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経理、弁護士に一番向いているタイプとは
エニアグラムを学ぶと、各タイプの得意なこと、苦手なことを認識できるようになります。今回は、タイプの向き不向きのご紹介です。
タイプ1(完璧主義者)は間違い探しが得意。一方、タイプ4(芸術家)は間違い探しが苦手。
間違い探しが得意なあなたは、ひたむきに理想に向けて努力し続けるタイプ1(完璧主義者)かもしれません。
あるタイプ1の方は、毎日、新聞の誤字脱字を探し、新聞社に報告して景品をもらって生活の足しにしていたそうです。
新聞にも誤字があるんですね。完璧だと思っていました。
―私はそんな次元です。
これまで仕事でテキストの誤字脱字チェックをしたことがありますが、見落としが多く、苦手でした。
私は無意識に正しい文章に脳内変換して読んでしまうらしく、誤字に気付きません。致命的です。
でも、タイプ1(完璧主義者)には誤字脱字が浮き上がって見えるそうです。「誤り」のほうから主張してくるように感じられるとも。
だから、弁護士にタイプ1は多い。
弁護士の仕事には、相手の論理矛盾や瑕疵を見つけて追求していく姿勢が求められます。まさにタイプ1の本質的な欲求とリンクしており、水を得た魚のようでしょう。
このエピソードを聞いて改めて、人それぞれ得意なことをした方がいい、と思いました。
タイプ4(芸術家)は事務的な正確性を要求される業務は向きません。経理、法務、薬事などは不向きです。自己表現にやる気が出るため、書類仕事に意欲がわかないうえ、パフォーマンスも発揮しきれないからです。
人間はやる気の出る対象に、最もパフォーマンスを発揮します。
今回はタイプ1(完璧主義者)とタイプ4(芸術家)を比較しました。このようにタイプごとに得手不得手があるため、自分の適性や興味がはっきりさせるためにも、エニアグラムは有効です。
ご自身のタイプを知ることで、適職の方向性が見えることでしょう。