自分と向き合うということ
わたしのサロン、漢方リラクゼーションルームennは、京都北部の舞鶴市というところにあります。とっても田舎ですが、でも住みやすい場所です。
わたしが漢方を通してお客様にどんなことを 伝えたいのか考えた時、"自分らしく生きてほしい"と心から思うのです。それはわたしが漢方を 通して生き方や考え方が変わったから。
漢方は病気になると飲むものだと思いがちですが、今の体調を維持するため、そして不調にならない様に予防ケアをするためだと思っています。女性なら美容にも最適です。
何よりも自分の身体のコンディションを把握する力をつけるもの。 言葉を言い換えると "セルフケア力"ですね。
日々仕事にプライベートに忙しい毎日。 自分のことは後回しにしがちです。 でもそれが美学だと思うことってありませんか?。 自分よりも相手をとか、日本人独特の 考え方なのかもしれないですね。
人は他人の目を気にしがちなので、 よく見られたいし思われたい。 好かれたいし嫌われたくない。 そんな想いが自分を苦しめる呪縛と化すのです。
今、こんな風に堂々と書いている私は、 昔は人の顔色を伺い、言いたいことも言えない、好きなものを好きだと言うことも恥ずかしいような大人しい性格でした。
そんなわたしが漢方に出会い、心と身体を整える大切さを知ったとき、自分の本当の素直な気持ちに向き合うことの作業を誰よりも頑張ってきました。
自分の好きな所よりも嫌いな所の方が多かった私。だけどそれをひっくるめた上で受け入れることにしました。
身体が良くなると、しんどい時の自分の気持ちと歪みが出てくるんです。
昔はそれでよかった、それが自分に適していることだと思ってた事柄が、そうじゃないと思えることが出てくるんです。
しんどい時は、まぁ仕方ないと目をつぶっていたことが耐えられなくなったりして。
好きなことは好きだと言える自分が出てくると、逆に嫌いなことも沢山浮き彫りになります。
"本当は無理してたんだ"って気づくような感じ。
そんな正直な自分の気持ちと向き合う作業を日々していた私。
わたしはまず人付き合いが変わりました。 嫌いな人や苦手な人に愛想よくしてたことを やめました。もしくは、連絡をやめたこともありました。 それは、わがままになったのではなくて 自分を守ろうと思う気持ちが出てきたからなんです。
傷つけられてもまだしがみついていた自分。 でも身体がちゃんと立ち上がるとそんな歪んだ 気持ちが無くなるんですよね。 言葉を言い換えると、相手に対して"依存心"が 無くなることです。
そうすると、本来の自分の想いや強さが出てきて自分らしく生きれることに繋がります。
そんなことをわたしは漢方を通して教えてもらいました。 身体と同じくらい心も健全にしてくれた。 その気持ちが大きいんです。 なので、今、身体と心のバランスが保てない、 日々辛く過ごしてる方に、少しでも漢方の世界からお手伝いできたらいいなという想いで始めた ennのお仕事。
これからも日々わたしが想うことを綴っていきたいと思います。
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