あー。えがったえがった。
なんとか年内に佳作をいただくことができました。
Dモーニングを購読中の方、そちらでお読みいただけます。
目次が『コウノドリ』の次らしいです。本当でしょうか。本当だったらどうしよう(畏怖)
ま、コミックDAYSで読めちゃうんですけども…!!
↓
以下、読んでくださった前提で恒例の補足をば。
自分で自分の漫画を解説するのは野暮だという風潮もあります。
それを承知の上で、私はヴォルス(1913-1951)と同じく「画と詩とは次元を異にするもの。それらは相互補完の関係にある」という種の人間。ドローイングに込めた思いを正確にお伝えするにはどうしても「書かざるを得ない」のです。
…などと言いつつも望むらくは、考察勢のみなさまに隅々まで分析していただける未来なのですが…。
言語で補足せねば成り立たないということはつまり、私の漫画は「未だ画成らず、また詩にも至らず」ということでしょう。
いやあ、修行が足りません。
おしまい!
ご清聴ありがとうございました。
例に漏れず激重SFプロット(しかもリリが主人公)を提示しちまったところ、担当ハラ氏の機転により「アイデンティティクライシスを経て折り合いをつけながら少しずつ進んでゆく」前向きな物語へとメタモルフォーゼし、無事に受賞へと漕ぎ着けました。舟だけに。
なお『鸚鵡の舟』タイトルの意味は複合的で
・亡くなった姉の声の模倣
・インコも実はオウム。リリはタイハクオウム、ヨヨはルリコンゴウインコ、ココはクルマサカオウムの特性から性格を反映させている。1ワードで三者三様の三つ子を暗喩
等々。この辺りの感じ取り方はみなさまに委ねたいと思います。題名に美学有り。
※ちなみに「瑠璃橋高等学校」はルリハインコ、「桧扇学院高等学校」はヒオウギインコから。
そして我が友、読んで開口一番に一言。
「いや、ヨヨへの思い入れ強すぎやろ(笑)」
バレましたか。あそう、ダダ漏れですか。
はい。ヨスガ派です。
最も根深い悩みを抱えているのは彼女ですからね…。
ヨヨが医師を目指す決意をしたのは急な思いつきでもなんでもなく、リリ絡みで重めの過去話がございます。
それはまたいずれ単行本とかで…ということになったので、ひとまず匂わせて終い。
三つ子のバックボーンを全く描ききれていないので正直言って不完全燃焼ですが、連載を目指す身としては賞レースの短編は不完全燃焼な方が良さげな模様。
なんか足りねえ!歯がゆいわ!もっと詳しく描きやがれ!と読者の方々に思っていただければ成功、だそうです。
思って……いただけたでしょうか……?
ちば賞2次落ちしたり実家のネコ氏(3歳)が難関手術したり、その他諸々、ハートかき乱されし2024年。
そんな心の不確かさを凌駕するくらい、漫画面での学びも多かった。
年明けからは原稿料を賭けた「短編コンペという名の天下一武道会」が開幕します。
勝つ。ぜってー負けねえ。
おお、主よ!
天にまします我らが主よ!
はよ、長編描かせろーーー!!!