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継続力=誰もが秘める“自己治癒力”ドン底にいた私が実感した確かな変化

皆さん、お久しぶりです!えりです。

改めまして、この記事に辿り着いてくださり、ありがとうございます。そして、初回の記事に、スキやコメントをくださった皆さん、フォローしてくださった方には、心より感謝申し上げます。
皆さんのお気持ちが、執筆の原動力になっております。
これからも、出会ってくださった皆さんひとり一人とのご縁を大切に、ささやかな幸せが生まれるような発信を心がけていきます。皆さん、どうか長い目でお付き合いください。

そして、改めて、新年あけましておめでとうございます!
皆さんは、今年をどんな年にしていきたいですか?
気づけば、あっという間の1年です。ですので、できるできないは関係なく、どんなに小さなことでも構いません!何かひとつ目標を決めることを、私はお勧めします。
目標について考えることは、自分の心の奥底に眠った声に、気づくきっかけをもたらしてくれると思うからです。今の自分の気持ちや、方向性を確かめるためにも、定期的に目標の設定、見直しをしていくことは、非常に重要です。

さて、前置きはこの辺りにして、本題に入っていきましょう~!

前回の記事では、「自信とは、まずは、そのままの自分を受け入れ、周囲に流されずに、壁をひとつずつ乗り越えていく中で、育まれていくものだよ。」というお話をさせていただきました。

そのように、ハードルを超えるためには、行動を積み重ねていくことが必要になります。そして、行動する機会が増えると、それに伴い、失敗するリスクも、自然と高くなっていきます。

ですので、失敗を恐れず、粘り強く挑戦できる折れない心が、自信をつけていく過程では、必ず必要です。更に、もっと大切なのが、自分を許し、別の道を模索できる大らかさや、柔軟性を持つことだということも、決して忘れないでくださいね。

そんな強さとしなやかさ、その両方を得ることを後押ししてくれるのが、“継続”なのです。

今回は、“継続すること”で、私の心身に起こった小さな変化について、自身の経験を交えながら、ご紹介できたらと思います。

それでは、“続けること”がもたらした小さな奇跡に、しばし、耳をお貸しくださいませ。 


はっきりしないからこそ、面白い?“曖昧さ”グラデーションを楽しもう。
 

皆さんは、ふとした瞬間に、それまで、自分を縛り付けていた足枷が外れたかのように、身が軽くなった経験はありますか?

つい先日、とある会話の中で、私自身にも、その瞬間は訪れました。

私は、現在、うつ症状による引きこもり生活からの社会復帰に向けて、就労移行支援事業所に通いながら、訓練を受けています。

そんなある日の午後、勇気を出して、職員さんに、自分が抱えているモヤモヤを相談してみました。

悩みの内容は、「人と自分を比べ、自分に対し、悲観的になってしまうこと,そして、孤独感から、卑屈になってしまうこと」。

それに対し、職員さんから、返ってきた言葉は、「玉井さんは、自分のことを、常に評価しているんじゃない?だから、苦しくなるのでは?そして、皆、何かしらの悩みは抱えているけど、見せていないだけなんだよ。」といったものでした。

