小2の長女、この時代に水ぼうそうになる
おはようございます。えりです。
noteを始めて1週間が経ちました。たくさんのスキ、ありがとうございます。この1週間で起こったことを記録します。
初のnote記事を投稿した翌日、珍しく長女が寝坊した。
バタバタ朝食を食べさせていると「背中が痒い」と言い出した。
パジャマを捲ってみると、ポツポツと3カ所虫刺されのような跡が残っていた。お腹側も見るとおへその近くにポツポツと2カ所同じような赤みを発見。
「ダニかな?」
9月に入り夜中はだんだん涼しくなってきたし、昨日の夜にはなかった。蚊に刺されたようなぷっくりしたものではなかった。となると、布団だよな。私の中では"ダニ"しか原因が思いつかなかった。
「今から焦ってもどうせ遅刻の予定だし、皮膚科に行って診てもらおうか」
ということで、遅出勤の夫に次女の幼稚園送迎を任せて、
私がピアスを開けた皮膚科へ長女を連れて行くことにした。
初診、皮膚科へ
朝イチの皮膚科は混んでいる。私たち親子も重いランドセルを持って列に並んだ。3日前にピアスを開けに来て、また来訪するのは全くおかしくないことなんだけど、何だか気まずい。ちょっと恥ずかしい。多分、誰も何とも思っていないしどの看護師もきっと覚えていない。昔から少々自意識過剰なところが見受けられる私である。
ソファで算数ドリルをこなしながら20分待機したところで診察室に呼ばれた。
先生は服を捲ってじーっと診て「虫刺されかな」と一言。
「ダニですか?」と私が聞いたら
「ダニかは、わからないけど」と言葉を濁した。
「周りで流行っているものは、ある?」
「小学校ではないですが、幼稚園だと手足口病が…あとは…」
ふと、もしかしてと思い先生に尋ねた。
「先生、水ぼうそうってことはないですか?」
「それも考えましたが。今の時期、下火になってますからね、あまり聞かないし。服の中で蚊が暴れちゃったかな?」
そんな訳あるかい!と心の中でツッコミを入れたがそこは我慢した。
「とりあえず軟膏を塗っておきましょう」
「虫刺されでもこれから発疹が増えることもありますし、他の原因も考えれますので増えてきたら再受診を。」
診断は"とりあえず”虫刺され"で軟膏を処方してもらい、長女を再び小学校へ送迎した。
なんか増えてる?!
保健室から特に連絡はなく15時にいつものように下校してきた。
「大丈夫だった?先生なんて言ってた?今も痒い?」
「痒いけど、大丈夫。先生、病気なの?って聞くから痒かったって言っといた」「そしたら?」「良かったね」って言ってた。
ぐったりもしてないし、熱もない。でも何となく心配でその日の習い事は休ませることにした。
16時、腕をポリポリかきながらゲームをしていたので軟膏を塗ろうとしたら腕にも1カ所ポツポツがあった。おや??
服を捲ってみると朝より発疹が増えていた。虫刺され?いや、こんなに食われることある?後から増える虫刺されもあるって先生言ってたけど、これ本当に虫刺されか?蕁麻疹?溶連菌の時とは赤みが違うな。人食いバクテリアだったら怖いな。など、自分の記憶と知識を頼りに家事をこなしながら様子を見ていた。
次の日は土曜日。次女のMRワクチン接種予約日だった。
そうだそうだ、忘れてた〜!と急いで問診票の記入を始めた。問診4つ目に
『過去1ヶ月の間に自身または周辺で水痘、風疹の感染はありましたか?』
水痘(水ぼうそう)・・・。
もしこの発疹が水痘ならワクチン受けられないかもしれないな。
この問診票のおかげでようやく決心がつき、ワクチンを受ける予定の小児科へ、駆け込んだ。
小児科受診
金曜日の18時台は保育園帰りの乳児幼児が多い。
受付で発疹の相談をして、離れたところに隔離して待った。基本的に丈夫なうちの娘たち。2回目の来院は退屈そうでブーブー不満を垂らしていた。
待合室で看護師さんが視診してくれたが、足の裏もチェックしていたので手足口病も疑っていたのかなと思った。
小児科は何かとお世話になっているので信頼している先生。
朝からの事情を話している間に腹部と背中を診てもらうもやはり「虫刺され?」と一言。服を捲っている間に気づいたが、発疹が夕方の頃より2、3個増えている気がした。
「あ、お母さん、これ怪しいです。」
先生は脇腹の発疹の1カ所を指差して見せてくれた。
「ここ、水膨れになってます。これは怪しいですね、調べましょうか」
そこからは手早く感染対策を済ませて、検査をしてくれた。
10分くらい隔離室で長女とマイクラをして待っていると
看護師さんが来てコソコソ声で
「お母さん、やっぱり水痘でした・・・」と伝えられた。
あーやっぱり!それから看護師さんから出席停止になることと自宅の過ごし方について説明され、先生からは検査結果と処方箋をいただいた。
水痘ワクチン後の感染について
赤ちゃんを育てている方はご存知かもしれないが、水痘は、ワクチンを1歳を過ぎたらすぐに1回目、3ヶ月以上の間隔で2回目を接種する。本来であれば予防できるのだが、10%-15%の低い確率でワクチンを打っても感染はするらしい。そのほとんどは9歳以下の子どもであることが多い。ワクチン接種後の水痘は軽症で済むことが多く、接種していない場合は200個以上の水疱ができるがワクチン接種後の観戦では水泡は20箇所以下で抑えられるそうだ。
先生曰く「判断がとても難しいんですよ、お母さんよく気づきましたね」
とのことだったので、医療従事者でも見落としてしまうことはあるそうだ。
実際、一般人である私が目視で確認しても、どうみても虫刺されなのだ。
これはきっと同様に「虫刺され」だと思って放置して感染経路に関わっているお子様、あるいは帯状疱疹の大人は可能性として高いかもしれない。
たまに自然派のお母様に遭遇することがあり、そのお子様はワクチンを接種していない場合もある。
自分の子どもが痒がっている姿を見て親としてはどうしても周りを疑いの目で見てしまいがちだが、他人を価値観と身体を変えることはできない。
そのためにも自分たちで死守していかなければならない、とつくづく思った。
何はともあれ、次女の問診票がなければ私もスルーしていた。
次女、goodjobであった。
季節の変わり目、様々な病気が流行り始める時期ですね。
皆様もお身体どうぞお気をつけてください。