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はじめまして。生活産業研究所です

note初投稿となります。生活産業研究所です。

社名を聞くと何をしている研究所なのか、会社なのか想像が出来ないかもしれませんが、
「天空率の生活産業」
「ADSの生活産業研究所」

と聞くと、建築士または建築、設計に関わっている方なら、あ!っと思ってくださるかもしれません。

生活産業研究所は、建築法規に関わるソフトウェアを開発・販売している会社です。
主に、建物の企画設計段階にて必要となる「建築基準法集団規定高さ制限解析システム ADS」を販売しております。

難しそうな堅苦しい言葉に挟まれておりますが、建物をプランニングする際に、
建築基準法においてどれくらいまで建てられるか
・この土地が持つ有効的な容積算出 等、
面倒な解析が、パッとできるツールを開発しております。


2024年で設立40周年

システム開発としての弊社の歴史は意外と古く、今年2024年は設立40周年を迎えます。

40年前の設計は、まだドラフターやT定規といった紙に設計図を描いていた時代。そんな時代に、弊社代表の石川は、建築士としての自身の失敗から日照計算システムの開発を思いつきました。
失敗学なんて言葉をこの頃耳にしますが、まさに弊社は失敗学が原点だったようです….。人生何が起こるかわかりませんね。
どんな失敗だったか気になりますね。


天空率解析専用システムの開発へ

その後PCで図面を描く2次元CADの時代が長く続き、建築法規の集団規定も、斜線制限の様な「仕様規定」から、日影規制、そして天空率に代表される「性能規定」へと移行していきました。

特に2003年に施行された『天空率制度』は、これまでの敷地と周辺の道路環境によって一律に建物形態が決まっていたものを、天空率と言う新しい物差しで然るべき性能を満たせば形態は問わないという、これまでの基準法では考えられない設計の自由度が与えられました。
一級建築士でもある石川は、この制度改革に大きな可能性を持ち、弊社は天空率解析システムの開発に着手します。

設計の自由度が上がる天空率制度

これまでの斜線制限は、敷地形状と道路条件によって建物の制限がイメージしやすく、設計者にとって馴れ親しんだものでした。一方、この『天空率制度』は、これまでの設計プロセスとは異なる作業が必要となる為、やや難しい部分もありますが、計り知れない設計の自由度をもたらします。
建築士としての経験も持つ石川は、この制度はプランニングを確実に自由にする!と確信したと語ります。


天空率なら生活産業研究所

そして天空率機能を搭載し進化した「建築基準法集団規定高さ制限解析システム ADS-win」は、企画設計では欠かせないツールとして多くの設計者の方々にご利用いただいております。

2010年にはBIMアドオンシステム「ADS-BT」シリーズも販売を開始し、Archicad、Revit、Vectorworksといった代表されるそれぞれのBIM上で解析可能なシステムも開発。
今では、弊社のキャッチコピーとなっている「天空率なら生活産業研究所」と言われるようになりました。

設計に携わる方々に限らず、家づくりを考えている皆さまにも、より自由で理想的なプランニングの実現をお手伝いできればと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。


天空率なら生活産業研究所


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