50代大人の卒業旅行/蓼科親湯温泉・長野県茅野市
みすず書房の社主が長野県茅野市の出身であり、岩波文庫の創業者も長野県諏訪市の出身であることから、 出版事業を通して日本の文学、哲学に多大な功績を残し続けていることを誇りとし、その名を冠したスペースがあるホテル・蓼科親湯温泉。
ウェルカムドリンクを飲みながら、貸切露天風呂の予約や、夕朝食の時間などを説明頂いた。今回の旅行はこのホテルに泊まることが第一の目的だったので、この日の観光は山梨県立美術館1か所のみ。このホテルで読書三昧したかったので、出来るだけ早くチェックインしたかった。
私がチェックインしたのは15:00頃だったが、貸切露天風呂の予約は早い時間からどんどん埋まっていた。日が沈まない内の露天風呂は最高だった。
お湯に浸かりながら、会社ではまだ皆仕事をしている時間だなぁ~、と。同じ瞬間の時間の使い方に、思いを馳せる。
前菜の中でのトップ1,2はマリネとガラス器の「蕎麦の実ときのこ」
翌朝は朝食の前に、女性専用露天風呂「天与の湯」へ
朝食も夕食と同じ個室のお部屋で。
夕食も朝食も、地産地消を感じる、それぞれに特徴ある、優しい雰囲気、そして美味しかった。大食漢の方でない限り、お腹いっぱいになるんじゃないだろうか。
50代女性の卒業旅行なんて表現すると、結婚からの卒業?と想像されるかもだが、私の場合は、新卒で入社した会社に勤め続け37年目、その会社からの卒業。
さて、この日は、京都芸術大学附属「康耀堂美術館」を見学した後、帰路。
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