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【#02パン工房ぐるぐる】那珂市で発見!地域の働き方

取材型インターンシップ「ひきだし」では、茨城県那珂市にある中小企業5社と那珂市役所、合計23名の社会人に取材をさせていただきました!
#02では、パン工房ぐるぐる(株式会社ぐるぐる)の社長と3名の働く方へのインタビューを掲載します。

パン工房ぐるぐる

「パンで人をどれだけ幸せにできるか」を信念に、お客様を笑顔にするパンを製造。地元食材の奥久慈卵を使ったとろ〜りクリームパンは絶品!

会社情報

食べる人を笑顔に、幸せにできるパンをつくることを信条とする、まちの幸せパン屋さん。
那珂本店、ひたちなか店の他、水戸市にla maison du pain KURIHARAを構える。

株式会社ぐるぐる
■主な業務|パン・菓子の製造および販売
■住所|那珂市菅谷5360-1
■設立|2011年
■従業員数|57名


社長インタビュー:栗原淳平さん 代表取締役・オーナーシェフ

<プロフィール>
経営全般と商品開発、新規事業開発を担当。学生時代は「社会に出た後遊びたくならないように」と遊びとダンスに熱中していました。

愛と力と志と感謝でおいしいパンを届けます!

Q 経営者としての、パン作りへの想いを教えてください
2011年の開業以来、店舗での販売や卸などを続けてきました。パンの売り上げは、パンで幸せになった人の数を表す数字。これからもお客様に幸せをお届けし続けます。

Q 店舗名やロゴに込めた想いを教えてください
幅広い世代から読んでもらえるよう「ぐるぐる」と名づけました。そしてロゴは、原料からパンを作り販売し食べる渦の中心にある「人」を一番大切にすることを表しています。

Q 経営者として事業をやりきるために大切にしていることは?
時期や数字など具体的な目標を定め、目標達成に向けた短期・中期・長期目標を決めて、それを達成するためのTODOを、毎日確認しながらきちんとやり切ることが大切です。

Q 開業前の修行先は、どのような視点で選びましたか?
専門学校卒業後は、「お客様への価値提供に厳しいパン屋」を選んで就職しました。ハードな現場でしたが、お客様の幸せを追求している会社だからこそ、学びは多かったです。


社員インタビュー①:秋山愛河さん 那珂本店 店長

<プロフィール>
入社6年目。店長としてマネジメントやパンの製造を担当。個人で自分の焼き菓子ブランドを運営し、独立を目指しています。

パンづくりを通してお客様もスタッフも幸せに

Q 店長になったきっかけを教えてください
将来は、焼き菓子のお店を持ちたいと考えています。そんな目標がある中、社長から店長昇進へのお話を頂き「独立するときの勉強になるはず」と思いお引き受けしました。

Q 店長とはどんな役割の仕事ですか?
「お客様の幸せ」を実現するために、売上や仕事の優先順位を考えていきます。パンの製造量や品質管理はもちろん、現場に配置する人員やモチベーションの管理も重要ですね。

Q 仕事で大切にしていることは何ですか?
パンを通して人を幸せにすることが、自分のモチベーション。お客様の幸せはもちろんですが、店舗で働くスタッフの幸せにも貢献できるように、店長として取り組みたいです。


社員インタビュー②:永田律子さん 販売リーダー

<プロフィール>
入社2年目。当社では毎月3~4種類の新商品が生み出されています。気になるときはぜひ販売スタッフに聞いてみてください!

お客様とのコミュニケーションは親切かつ上品に

Q 普段はどんなお仕事をされていますか?
メインの仕事は、レジ業務や接客。接客では、焼きたて時間のお伝えや、新商品のご説明も行います。ご説明時は、お客様の世代に合わせた分かりやすい伝え方を心がけています。

Q 良いお店にするために、どんなことを心がけていますか?
店舗で実際にパンやお客様と接する中での気づきも多いので、現場から上司への「こうするともっと良くなるはず」という提案も、より良いお店作りに繋がっていくと思います。

Q 良い接客のために大切にしていることは?
砕けた敬語にならないよう、言葉遣いに気を付けながら丁寧で上品な雰囲気を心がけています。一方で、常連のお客様には、親しみを感じていただけるようにも意識しています。



社員インタビュー③:福原旭さん リーダー見習い(職位主任)

<プロフィール>
入社1年目。今はパン製造に従事していますが、店舗を率いるリーダー見習いとして幅広く勉強中。カヌレづくりにはまっています。

独立目指して修行中
パティシエ出身のリーダー候補!

Q この会社を選んだきっかけは何ですか?
以前は多店舗のパティシエでしたが、パン工房ぐるぐるのクリームパンに感動したことと、将来独立するための勉強をしたいという思いで、学びの環境のある当社に入社しました。

Q 入社1年目で大切にした方が良いことはありますか?
目標だけに気をとられていると、目の前の仕事がおろそかになりがち。だからこそ私自身も、現場では効率的に作業しおいしいパンを作れるよう、常に考えながら動いています。

Q 仕事で「メモをすること」は大切ですか?
メモを取ることは本当に大切。メモを取り整理することで、仕事の流れが掴みやすくなり、作業を覚えるスピードも上がります。そしてその分、会社からも信頼を得られます。



学生記者の感想:荒川愛莉さん

自分を信じて、決めたことをやり切ることで自信がつくという、社長の熱いお話がとても心に響きました。また、社員さんのお話では、好きなことを仕事にすることのやりがいを聞くことができました。趣味を仕事にするという選択について知ることができ、将来の参考になりました。


学生記者の感想:小島弘也さん

代表取締役・オーナーシェフの栗原さんの明るく前向きな人柄が印象的でした。栗原さんは決めたことをやり切る姿勢で、パン作りの世界大会への出場まで成し遂げています。その考えは社風にも反映されており、やる気さえあればパン工房ぐるぐるで働けるというお話も素敵でした!


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