炉が開いたよ~ 茶道オンシーズン
さて先日11/7はうちのお稽古場では炉のお稽古はじめ、炉開きでした。
茶道のオンシーズン~炉~開始!
~おめでとうございます~
お茶の世界では【炉】⇒冬がオンシーズンです。
夏の間は暑いので【風炉】という分福茶釜を使うのですが
その間、【炉】は畳の中に閉じられて(要は畳で塞がれて)います。
炉開きとはそんな【炉】に切り替えること
でもそれでは年に2回お祝いするか?といえばそんなことはありません。
炉開きは、その年に摘んだ壺の中で発酵させていた新茶ができあがるタイミングですので、茶道で大切な「お茶」の「新物」を喜ぶ、
まさにそんなタイミング!
「おめでとうございます」のご挨拶が飛び交います。
炉開きは亥の子の日にする???
なお、陰陽五行という説があるのですが、
炉開きは
亥の月(11月)の亥の日(今年は11日、年によって変わる)に
炉を開く(夏の風炉から冬の炉に変える)のが本来の流れです。
これは「亥」がこの陰陽五行では
「木・火・土・金・水(もっかどごんすい)」の性質の
「水」の性質を持ち、陰陽でいうと「陰」の性質をもつ
すなわち「火」を使うところなので、
この日から使い始めることで火事にならないように
またそれに重ねて、亥は多産⇒子孫繁栄を願う意味もあります
(一般的には11月のお稽古始めから炉に切り替えるのが多いのではないかと思います。)
本日の軸は 「関 東西南北活路通」
こんな具合で、炉開きというと
茶人にはもろもろのイベントがあります。
(炉開きの茶事を開くというのが一番正式でしょうね)
炉開きの日独特な習わしというと、
このタイミングだけ使う「関」
本日の軸は「関 東西南北活路通」でしたが
関所(=大変なこと)をクリアすると
どこでもいけるようになるよ~です。
改めて、なんだか勇気をもらいました。
ちなみに茶事なんかでは結界の役割をする関守石を置いたりして
「ここから入らないでね」の意味にしたりします。
茶室で遊ぼう1周年!今後の予定です
おかげさまで茶室で遊ぼうはまる1年になりました。
ありがとうございます。
次回の茶室で遊ぼうは
11月28日(日)12月26日(日)1月23日(日)です。
ぜひお越しやす。
一番のおすすめは猛烈に忙しく感じる12月26日(日)
忙しいのに!って思いませんか?
そういうときほど茶室の強制リセット力を強く体感できます。
終わったあとの穏やかな気持ち・・・
ぜひお越しくださいませ。
⇒申込フォームはこちらです♪
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会場はこちら
https://note.com/enter_o/n/nd6c4fa5d60c7
茶室で遊ぶ会のドレスコードなど(特にないけど不安な方へ)
https://note.com/enter_o/n/n31a88a9e5e4b