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Photo by
dir_toji
暮らしの棚卸しをちょこっとずつ
相手にどう思われるか、
相手に嫌われないようにするにはどうするか、
いつでも良い人であろうとして、万人に気に入られようと頑張っていた。
私が意見を言って、もし相手と衝突したら?お互い気分が悪くなるだろうし、揉めるのも面倒だ。
それなら最初から相手に合わせて、円満に事を終わらせよう。
相手に合わせることは苦ではないし、元々発言することが得意ではないし。
この生き方でいいじゃない。
そうやって一見、人当たりの良い人として生きてきたのだ。
しかし、ここに来て問題にぶち当たってしまった。
ある時、
「エラはなんで〇〇が好きなの?」
「エラはどんな料理をよく作る?」
「エラはなんでその仕事を選んだの?」
質問をされて、言葉が出てこなかった。
「えーっと、なんでだろう、、、。」
就活でも転職の時も面接の練習をたくさんしてきたはずなのに、なにも答えられない。
頭の中では答えがあるはずなのに言葉にできない。
そうだ。
今まで人に合わせることを第一に生きてきたせいで、自分の意見を発言するという苦手なことを避けてきたせいで、
気が付いたら「あれ?私の気持ちはどこ?私ってなに?」状態になってしまったのだ。
自分を見捨てて毎日毎日何年も過ごしてしまった。
私のことは私が1番大切にしなきゃいけないのに、
なんて可哀想なことをしたんだ。
私ごめん!
変わりたい。
いきなり誰に対しても物怖じせず発言するなんてことはできそうもないから、まず気持ちを文字に起こしていこう。
私は今何を感じているか。
私は今何を考えているか。
ちょっとずつ棚卸ししていこう。