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ぐつぐつと。

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ぐつぐつと。

最近の記事

時を操る、祈る。

リバイバル上映していた「リバー、流れないでよ」を観た。下北沢トリウッドという小さな箱に、私と、おじ様が1人。ほぼ貸切。 そういえば、私がヨーロッパ企画作品を初めて観たのも下北沢だった。 本多劇場、知り合いに連れて行ってもらった舞台「来てけつかるべき新世界」の東京楽日。SF作品であるものの、声を出して笑うくらいユーモアに溢れていて本当に面白かった。 ("面白い"という言葉はいかにも在り来りだが、私の語彙力ではこれが限界なので悪しからず。) 「リバー、流れないでよ」 京都の老

    • 好きは忘れない。

      「好き」はずっと変わらない、おそらく。 高校3年のときに見つけた「東京の生活史」。 惹かれる気持ちと、1000ページ超えというハードルの高さ。なんとなく「時期尚早かも」という気持ちのまま読まずに3年が経った。 この本の存在すらをすっかり忘れかけていた先月、職場の本棚にたまたまこの本がいて思い出した。 大学のレポートを提出し終えて少し余裕が生まれた今、きっと今なんだと思って手に取った。 今日読み始めたばかりだけど、良かった。 その延長でもうひとつ思い出したこと。 中学時

      • 見えない線の先。

        はじまりは、一瞬の、素敵なときめき。 どうしようもなく愛おしいのにどうすることもできない時間。 ざわざわして、気を抜いたらこのときめきは不安に姿を変えるかもしれない。 もう既に、夏になる前に。

        • フラワームーン。

          すっかりご無沙汰になってしまった。 21歳になる直前に始めたnoteをなんにも更新してなかったのを思い出した。最近の話。 最近、すぐ泣く。悲しくなって、怖くなって、孤独になって、涙が出る。するとすぐに、外から車が走る音や小学生の声なんかが聞こえて、涙が引っ込む。他にもいるじゃん、人間。と思う。 今日はフラワームーンで、綺麗だなんだと言われているが、実に辛い数日間。 満月前症候群、気圧は1010hPaからどんどん下がる。頭痛、倦怠感、夜の不眠と日中の睡魔。なんなんだ本当に、

          日々の食べ残し。

          あと1か月で20歳が終わる。 終わりが近づくと抗いたくなる、わたしの性。 noteを始めたのも、「何か始めなければ」という一種の脅迫のような気持ちに駆られたから。 プランも構想も何もない。このnoteも、人生も。 毎日抗って、思考して、時たま流されて、日々を残す。そんな話。

          日々の食べ残し。