ならぬものはならぬのです
毎朝ドライブレコーダーが教えてくれる「○○の日」。
昨日8月23日が「白虎隊の日」でした。
正式には「白虎隊自刃の日」だそうですね。
保育園へ向かう道中、3歳の長男に「びゃっこたいって、なぁに?」と聞かれ、「戦争っていう大きいケンカをする時に、いくつかグループがあるんだけど、そのいっこが『びゃっこたい』ってお名前だったんだよ~」と超ふわっとした回答しかできなかった現役日本語教師です←
日本史が特に苦手で、もちろん白虎隊も調べ直さないと何のことやらだったのですが(知りたい人は調べてみてね!逃)、有名な教えの一つとして「ならぬものはならぬのです」という一節があったそうですね。
現役教師として小学生~中学生、たまに幼稚園児を相手にすることがあるといえども、自分の子どもは未知の世界。毎日、自分の対応に一喜一憂するのですが、今回はこの言葉にとても救われました。
長男は甘えん坊が度を超えると少し暴力的になる一面があり、度々注意をしてきました。特に顔を狙った攻撃には強く注意をしていたのですが、毎度「言い過ぎたかな」「もっと良い言い方があったかな」と悩みに悩み、ついに今日我慢の限界を超えて怒鳴り声をあげ、泣きわめく息子を担ぎ上げて無理やり寝室へ連れていく、ということが起きてしまいました。
自分がこれまで学んできた教育法であったり、「怒らない育児」的な本を読んできたので、しばらく自己嫌悪と自己弁護の渦の中をぐるぐると泳いでいたのですが、ふとこの言葉を思い出し冷静を取り戻したところです。
幼子と言えど、やってはいけないことはやってはいけない。
怒鳴り声をあげていいと言いたいわけではないけれど、だめなものはだめ。
怒り方云々の前に、まずは自分が一貫した態度をこれから取っていけばいいのだと、自分に言い聞かせているところです。
昔の人はネットなんかなくたって、経験と知恵と伝承で子どもに必要なものを見極めながら教育してきた。そのことを思えば、巷で人気の「○○式教育」だけが正解じゃないと余裕をもって「自分の教育」「自分の子育て」ができそうです。