私で生きるプロセスを楽しむという生き方
がんばってるのにうまくいかないと感じていた私。
自分ではない他の誰かさんになろうとしていた頃。
例えば、育児とフルタイムキャリアの両立をしている誰かさん
私の場合は、
保育園はほぼ毎日延長。
夕飯は子供達は保育園で食べるので別々だった。
私は子供達と一緒に夕飯を食べたかった。
今しかない幼い時期にもっと一緒にゆったりと過ごしたかった。
時々、帰宅後、バタバタしながら手作りすると
調味料を間違えた。
「ママのおいしいごはんがよかった」と
子供に泣かれた。
例えば、家事をテキパキこなす誰かさん
私の場合は、
夕飯の後片付けをそのままにして、
子供達をお風呂に入れて寝かしつけしてたら
いつも一緒に寝落ち。
朝方起きてお風呂に入り、シンクにある食器を片付ける。
洗濯物や、朝ごはんの用意、支度でいつもバタバタ。
ある日、燃えるゴミの日のゴミ袋を持って家を出たのに、
出し忘れてベビーカーにひっかけたまま保育園に行きそうになる。
例えば、夫婦仲の良い誰かさん
私の場合は、
言いたいことを我慢して、
溜めてある日爆発するというパターンを繰り返す。
近所に聞こえる位の音量で、お互い感情的に怒鳴る時もあった。
いつのまにか話題は子供のことだけの時期もある。
夫は帰宅が遅いから、平日は会話をする機会もあまりなかった。
などなど。
目指している姿があまりにも現実の私の姿と
かけ離れていて、苦しかった。
がんばって、がんばって
もがいている感覚ばかり感じていた。
今の私がこの頃の私に声を掛けるとしたら
なんていうだろう。
まず、
「毎日たくさんがんばってるね。
がんばってる自分を自分でたくさんほめてあげてね。」
と言いたいな。
それから
他の誰かさんになんてなれない。
他の誰かさんになんてならなくていい。
だって、私は私だもの。
本来の私はすでにたくさん持っているんだよ。
素の私で十分輝いているんだよ。
だから絶対大丈夫。
生きている今この瞬間の感覚を
安心してたくさん感じて味わってほしい。
子供のぷにぷにのほっぺとか、
抱っこした時の柔らかい身体とか、
重みとか、
あたたかさとか。
私で生きるプロセスを遠慮なくたくさん楽しんでほしい。
・
私は、人生とは人として生まれてから死ぬまでのプロセスだと思っています。
このプロセスの中で、
何を成し遂げたかよりも、何を感じたかを大切にしています。
「私は自分に愛をめぐらせ、
自分がやりたいことを自分に思い切りやらせてあげているだろうか。」
自分に愛をめぐらせる人は周りにも愛をめぐらせることができる人だと
信じているからです。
いつも自分に問いかけていたい言葉です。
そして、人生というプロセスを最高の仲間と一緒に楽しみたい。
人生の終わりに最高の仲間と過ごせて楽しかったと思いたい。
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