私は、その言葉を聞いて、目の前の霧が少し晴れたかのように、視界がクリアになる感覚を覚えました。そして、同時に、腑に落ちるような不思議な納得感があったのです。

それまでの私は、周りと比較して、常に、自分の立ち位置、優劣の判断をしていました。そんな自分が勝手に下した採点結果に、一喜一憂する毎日を送っていたのです。

そのため、何か行動する度に、気力も体力も消耗する一方で、道半ばで息切れを起こしてしまう、その繰り返しでした。

しかし、この日以来、徐々に、自分の思考のクセを直すため、新たなマイルールをつくることを始めてみました。

それが、「自分や人を評価するのを止め、常にフラットな視点でいること、そして、一部を見て、全てを知った気にならないこと」。

最近では、これらのことを意識しながら、日々の生活を送るようにしています。

すると、これまで、心にのしかかっていた重たい鉛が取れていくかのように、息がしやすくなったのです。

人に対して、先入観を持たないので、自然と、苦手に感じる人も少なくなってきましたし、自分を否定せず、許せるようになっていきました。

そして、気づけば、集団の中にいるとき感じていた、独特の息苦しさや孤独感も、少しずつ和らいできたのでは?そんなふうに思っているこの頃です。

勿論、辛さが完全に解消されたわけではありません。

ですが、自分の存在ごと、消えてしまいたくなるくらいの拠りどころの無さが薄れ、その場にいることができるよう、変わり始めています。
 
こうして、物事の曖昧さを、私は、ようやく認めることを覚えたのです。
特に、人の価値や感情などは、明確な数値で図れるようなものではないと、私は思います。
 
その人の価値は、その人自身が決めるものです。人間関係や状況によって、変わってくるものですが、誰かにとっては、大切な存在なのです。また、感情というものは、完全に見えることはないでしょう。
 
だからこそ、面白いのではないでしょうか?分からないからこそ、知ろうとするし、そこで、コミュニケーションが生まれます。勿論、もどかしく感じる瞬間もありますが、それも、人生におけるひとつのドラマです。
 
結論を出さない映画を見るように、“自分なりの正解”、つまりは、“自分にとってのベスト”を見つけ、彩りを添えていける、そんな心のゆとりを持ちたいものですね。

“続けること”で得られたものは、引き出しの数と安心感

さて、こうして、支えてくださる方々のおかげで、何とか、辛い局面も乗り越える術を学び始めた私ですが、現在、“継続”できているものが2つあります。
 
それが、ヨガと就労移行支援事業所での訓練です。

ヨガに関しては、暗闇の中にいた私に、先を見させてくれた女神様みたいな存在です。ヨガに出会っていなければ、今の私はいないとさえ言えます。
 
語りだすとキリがないため、また、別の機会に、たっぷりお話しできたらと思います。
 
そこで、今回は、就労移行支援事業所での訓練について、とあるエピソードをご紹介させていただきますね。
 
この事業所には、精神や身体など、社会生活を送るうえで、様々な生きづらさを抱えた人たちが、働く機会を求め、集まってきています。
 
訓練内容は、実務に役立つITスキルの習得や、グループワークを通したソーシャルスキルの向上、軽作業訓練、実際の職場を想定したビジネススキルの習得(オフィスワークシュミレーション)など、多岐にわたっています。
 
私は、訓練の中でも、ウォーキングや、リフレッシュ(利用者同士でトランプや、すごろくなど、ゲームを行います)など、雑談や定形外のコミュニケーションが求められる場面、そして、実際の職場に近い、より実践的なスキルが必要とされる場面で、どうしても壁にぶつかりがちです。
 
つい、先日も、周りに比べ、優先順位をつけるのが苦手で、作業スピードが遅い自分に対し、劣等感を感じてしまう瞬間がありました。
 
しかし、ここで、一度、気持ちをクールダウンさせ、自分に対し、「ダメだ」というレッテルを貼るのを止め、「どうすればよくなるか?または、代替案はないか?」を考えるよう、思考を切り替えることで、冷静になることができました。
 
また、苦手なウォーキングや、リフレッシュの時間も、人付き合いにおける自分なりのルールを決めることで、無理なく楽しめるようになってきました。自分の限界を把握する中で、自分にとって、心地の良い距離感が掴めつつあります。
 
このように、「自分本位な評価による決めつけを止め、すぐに投げ出さず、建設的な姿勢で、物事に気長に取り組む」=“継続する”こと、この習慣を身につけられたことにより、生きるのが幾分か楽になったように感じています。
 
そして、“続けること”は、私に、2つの大切なものをもたらしてくれました。
 
ひとつは、“失敗の中から見つけ出した、苦手への自分なりの対処法”。
 
もうひとつは、“自分は独りではないという安心感”。

このささやかながらも、とても力強いお守りに支えられ、今、私は、前に進んでいます。
 
ということで、今回のお話は、これで以上となります。

今回も、私の投稿をご覧いただいた皆さん、最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。
 
さて、次回のテーマは、“習慣化”についてです。

無理なく、ゆる~く気長にできる習慣化のコツについて、私なりのアイデアを、皆さんにシェアできたらと思います。
 
それでは、皆さんにとって、この1年間が、実り多きものでありますように。

また、次回、お会いしましょう~!
 
 
 



 


 


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