ヨガを初めて変わったこと(2)

前回「自分に自信がついた。」について書いた。

今日は、2つめ。
マッサージや整体に行きたいと思わなくなった。
デスクワークで肩が凝ったり、立ち仕事で足腰が痛くなったりしたら、マッサージや整体に駆け込んでいたんだけれど、自分で伸ばしたりほぐしたりすればいいじゃないかということになった。
そういえば、お店にお願いしていたときは痛すぎたとか、ちょっと場所が違うと言い出せなかったとか、余計な一言を言われたりとか、そんなこともあった。よほど合う方じゃないと、

ヨガは、クラスに参加する場合はどんなポーズをどんな順番にやるかは先生次第だけれど、肩甲骨まわりをほぐす等の特定のテーマがあったとしてもある程度は全身満遍なく使うようになっているので、全身のバランスが整う。肩こりばかり気になっていたけど、実は脚も痛いなぁ等と発見もある。
先生の言われた通りに体を動かしていきながら、どの角度までどうするかは各自の判断に任されている。何もペタンと開脚したり前屈したり完成「形」を目指すのではない。
「自分の体と相談しながら、イタ気持ちいいなぁ、ゆっくり呼吸ができるなぁと感じる位置を見つけましょう」と言われ続ければ、どうだい?私の体さん?と内観する癖がつき、気づくことができるようになった。
隣の人のベストポジションと私のそれは異なるから、「うわぁ隣の人やわらかいなぁ」と思っても、次第に気にならなくなった。

そんなわけで、まず痛みや凝りに「気づくこと」が第一段階で、何かしらのメンテナンスを行うのが第二段階だが、ヨガの経験が深まると、どちらも素早くなる。腰が張ってるなぁと気づけば、夜遅くだって、出かける準備をしなくたって、布団の上でだって、適切なケアをする方法が思いつく。

平日どんどん体がしんどくなって、土曜にマッサージに駆け込むよりも、1日5分でも10分でもケアができるほうがよいし、さらに言うと、だんだんと体の使い方が変わってきたように思うから、しんどくなること自体が減った。



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