上司の責任

　不祥事があると、会社のトップが謝る光景がそこかしこでみられる。

　今の大きな話題は、イギリスで富士通子会社が起こした事件だろう。

富士通の欠陥システムで無実の人が投獄、自殺者も「イギリス史上最大の冤罪事件」はなぜ起こった？

富士通トップ、補償の「道義的責任」認め謝罪も　英郵便局スキャンダル - BBCニュース

「ホライゾン？　ホライゾンって？」

これは、「ホライゾン」の欠陥について、富士通の元社長に質問した時の反応だ。
略
「富士通UKは、名前が変わっただけで、今でもICLのままだ」と言うのは、匿名ならと取材に応じてくれた元社員。

https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-61743414

　トップさえよくわかっていなかったというが、それでもトップの責任は免れ得ない。

　トップとは、問題があったとき首を差し出すために高給をもらっているようなものだ。知らぬ存ぜぬで罪が許されるようなことはない。

　ところが、それで許される"業界"がある。

　一つは政治。

「秘書のせい」まかり通るのか　市民から疑問の声＜安倍前首相不起訴＞：東京新聞 TOKYO Web

　そしてもう一つは…