2022大人の読書感想文。
アメリカはサンクスギビングデーで明日は仕事もないし。久しぶりにゆったり時間を過ごしているのでつらつらブログアップしたい。
有益かつ面白かったオススメの本、最近出版されたもの、過去のもの。2冊サクッと紹介してみたいと思います。プラスちょびっと感想。
題して。
2022秋、大人の読書感想文。
いってみよっ
まずはこちら
これは2019年に読んでいた。
とにかく、個人的に思ったのは、
情報過多な世界で生きる人は読むべき!!!(絶賛みんなじゃん)
ちなみに最近、デジタルミニマリストというタイトルで翻訳もされ出版されているようで日本語でも読めます。なぜこの本が好きかということはデジタル世代の私達がなぜデジタル機器やSNSと向き合う時間を減らす必要があるのか?ということに対し本1冊をかけて想像以上に多角的にアナライズされており知りたかったことを表紙を開く前に予測していた何倍以上もの良質な情報とともに返答してくれているということが1点。しかしそれ以上にこの書籍を好きな理由としてとかく作者が非常に頭が切れてクレバーなのだけれど人間性に冷静さはあっても冷酷さみたいなのが全くなくむしろめちゃくちゃ著者の暖かさが溢れまくっとるとゆう印象を受けたという点。
まとめると、もう、とにかくめちゃんこにオススメ。
私は母国が日本語だし、英語で本を読むと2倍くらい疲れてしまうのだけれど(当時英語版しかなく)友人に勧められたこの本は面白すぎるしとにかく為になるし何度も読み返していた。先述したが、端的にデータを分析するいわゆる左脳的な文章ではなく、右脳的な観点で論じる方法に併せてとても平和的で道徳的な視点を持ってらっしゃるのが溢れ出ている。素敵だと思った。個人的にそれがこの本に惹かれ1度だけではなく何度も読み直している理由である。読んでいて心地よい。
ちなみにであるが頭が切れて且つ誰よりも暖かい視点を持てる人というのはなんとなく自身のなりたい姿である。
内容をざっと書くと。タイトルにある通り人間はなぜデジタル機器から離れる必要があるのか、ということは一貫してこの本のブレない論点であるのですが、それを生物学的観点や、また文化人類学的な視点、さらにはfacebookなど各種SNSのマーケティングの基本について紐解くところからスタートするなどとにかく考察が立体的である。
哺乳類ヒト科の私達は電子機器との関わりを減らし代わりに何に時間を使うと幸福度が上がるのか?と、あくまで著者の視点に限っては冷静でニュートラルでどなたでもすっと読みやすいかと。
とりあえず時間の使い方の代替案まで提示されており普通にためになるのでオススメです。
この本は正直、ここ数年の中で1番良い本だったかも。
✌️
2冊目はこちら
(注 : 2020年から書籍はKindleで読んでるため、表紙スクショ画面。)
バリキャリ元ゴールドマンサックスの河村真木子さんによる著書。
ちなみに私がなぜ河村さんの考え方が好きかというのは先述した書籍の著者が好きな理由と相違なくて。めちゃくちゃにクレバーな上に、誰もが笑えるようなユーモアも交えて発信されていて。とにかくセンスがあり、考え方に柔軟性のある方であると感じるから。
この書籍をちょーーー簡単にまとめると章ごとに河村さんの経験とともに総じてもっと柔軟性をもっていこうってのが唱えられている書籍。
ひとつ、わかりやすいので国民性によって働き方が全然違うという章について。日本人はもっと他の国の仕事に対する姿勢を見てみると気が楽になるよというもの。
余談だが、いま私はアメリカの会社に対し、口約束ってこんな当てにならなかったっけ?って感じているし。フランスの会社に取引をしたいとのことで連絡をしたら責任者がほとんどバケーション中で。どうなってんの?って思ったりしている(笑)しかしそんな中でも私の働き方はどこまでも日本が染み付いている。つまり世論というのがMajorityつまり多数の方を指すなら、私はここでは真面目に仕事しすぎる異端児で変わってるねってなる訳です。
そんなわけでここでは働き方を例にあげてみたけれど、正直、この世に存在するありとあらゆるものの中には世論だとか常識という曖昧な基準から形成される俗にいう当たり前がある。しかしそれって一体なんなのかと本当に考えるし、人間らしい暮らし方って、枠にとらわれない生き方だと思うことが私の場合年々非常に強くなっているので尚更、響いた一冊でした。
結婚観についても記述されていた。
ここで、アラサーの私の結婚観を書いてみるが、契約のもとに、同じ意志を持った他人同士が協力し同じ方向を向いてひとつの組織の発展を目指すというところから結婚は会社づくりと同じようなものだと思っており、私は彼氏とずっと一緒にいたいな〜とかは思うけれど特にその契約を結びたいという欲求はないのが本音。(2022年11月現在)
そんな私の考えは特に日本の世間一般の考えとはかなりずれているということはずっと認識している。(米国では同じように考える人に男女問わず沢山出会ってはいる)
そのため、これも日本人の方にしかされない質問ですが結婚とかしないの?って聞かれたら『特にこだわっていないんです』と差し障りなく答えている。しかし、河村さんの本を読んでいたら、当たり前なひとつの答えなんかないから胸張ってなよって。とにかくカタチにハマらないことを肯定してくれる本です😂
… 📖✨
みなさんはこの秋、どんな本を読まれましたか?✨
“『寝る、風呂に入る、食べる』の暮らしから、『旅、人、本』を意識する暮らしに移行するとき、人生はより豊かになる”とどこかで見ました。
私は旅に行く余裕は今はありませんが、読書をもっと取り入れてもいいかもな〜〜
それでは、今日はそろそろ眠いのでこの辺で。(EDTただいま1:30am)
TTYL👋
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
Happy thanks giving day!
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