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看護師が声を大にして伝えたいこと(怒りレベルMAX)

 お疲れ様です。ここ数日はホルモンバランスの影響で塞ぎがちな私ですが、今回の記事は熱量高めです。


 また仕事の愚痴で申し訳ないのですが、最近職場で本当に酷いなという患者対応を立て続けに目にしています。主にがん患者さんに対する苦痛のコントロールに関することです。患者さんが「苦しい」「痛い」と言っているのに所長や主治医はまともに取り合っていません。医療用麻薬の調節がいくら何でもテキトーすぎます。どうせもうすぐ亡くなるからか、すっかり興味を失っているようです。私はそのたび所長に「流石にアレじゃないですか…?」と提言していますが「そうだよねぇ〜」と流されて終わりです。

 それでいて、この前の飲み会で院長が「いかに自分たちは素晴らしい医療を提供し地域に貢献しているか」を声高に述べていました。不意に湧き上がる殺意、、

SHUT THE F◯CK UP !!
(黙りやがれ、ク◯野郎!!)

 すみません。つい取り乱してしまいました。可能なら病院の名前をここに晒したいくらいですが流石にそれはできないので、皆様に声を大にして伝えたいです。


信用できない医療機関とはキッパリ縁を切ってください。


 お医者さんに悪いから、せっかく診てもらっているから、と不満があるのに我慢していませんか?嫌な気持ちにさせられたのなら無理に通い続ける必要はありません。

 医療者と患者さんは対等な立場にあります。あなたは決して”まな板の上の鯉”ではありませんよ!もちろん専門知識については情報を得る必要がありますが、医療チームにおける主役は患者さんです。そして患者さんには”セカンドオピニオン”といって別の医療機関にかかり、違う医師の見解を聞く権利があります。医者の顔色なんて伺う必要は微塵もありません。あなたの人生は有限ですから、そんな無駄なことに時間を費やさないでください。

 医療者にとってがん患者さんと接することやお看取りというのは珍しいことではありません。むしろ日常茶飯事です。でも患者さんにとっては一生に一度あるかないかの大イベントですよね。そのまま人生のフィナーレに直結することもあります。

 信頼関係もろくに築けないようなレベルの低い医療者に、あなたや家族の大切な命を預けてはいけません。

 いつも言っていますが、日々を重ねて人生を歩むことは決して簡単なことではありません。全て投げ出したい、消えてしまいたいと思う瞬間をいくつも乗り越えてきたから今のあなたがあります。病に侵されたとき、特に旅立ちがすぐ側まで迫っているとき、あなたやご家族は可能な限り安楽な状態にあるべきだと思います。ここまで頑張ってこられたのだから、最期くらい、ありとあらゆる苦痛や恐怖から解放されて良いのです。そして医療者はそのために出来うる全てのことをするべきだと考えています。

 来月には次の職場についておおよそ決まる予定です。志が高く、それでいて心が温かい仲間と出会えることを期待しています。

 感情的になってしまい申し訳ありません。少し疲れているようですね。引きこもりたい欲がすごいです(_ _)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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