四十歳、どんな景色が見える?参加者が過去と未来を語るーイベントレポート
ハタチから20年が過ぎ、私たちの“現在地”はどうなってる?
ジャスト四十歳の人たちが集まり、「これまで」を振り返り、「これから」の展望を語り合う会「四十歳のつどい」を開きました。
春分の日(祝日)前夜、3月19日(火)の19:00。
集合場所は、愛媛県松山市に長く住む市民もあまり足を踏み入れないエリアにある「Office ONE」。
会場となった「Office ONE」が立地するのは、“アジアンリゾート”のような雰囲気の別荘が立ち並ぶ地域。とある訪問者は「まるで秘密基地みたいだね」と形容しました。
そんなOffice ONEで開催したのが“40”を軸にしたイベント「四十歳のつどい」です。
このイベントを告知した際、海外からも「行きたい!」と問い合わせがあったほど。アメリカやマレーシアからの参加は叶わなかったですが、当日は愛媛県内外の申し込みがありました。
20代で考えたこと、30代で気づいたこと、そして「今」
成人式からさらに20年が経過し、本当の意味でオトナになった四十歳の私たちは、未熟な部分もある、まだまだ挑戦したいこともある、でも将来のこともちょっと考えちゃう。
この企画では、事前に「ひとり5分で人生の振り返り&展望プレゼン」をするよう依頼をしており、当日はパワポで資料を作ってくる人、ハタチの頃の写真を持ってくる人など、さまざまでした。
“5分で語る”なんて全然叶わず、あるひとりは30分以上もノンストップで語り続けるほど!笑
とはいえ、聞いてる方も「そのとき、どう感じた?」「あの時の決断について、今どう思う?」と、深追いして聞いていき、「私だったらこう考えるかも」「今だったらどんな行動する?」といった対話が生まれ、有意義なディスカッションが行われました。
転職のキッカケは?フリーランスと起業、どっちがいい?
全員が共通するテーマとして、「今、どんな仕事をしているか」「どんな仕事にやりがいを感じるか」というものがありました。
転職経験者が多く、どんなタイミングで決断をしたのか。一方で転職していない同期がどんな人生を送っているのか。
はたまた、会社員として働くことと、業務委託のようなフリーランスとしてジョブ型で働くこと、起業すること・・など、「四十歳」から見える社会や仕事のあり方、人生における仕事の比重について語り、とても盛り上がりました。
四十歳にもなると、やっぱり重視する項目は全然違いますね。
いろんな価値観に触れ、「多様性」の本質についても語り合いました。
他人の人生を追体験した感覚が得られ、ものすごくエキサイティングな時間でした。
「40」にまつわるお酒を飲んだり、料理を食べながら盛り上がり、気づいた頃には24時を越えていました。
健康の話や、仕事に対するやりがい、お金と幸せのバランス、AIとの共存・・などなど話は尽きず、参加者からは「四十歳、なかなか良いな」「同級生でまた集まりたいね」という感想が出てきました。
愛媛県松山市、リゾートエリアにあるOffice ONE
ふだんバーチャル空間で仕事をするメンバーが多い、株式会社洒落の「リアルオフィス」。空港や港から近く、海がのぞめる「リゾートオフィス」は、愛媛のあたたかく爽やかな空気を感じながら、仕事をするのにぴったりです。
Office ONEは、洒落代表の豊田が会社の創業を考えていた際に、愛媛県松山市で生まれ育った知人から「昔住んでいたマンションが15年ほど空き家になっていて、使ってほしい」と相談されたことからスタートした空間です。
人が住まず、ボロボロになってしまった空き家を何度か視察に訪れ、松山空港からも、観光港や三津浜港からも近く、それなのに地元の人にもあまり知られていない秘密基地のようなこの空間をとても気に入り、この場所で、法人登記することに決めました。
2023年3月、室内をリノベーションし、Office ONEとして生まれ変わりました。
これまで「本づくりを行うためのコミュニティ形成」のKickOffイベントを開催したり、クリエイターをつないだ動画の企画会議、子どもたちを集めた壁塗りワークショップ、などなど実施してきました。
みなさま、気軽に遊びに来てください!
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