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【外資系ママ】産休復帰後のサバイバルガイド
実は、去年1年間の産休を経て、新米ママとしてGAFAM・BIG Techに復帰しました。ママ友から「復帰してから大変だよ」とは聞いてたけど、実際に復帰してみないとその辛さってわからないんだよね。。。
今日はその経験を少しシェアしたいと思います。
私の復帰体験。。
特に私が復帰したBig Tech企業は、いわゆるガツガツした競争的な【ザ・外資】カルチャーで、最初の数ヶ月はまさに「産後ハゲになりそう」なくらい過酷でした。
前は普通に夜遅くまで働いたり、週末にちょっと仕事したりできたけど、ママになったらそれが無理。保育園の送り迎えの合間に必死で仕事して(ランチも食べる暇なし)、ピックアップしてからは寝かしつけまで家事に追われ、その後は残った家事をこなす…という感じで、仕事をするためには睡眠時間を削るしかない。
特に管理職になってからは、1日中ミーティングで、仕事する時間は1〜2時間くらいしか取れない…。え、無理じゃん!?みんなどうやってるの?って感じで、しばらくゾンビ状態でした。
復帰する前にもっと知っておきたかったことや、心の準備ができていたらよかったなと思うことがたくさんあったので、今日は私が実際に経験して学んだ教訓をシェアしたいと思います。
1. 育休は遠慮なくフル活用!
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「席を外すと忘れられちゃうんじゃない?」
育休を取る前って、不安が頭をよぎるよね。「戻ったときに誰とも話が合わなくなってたらどうしよう」とか、「後任がそのまま私のポジション取っちゃったら?」とか。
私も「今抜けたらプロジェクトが崩壊する!」って本気で心配してたけど、結果的に全然大丈夫だったのよ。No one died, everything was fine. むしろ、「あれ、私ってそんなに必要じゃなかった?」って思ったくらい。実際、会社って誰か1人いなくなってもちゃんと回るもんだから安心していい。自分がいないとダメだなんて思わなくてOK。
正直言うとね、育休を取らないことでキャリアに大きなプラスがあるかって言われると、ほとんどないと思う。それより、育休は子どもとじっくり向き合う貴重なチャンス。ここでしか作れない絆を思いっきり楽しんじゃおう!
ちょっとしたアドバイスは:
信頼できる代理人を選ぶ
後任には、信頼できる人をしっかり選ぼう。その人に新しいリーダーシップの機会を与えることで、チーム内での成長やキャリアアップにつながるし、Win-Winになります。口出しは控えめに
育休中に「気になったからちょっとだけ」と仕事に口を出すのは控えましょう。チームの独立性を損なう可能性があるし、何より自分も完全にリフレッシュするためには手放す勇気が大事。安心して任せて、自分の時間を大切にしてね!
2. 弱さをさらけ出す-Vulnerabilityとは
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「自分のことで精一杯…他人に構ってる余裕なんてない!」
新米ママとして育児と仕事の両立に奮闘していると、正直「もう無理!」って心が折れそうになる瞬間もあるよね。特に外資系みたいな競争の激しい環境だと、「弱さを見せたら負け」「愚痴なんて言えない」って感じることも。でも、実はその「弱さ」をシェアすることが信頼を築く大きな一歩になることもあるんだよね。
弱さを隠して全力で頑張り続けると、周りからは「余裕そう」「特に助けはいらなそう」って見られてしまいがち。でも、そこで勇気を出して「これが大変」「ここをサポートしてもらえると助かる」って言ってみると、意外と共感してもらえたり、助け合える関係が築けたりするもの。
弱さを見せるのは恥ずかしいことじゃなくて、むしろ「自分も同じように頑張ってる」と周りに気づかせるチャンス。お互いに支え合える環境を作るためには、まずは自分から素直になることが大事。私自身も最初は「弱みを見せたらダメ」って思い込んでたけど、思い切って本音を話したことで、チームの絆が深まった経験が何度もある。
競争が激しい職場だからこそ、弱さを見せることで得られる信頼があるはず。まずは小さな一歩から、自分の「今」を伝えてみては?
