裏千家茶の湯~day1割り稽古 帛紗day2,3 風炉と炉、敷板
稽古方法はいろいろありますが、まず先生が大事にしていた
裏千家茶の湯(まさかの昭和46年10月初版、元ネタはそれより遡り昭和37年12月とのこと)という本を少しずつ、日々読んでいくことから始めて、notoに学びを記録しよかと思っています。
day1,1/1は前書きとp16,17割稽古、
稽古に必要な携行品(帛紗ばさみ、古帛紗、懐紙、ようじ、扇子)
よく正方形の形🟧に見られがちな帛紗は
縦28センチ、横27センチの寸法とのこと!
(最初正方形なのに綺麗に折ってるのに合わないと思いがち)
横にわさがあり(これキーになります)、
表裏毛抜き合わせで縫ってるとのこと。
着物にどう懐中するか?どう見えるか?を記載されています。
day2,1/2はp18,19より稽古に必要な諸道具、
風炉と炉の区別、関連
風炉(いわゆる分福茶釜のこと)について
風炉がベースとなったと聞いていたが、なるほど、
炉は日常生活で使っていたものを点前として取り入れたとのこと。
生活様式が変わってしまっているので全く気づいてなかったがこのへんが茶道の進化(決して凄いことばかりでなく、日常をリスペクトしての巻き込み力があって進化していることが読める)なんだろうなぁ。
今の生活から今後何が巻き込まれるんだろうなぁ?と楽しみです。
day3、風炉と敷板について
p63~65に続いているのでそちらも。
かたちや素材(土、唐金、鉄→鉄が扱いやすいとなっとる!)
風炉の形と灰の形が書いてあったり…
このへんは複数の道具を理解してなければ…
灰に関する心得がなければ本当に…全くわからんだろうなぁ…
(先生のところで稽古し、青年部で灰の稽古をしておいてよかった)
敷板については搔き合わせはどう使うんだろうなぁ…と
思っていたので助かります。
カタチと用途の違い、など、
わずか数ページなのにたくさんの情報がある…
炉と炉縁について
炉の寸法が定められたのが利休の時代!!!そんなに前?
炉縁は塗り物、生地物(4畳半以下か台目に限られる)
塗は4畳半以上の広間、搔き合わせに限り広間、小間両用。
なかなか4畳半より小さい茶室で作業しないので、
小間などの理解も深まりました。
これぞ昭和の情報だなぁ…と感心しました。
ゆるゆると学びます(時間かけていきます)