お弁当屋が『グランメゾンパリ』も見たら、背筋が伸びた。
Threadsから急に飛んできたこの文章。
私は、お弁当屋なのでこれは見にいく必要があるな。と思い行ってきました。
食事を最高の時間に!
『食事』が関連してくるドラマや映画は、見たことのない料理や新しい発想、専門的な知識が専門的に盛り込まれたりするのでとてもとても楽しい。
美しく、食べたいと思わせてもらえるお料理が出てきたので幸せな気持ちにさせてもらいました。
飲食店は、ご提供したものを最高の温度や空間で召し上がっていただく。
おそうざい製造業は、お客様が召し上がる場所を決めます。
弁当屋はなんというか・・・じれったい世界でもあるのです。
いつもいつも書いていますが、すぐ食べて欲しい。けど、それができない仕事。
店長のパスタは冷めても美味しいけど、添え物の役割でしか登場しないのは店長曰く「冷めたらあまりおいしくないでしょ」というこだわりでもあると思うのです。
そもそも飲食業でお仕事をしていた方からしたら、うぅー!!ってなるんですよね。2年やっても店長がよくつぶやいてる。
今の時代、あちこちでテイクアウトOK!の看板が出てますが・・・・本当は「今ここで食べていって欲しい!」のだろうとおもいます。
で、わたしたちのお弁当お惣菜は、完全に『持ち帰り』ですね。
だからこそ、さめても美味しいを想定して作っています。
あつあつでたべたらおいしいに決まってる。でも、冷めた状態でどうなのか?時間がたったときにどうなのか??をいつも気にしています。
そのお料理をお家であたためたり、そのまま、自分の好きな場所ですきなものとたばれる。メインはあるけど、副菜になったりとお料理のポジションは、購入されたお客さま次第。結果は、見えないのです。またきてくれるかどうか??
またきてくれるのかどうか?それが答え。
そして、料理をつくっている方は『食事の時間を最高の時間に!』と思っているのです。
グランメンゾンパリでも丁寧にお食事するシーンが撮られていましたが、食事って『食』を五感で堪能する時間なのです。
それがフレンチともなってくると、最高級。お客様が口にいれて、食事を楽しく幸せになってもらうその一口にすべてがかかっているんだな。っていうのを、映画をみてとても感じることができまあした。
これからも手間をかけていく
たくさんのお料理が世の中には、あふれています。
そして、『手間』のかけかたはお店次第。
手間がかかってるかどうか??は、みればわかる。食べればわかります。
あらかじめカットされたお野菜を仕入れている。
粉末の調味料をつかってる。
作られたものを仕入れている。
それでも、十分お店は出来るのですが『手間』にこだわりは宿るのでしょう。
日本酒の会におつまみ惣菜をお届けした際。当店をリピートしてくる理由は、
「どれもちゃんと手作りだから」でした。
わかる方にはちゃんとわかるのです。そういう方の喜びにこれからも答えられるように、こちらも『手間』を惜しまず掛けていこうと改めて思わせてもらいました。
なんじゃこりゃ!と思うお料理が食べてたい
わたしは、フレンチのコースを食べにいった記憶がないのです。
今回映画に出てきたお料理は、味の想像がつかないものばかり。
うわぁ!!何これー!!天才だー!
と身悶えするお料理が食べたい。世界には、美味しいものが溢れています。
もっと、新しい味覚に出会っていきたいと思いました。
料理って素敵な世界。
食事って素晴らしい時間です。
今日から通常営業。
お食事をご提供するものとして、ピリッとさせてもらいました。
そして、より楽しみになりました。
新しい朝は希望の朝。
今日もすばらしい1日へいってらっしゃーい。
またあした!