SONG OF CLIMBING(山岳の歌)。
国分寺高校山岳部には“幻の部歌”「SONG OF CLIMBING(山岳の歌)」があることをご存知でしょうか。
この“幻の部歌”は優れた楽才のdemons(22回生)が作詞・作曲し、自身により演奏・歌唱された楽曲です。“幻”なのはこの楽曲を聴いたことがあるのがおそらく22回生〜24回生の範囲に限られるからですが、22回生、23回生には大変評判が良く、一年生ながら部長になったばかりのKota(23回生)は特にこの曲が気に入り、「これを山岳部の部歌にしよう!」と発案したのでした。その後、思いあまって木もれび陽祭合唱祭の有志合唱で歌う企画まで持ち上がったのです(実際は頓挫した)。
その後、代替わりが進んだこと、またこの楽曲の志向性が“歌う”より“聴く”方にあり、山岳部のテーマソング的要素が強かったことから、部歌としては継承されませんでした。
登山・山岳部には、「アルプス一万尺」や「雪山讃歌」、「ライダース・イン・ザ・スカイ」、「山賊の歌」、「スキーの歌」など“山の歌”を歌う近代的な文化があります。その多くはヨーロッパ民謡や日本唱歌を根源とするフォーク・ソング的な歌が多い中、この「SONG OF CLIMBING」の最大の特徴はキーボード打ち込みによる複雑なサウンドに、ちょっと面白い歌詞のボーカルを合わせたマジメな“ロック”であること。
ロック・ミュージックの部歌もしくはテーマソングを持っている部活なんてあるでしょうか。もうこれだけで聴きたくなりませんか?
国分寺燕稜会では(というかKotaの強い思いが余っていますが)、demons自身の了解を得た上でこの“幻の部歌”を復活させるプロジェクトをはじめています。皆さんのお耳に届けられるよう頑張ります。
応援よろしくお願いします。