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家の中に聖なるスペースを定める。弁天祈願のご感想その21。
なんとも寒い日が続いてます。
地蔵会の行事も27日に終了、
28日はお不動さまのご供養も行いましたが
なんとも色々とかじかむ日々です。
施主さまにも、酷寒の中おつとめありがとうございました。
でも、冷たい空気は集中力が増すような
気もしますのでいいような悪いような。
もうちょっと緩んでほしいですけどねえ。
![](https://assets.st-note.com/img/1675000068432-F1EDEY9Gbh.jpg?width=1200)
高野山の積雪は60センチを超えてるそうですよ…!
弁天祈願のご感想いただきました。
ありがとうございます!
祥鈴庵圓珠さま
◯◯です。
ご連絡有難うございます。
この度は、弁天様への御祈願、
そして施餓鬼のご供養、有難うございました。
私も、昨日9時すぎに御祈願いたしました。
普段仏様をお祀りする場所をつくっておりませんが、
昨年来の弁天様への御祈願にあたり
ご供養の品々を置く場所が固定化し、
そこに対してお祈りするようになりました。
実家には仏壇がありますが、
一人暮らしのマンションにはそういうものはなく、、
でも、なんというか、
家の中に聖なるスペースを定めるというのは
結構重要なのかも、
と思いました。
それから、弁天様からのお言付けも有難うございます。
折に触れて、行ってみます。
社会的役割が昨年から一段上がったので、
意識も一段広げていきたいです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
瞑想とかをやってみたことのある方は
覚えがあるかと思いますけど、
自分の意識を集中させるというのは
案外難しいものです。
すぐに自分の意識はふらふらと
違うところに動いていきます。
それを防ぐために呼吸に集中したり、
数を数えたりするという方法を
初心者の時には習います。
お祈りをする時も同じです。
集中するのを手助けするために
そのための場所を作ったり、
同じ手順を行うということが
推奨されます。
もちろん、静かで落ち着いて
清潔な場所ということも大事なのですが、
そこに座るとそういうモードになる、
という場所を設定することにも意味があるわけです。
家の中に聖なる場所を作るというのは、
ご自分のお家を肉体的・生理的な部分を
休ませるだけの場所ではなく、
日常的で三次元的なものを超えたものと繋がって
魂や心や精神を休ませる場所にもすること。
人間は肉体だけでも、精神だけでも、魂だけでも
十分に人間であることはできません。
さまざまなレイヤーの自分という存在が積み重なって
今ここに生きている自分という人間がいるわけです。
私たちは日常の生活に忙しくて
心や魂や精神の糧となり休息となる時間を
作ることを忘れがちです。
身体を休ませる必要があるなら、
心や魂にも休息が必要です。
祈りの時間というのは実は、
休息の時間でもあるのですね。
そしてそれは、自分が一人の人間になれる時間。
本当の意味で一人になれたら
その瞬間が心に神仏が降りて来られる時です。
降りて来られるのではなく、
心の中に現れ出すというのが
正確かもしれません。
自身の内なる智慧、
自身の内なる神仏、
自身の内側にある素晴らしいものが
現れだすのにふさわしい
そういう場所を持ってください。
私たちはどこにでも
神の斎場や仏の浄土を作れることに
気付けるかもしれません。