンにするには脳の「側坐核」(そくざかく)を刺激してドーパミンを分泌すればよく、「ほんのちょっと」の行動でスイッチを入れることができます。

具体的には。。。
・試しに10秒だけ動いてみる
・面倒なことは前日にちょっとだけ手をつけておく
・新しく習慣にしたいことは既に習慣付けされている行動にくっつける(例:電車通勤の間に読書する)
など。

ほんのちょっとのアクションで、次の行動がしやすくなります!
まず、資格試験のためにテキストを開く、ランニングの前にウェアに着替えるなど簡単なことでも行動すれば、やる気は後からついてくるものなのです!

2.「行動ブレーキ」を外して集中力UP

集中している時に人から話しかけられたり、出かけようとしたら何か頼まれたりするなど、予想外のトラブルが起きると思うように行動ができなくなります。本書では、こういった事象を「行動ブレーキ」と呼んでいます。

この「行動ブレーキ」は、方法さえ知っていれば簡単に外すことができます。「行動ブレーキ」を外すことができれば集中力もUPして作業効率もUPするのではないでしょうか。

具体的には。。
・机上のモノの定位置を決める
・毎日の仕事終わりに明日どんなことをするかメモする
・紙に書き出す、自分で決めた締め切りをスケジュール帳に書き出す
など

モノの定位置を決めておけば、探し物をする時間を減らせますし、紙に書き出せば思考の整理ができて、やるべきことや優先順位をつけることができます。頭をスッキリさせることもできるので、スムーズに行動に着手しやすくなります!

3.感情に左右されずに行動するために

すぐやる人と先延ばしにする人の差は、能力や性格ではなく物事の捉え方の違いのみ!

すぐやる人は「私にはできる・できた」などとポジティブに捉え、先延ばしにする「私にはできない・難しい」などとネガティブに捉えることが多い。

具体的には。。。
・「打率」で考える→10回中10回成功をよしとするのではなく、10回中3回でも成功したらOKと考える!
・0か100ではなく物差しのメモリを小さくすることで、小さな変化・成果・結果に気づく
・「できていないこと」ではなく、どんなに些細なことでもいいので「できていること」に着目する
・他人と比べず、過去の自分と今の自分を比較する
など

ちょっとでもできている自分を認めたり、自らの成長に気づいて承認してあげることが大事なのです。

最後に

本書を読む前は、先延ばしはやる気で何とかなるものだと思っていたので、前提が覆る内容でした!
私もやりたくないことは後回しにしがちですが、この本の内容は簡単に実践できることが多いので、実践して「すぐやる人」になりたいと思います!



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