3. 焦らず、じっくり進める。Mom Brainとの闘い
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Mom Brainって聞いたことあります?育児中のママがよく陥る、物忘れや集中力の低下を指す言葉です。さらに、育児中のママの頭の中は、子どもの健康や日々のタスク、家庭のことなどで常にフル稼働状態。認知的負荷(Cognitive Load)が高まるのは当然のこと。実際に、こうした負荷が母親の注意力や記憶力に影響を与えることが研究でも示されています。
それだけでも大変なのに、仕事が加わるともう頭がパンク寸前!復帰後は"I need to prove myself again…"と焦るあまり、つい自分に過剰なプレッシャーをかけてしまうことも。「効率的にやらなきゃ!」と思い詰めるあまり、逆にミスが増えてしまったり…。
でも、復帰直後こそスピードより正確さを優先することが大切です。メールの内容をしっかり読み直す、重要な決断は急がず時間をかける。この小さな意識の積み重ねが、自分の信頼を築き直す大きな一歩になります。
それでも、どうしてもキャパオーバーになりそうなときは、トイレに駆け込んで深呼吸! 一瞬目を閉じて、ゆっくり息を吸って吐くだけで、驚くほどリフレッシュできます。焦らず、自分のペースを取り戻すことを忘れないで。
あなたの復帰後の仕事はマラソン。全力疾走する必要なんてないから、少しずつ着実に進めば大丈夫!
4.家事は基本アウトソース。で、周りにめちゃくちゃ頼る。
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新米ママとして育児と仕事の両立に奮闘する中、「全部自分でやらなきゃ!」って思い込んでしまうこと、ありませんか?私もそうでした。だって、私の母は専業主婦で家事も育児も完璧にこなしていたんです。それが当たり前の環境で育ったからこそ、無意識にそれが自分の基準になってしまっていました。でも、そこにフルタイムの仕事が加わると…正直、無理ですよね。
そこでたどり着いたのが、家事はアウトソース&周りに頼りまくるという選択肢。以下は私が試行錯誤の末に見つけたベストな方法たちです!
洗濯:ドラム式洗濯機が神!タイミングよく縦型洗濯機が壊れたのを機に、思い切ってドラム式洗濯機に買い替えました。予約設定をしておけば、夜に洗濯物を突っ込んでおくだけで朝には終わっているという神システム。初期投資は少し高めですが、本当にLife-Changingなアイテムです。
料理:作り置き&サブスクに頼る. 私は週一で無添加の作り置き宅配サービスを利用しています。家族3人分ですが、一番大きなプランを選んで大人の食事はほぼカバー。離乳食も、大人の料理をお湯で薄めるだけに変更しました。週末に簡単な作り置きを作る(ゆで卵や野菜の和え物など)だけで、日々の負担がかなり減ります。さらに、ホームベーカリーを購入してからは朝ごはんは焼きたてパンが定番!これは去年のベスト購入品。朝の準備が一気に楽になりました。パン好きな方には全力でオススメします。私の押しはこちら↓
掃除:家事代行で水回りをプロにお任せ。産休中に家事代行サービスを試してみたら大正解!週一で2時間、水回りの掃除をお願いしています。私の地域では子どもが1歳になるまでは補助金でかなりお手頃に利用できました。でも、補助が終わっても止められない…もう完全に依存しています(笑)。それ以外の掃除は、適当でOK。「No child remembers a messy home(子どもは散らかった家なんて覚えていない)」という言葉を胸に刻み、気楽にやっています。
子育て:周りに頼りまくる:保育園、親や友人、ご近所さん。ベビーシッターを使っているママも多いですが、私は気に入る方に出会えなかったので、基本的に親や信頼できる人に頼っています。私の両親は新幹線で2時間ほど離れたところに住んでいますが、2か月に1回は来てもらって家事や育児を手伝ってもらっています。特に、子どもの体調不良で保育園を休むと全然仕事が進まない…!そんな時も親に助けてもらっています。やっぱり、「頼れるところには頼る」が正解ですよね。
5. 自分の時間を大切にSelf Care!
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新米ママは何かと忙しいけれど、自分の健康を後回しにしないことが大切。軽い運動を取り入れるだけでも、ストレスが軽減し、集中力がアップします。
私は2週間に1回セルフケアデーを設けて美容院やエステに行き、心身をリフレッシュしています。また、旦那にも趣味に没頭できる時間を作ってあげることで、お互いに健康なメンタルを保つよう心がけています。少しの工夫で日々の忙しさを乗り越えやすくなりますよ!
6. Moms night out! 信頼できるママ友を作る
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育児と仕事に追われる中、信頼できるママ友は必須!同じような状況で愚痴を言い合ったり、たまに一緒に飲んだりすることで、ストレスが軽減します。私もよくママ友と飲み会して、育児の苦労や仕事の愚痴を言い合っています。気を使わずに話せる相手がいるだけで、心が軽くなるんです。時には「お酒が必要だ!」ってなることもありますよね(笑)。育児のサポートだけでなく、心のサポートも大切です!
最後に
ここまで、新米ママが仕事と育児を両立するためのサバイバルガイドをお届けしました!でも実際には、もっとたくさんのアイデアや工夫があるはず。私もまだまだ学ぶことが多いので、ぜひみなさんのおすすめやコツも教えていただきたいです!
日本中のワーママ達、、、また来週も一緒に頑張りましょう~