どうしようもない日本だけど。この日本は優しさで溢れている。
今日、交通事故を目撃した僕です。
そして、交通事故は決して良いことではありませんが、僕自身は、『この世界は優しさに溢れているな』と感じてしまったので、
そんなできごとを書きたいと思います。
少し長いですが、読んでください。
https://stand.fm/episodes/6479ec5fe7cdfc96400e809c
※音声版は、また違った視点で喋ってます。
1.事故の状況
片側2車線の国道の交差点。
僕は、中央よりの車線で赤信号になったので停まっていました。
すると、隣の車線の後方から1台のラパンが赤信号で交差点へ突入。
対向車線にいた軽バンがUターンしており、それにラパンが激突してしまいました。
僕の体感だと、60キロぐらいで激突しました。
ブレーキを踏んだ印象はありません。
赤信号だったので、20秒ほどでしょうか。僕は停車していました。そして、激突した車からは鳴り響くクラクション。
ボンネットからは煙が出て、運転席からは人が1人出てきて、お腹を押さえてうずくまります。
信号が青に変わり、車が動き出します。後方から、走って来た車は、その事故を素通り。
だれも停まる気配がないので、『今回は僕も支援に入った方がいいな』と判断しました(笑)※普段はスルーします。
近くの車が停められるところに停めて、現場に駆け寄ると、追突された方の運転手の男性は、警察に電話しているようです。
助手席には奥さんらしき人も乗っていて、二人は無傷。
追突したラパンの運転手は、うずくまっています。出血などもなく、目立った外傷はありません。
救急を呼んでいるのか確認したのですが、はっきりとした回答は得られず。※本当はこの時点で救急を呼ぶ判断をすべきでした。
しばらく男性のやりとりの経過を見ていると『救急車を呼んで欲しい』ということだったので、119に通報。
負傷者は追突したラパンの運転手だけです。
ラパンの運転手に、『乗ってたのは、君だけかい?頭とか打ってないかい?』と聞くと、静かにうなずくのみ。
救急に場所と負傷者の状態を伝えて、3分ほどで救急車が来ました。
負傷者は21歳の女性で、目立った外傷はありませんが、エアバックの衝撃で腹部が痛いようで、
満足に喋ることはできませんでした。
2.悲惨な状況だけど、優しさに溢れていた。
この時点で、周囲から3人ほど人が集まってきていて、燃料漏れがないか確認して、安全が確保されていることは救急に伝え、
『車のエンジンは切りました!』とか、『中には誰も乗ってないみたい!』と声が飛び交い、皆がそれぞれ判断して行動していて、
近くの歯医者さんの衛生士でしょうか。※勝手にそう判断(笑)
小雨が降っていたので、いくつか傘を持ってきてくれていました。
そして、あるおばさんは負傷した子に『連絡した方がいい家族いる?』『大丈夫だからね。今救急車来るからね!がんばったね!』と声をかけたりしていました。そのおばさんは、住所、年齢、名前まで確認していました。※すごい!!
悲惨な事故現場だけど、『なんて優しさに溢れているのだ。』と思ってしまったのです。
悲しいかな、追突された2人を心配する人は誰1人いませんでした(笑)
3.蜘蛛とかどうでもよくないですか?
僕は会社にも戻るのが遅くなることを伝えないといけないと思い、車に戻って会社に連絡。
雨が降っていたので、傘をさして戻ってくると、救急車とパトカーが来ました。
びっくりしたのが、追突された車の助手席に乗っていた奥さんらしき人です。
『蜘蛛。蜘蛛。』と言うのです。
どうやら、僕の傘に蜘蛛がついているということを訴えたいようです。※そんなことどうでもよくない?(笑)
ずっと言うので、蜘蛛の糸を切ってやりました(笑)
たしかに僕の傘から、蜘蛛の糸にぶら下がった蜘蛛がいました。※そんな話をしたいわけじゃない。
4.自分自身からの声が聞こえた。
車は2台とも恐らく廃車です。
確認する限り、死亡者はいません。
普段の自分なら、こういった事故はスルーします。
今回は、『スルーしない。支援に入る。』という判断をしました。
その行動をした結果、不謹慎かもしれないが、『みんな優しすぎるだろ。』と体感してしまったのです。
だって、普段の自分はスルーするから。
自分が『人を助ける』という行動を起こしたから、そういった体験を引き寄せたのかもしれません。
普段の自分はスルーするわけですから、そういったことを体験することはありませんからね。
『支援に入るか?入らないか?』と考えたときに、
『福祉に従事している人間として君はどうするんだ?』と頭の中で自分の声が聞こえたのです。※これはまじで。
5.無意識の中の自分の声に耳を傾けろ。そして未来を引き寄せろ。
交通事故があった。
普段の自分ならスルーする。これは大事な事実です。※これからもスルーすると思います(笑)
これまでの当たり前を塗り替えて、『今回は支援に入った。』これはもっと大事な事実です。
『無意識の中の自分の声に耳を傾けて』これまでの自分の行動や思考を変えたわけですから。
断言します。
今回の行動が、これからの僕らの未来に大きな影響を与えることになると思います(笑)
もう一度言いますよ。『僕の未来』じゃないですよ(笑)
『僕らの未来』ですよ(笑)
最後まで読んでいただいてありがとうございました♪
メンバーシップやっています。登録しなくてもいいです(笑)
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それでは本日はこの辺で(^^)/