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虫歯の治療と学習は似ています。
苦手や弱点を克服するための学習は虫歯の治療と似ています。
それは「遅くなれば遅くなるほど痛く苦しくなる」からです。
虫歯を放置して酷くなって我慢できなくなるぐらい痛くなったことってありますか?
あまり酷くなると神経を抜かなければならないですよね。
私(反保)が初めて神経を抜いたのは恐らく中学生の頃でした。
今でもその体験が強烈に印象に残っています。
針のようなものを患部に刺されて、神経を絡めとって引っ張り出されるたびに「もう神経は抜きたくない」と思ったものです。
唐突ですが、苦手や弱点を克服するための学習も虫歯の治療と同じだ、と私は思うわけです。
もちろん中学生であれば、中間テスト、期末テスト、実力テストなどと受験までに何度もチェックするタイミングがあるでしょう。
「点数が思うように取れない」のに、何も対策をしないのは「虫歯を放置している」のと同じです。
放置していけば「虫歯の神経を抜く」くらいの「楽ではない学習」をする必要が出てきます。
しかも放置していた期間が長ければ長いほど学習は辛くなってきます。
だとしたら、どうすればいいと思いますか。
何かしなければ何も変わりません。
まずは対策を考えましょう。
中学生の場合、テストの点数という形で明らかになります。
準備ができる試験であれば、どのよう準備をして結果どうだったのかを振り返ってみましょう。
やり方が悪かったとすぐに分かる場合(例えば、準備期間が短すぎた)には、やり方を直せばいいのです。
受験まで相当期間がある場合には、いろいろ試して自分に合う学習スタイルを見つけてみてもいいでしょう。
でも、中にはいろいろな努力をしているのに、なかなか成績が上がらないという人もいるかもしれません。
あるいは受験まで時間がないとか、試行錯誤している余裕がない人もいるでしょう。
そういう場合にはどうしたらいいのでしょうか。
まずは、友達や先生に相談してみたらどうでしょうか?
かなり前の話ですが「いつやる?今でしょう」の林修先生が、あるテレビ番組でいいお話をされていましたので紹介します。
もし、あの林修先生が「アイドルになりたくて必死にダンスの練習をしていたとしたら」みなさんはどう思いますか?
きっとみなさんは「努力の方向が間違っている」と思いますよね。
(林先生ご自身も「努力の方向が間違っている」とお話されていましたので、失礼ではないとは思います)
この例は非常に極端ですが、学習についても「努力の方向が間違っている」ケースは決して少なくないはずです。
林先生もおっしゃっていましたが自分では「努力の方向が間違っている」のは、なかなか気がつかないそうです。
その場合には、「他の人に指摘してもらった方がよいのでは?」とのことでした。
学習方法で問題が発生していたら、放置は禁物です。
虫歯と同様、放置していて改善することはありません。
まずは、自分で対策を考えて実行してみましょう。
その上で自分の考えた取り組みや対策が「イマイチだな」と思うのであれば、周りの人に相談してみましょう。
いいアイデアがあれば取り入れましょう。
自分のモノにしてしまえばいいのです。
強引なまとめですが「虫歯も学習も同じ」です。
早めの「ケア」が大事なのですよ。