マガジンのカバー画像

美術展

44
開く度にあの時を思い出す
運営しているクリエイター

#日本画

【美術展】国宝「紅白梅図屏風」×重文「風神雷神図屏風」/MOA美術館(静岡県熱海市)

尾形光琳の国宝「紅白梅図屏風」と重要文化財「風神雷神図屏風」が39年ぶりに、並べて一緒に鑑…

らら
3か月前
58

【美術展】「東海道五十三次」で旅気分ー富士に琳派に若冲もー/岡田美術館(神奈川県…

「源氏物語」の屏風がメインターゲットで、琳派や若冲も楽しめる、ぼんやり、一度行きたいな、…

らら
3か月前
38

【ぐるっとパス2024・3周目3】そごう美術館(横浜市)/手塚雄二展 雲は龍に従う

これまでにいくつか行ったギャラリートークの中でも、また画家本人トークのなかでも抜群に!面…

らら
3か月前
24

こんぶさんと山種美術館(こんぶさん、一歩踏み出して下さって、ありがとう!)

メールボックスに「ユーザーからお問い合わせが来ています。」の件名を見た時に、私、Noteに何…

らら
5か月前
41

【美術展】五感であじわう日本の美術/三井記念美術館

仕事柄、三井記念美術館の招待券を頂ける。今の勤務先を退職しようと思っているので、そんな有…

らら
5か月前
33

【ぐるっとパス2024・2周目4】郷さくら美術館/涼-夏を楽しむ-現代日本画

こうも暑いと目からも涼しくなりたい。会期・2024年7月2日(火)~9月8日(日)早めのギャラ…

らら
6か月前
14

【ぐるっとパス2024・2周目1】泉屋博古館東京/歌と物語の絵

まさか「ぐるっとパス2024」を2回目購入するとは思わなかった。1回目は結局7,700円分の展覧会・施設巡りをした。元を取ろうと必死になったわけではなく、行きたいところを(仕事をぶっちぎりつつ)行った結果。 現在(2024年6月)開催中の「歌と物語の絵~雅やかな やまと絵の世界」に学芸員トークに合わせ行ってきた。実は、6月8日に開催された特別講演会の予約をミスってしまい、既に満席となったときのがっかり感といったら、、、。次なるターゲットの学芸員トーク日に仕事を午後半休できた

【美術展】国宝・燕子花図屏風1/2@根津美術館

公開している期間が短いので、混まないうちに早めに、ということでスライドレクチャーがある日…

らら
10か月前
26

【ぐるっとパス2024で行ってみた 7】大倉集古館/浮世絵の別嬪さん?~「春画」デビュ…

別嬪さん、なんてちょっとすました雰囲気を醸し出しているが、「春画」デビューの私には衝撃だ…

らら
8か月前
24

【美術展】癒しの日本美術@山種美術館

もしかしたら、一番訪れている回数が多いかもしれない美術館。 毎週水曜は学芸員によるギャラ…

らら
1年前
32

【ぐるっとパス2024で行ってみた 6】松岡美術館/日本の山海

入ってすぐ、中庭が美しい美術館。 庭の美しさもさることながら、これ欲しい!だったのが、 …

らら
8か月前
22

【ぐるっとパス2024で行ってみた 4】泉屋博古館東京/ライトアップ木島桜谷

夜、サントリーホールでのコンサートを聞きに行く前に訪問。会期終盤の祝日午後、時折小雨がち…

らら
9か月前
13

【ぐるっとパス2024で行ってみた 1】郷さくら美術館/第11回 桜花賞展1/2

国宝だろうが、ホヤホヤの新人だろうが、分かりやい美術品が好きだ。現代日本画の専門美術館「…

らら
10か月前
15

【美術展】国宝・燕子花図屏風2/2@根津美術館

照明を絞った展示室で、黄金の屏風六曲一双(ろっきょくいっそう)に浮かび上がる、国宝・燕子花図。 群青と緑青(ろくしょう)のみであらわされた燕子花の群生。 庭に咲く「生きている」燕子花の方がよほど、可憐でつつましい。その花をここまでの迫力で描いた意図はなんだったのだろう。 同形の反復、 パターンの繰り返し、 花や根元の並びが作り出すジグザクが、 リズミカルな印象を与える。 絵師としてだけでなく、「デザイナー」として天賦の才を持った人、尾形光琳。 毎年見に行きたくなる素晴らし