習慣を変える:既読の本や古典を読むことで生活の本質を思考する
読書って楽しいですよね。
これは今だから言える言葉ですね。
本を読んで自分を自省し、
新たな習慣や考えを取り入れられるのが
楽しいです。
読書なんて全く興味ないよ...
という方もいると思いますが、
私も元々は読書に
全く興味がないタイプの人間でした。
ただ仕事と育児の両立に伴い、
自分の時間がなく、
色々やりたいことができなくなり、
自分にとっての幸福が
分からなくなりました。
そんな苦しい中で、
「幸福に生きることに対する
答えを自分なりに出したい!」
と言う謎の意欲が湧きまして、
2022年までは全く
本を読む習慣がなかったのですが、
書評YouTubeに
ハマり始めた事をきっかけに、
2022年末から2024年現在までに
46冊の本と向き合うことができました。
(決して多い数ではないですけどね…)
今では読書は習慣と言うか、生活です。
読書があるからYouTubeや
思考整理に繋がるし、
思考整理に繋がることで、
生活の困りごとを解決する
ヒントが見つかります。
そんな私にとって
『生活』とも言っていい
読書習慣を変えようと思っています。
そして現在は初見の本を
読むのは一旦やめて、
今まで読んだ本を振り返る事が
重要かなと思いました。
なんでそんな想いに到達したかを
自分なりに整理していきたいと思います。
本を読む方も読まない方へ、
また新たな何かに挑戦したい方へ、
ほんの少しでも
御力になれたら嬉しく思います。
どんな方向で物事を進めていきたいか?
そもそも自分はどんな方向で
物事を進めていきたいかと言うと、
1.自分の考えを理解する
2.自分の考えになるべく合う物事を選択する
3.選んだ物事から新たに得られた事を整理する
→1.に戻る(ループ)
という感じで自分自身の理解を軸に、
新たな視点、価値観を発見しながら、
どんな自分になりたいかと、
自分はどんな立ち位置なのかを
理解し直したいと思っています。
そうすることで、
不変で普遍の真理を
理解したいんですよね。
生きること、すなわち
・健康
・インデックス投資
・仕事(機械設計)
の質が上がると思っています。
実際、機械設計の仕事を
10年以上やってきて、
やっとわかったことがありました。
それは上司が言ったことではなくて、
上司の観点の本質を理解すると、
設計の本質(土台)が見えるので、
仕事がブレず遂行できるため、
上司の後の指摘にも対応でき、
かつ業務効率も上がることを実感しています。
(最近は特に感じます。
今頃気付いたんですけどね…)
そんなこんなで、
仕事を通して、
己と世の中の本質を理解することが
重要だなと確信しました。
なので、
読書についても物事の本質追求する
読者習慣に変えていきたいと思いました。
読書習慣の変化点
変更前
・YouTubeで良いなと思った本を
何冊かピックアップ
・ピックアップした本と同じ著者や
関連書籍を図書館で探す
・ピックアップした本の中から
毎月1冊以上読む
変更後(現在)
・自分が今まで読んだ本の中で
自分が良いなと思えた本や
同著者の関連書籍に集中
・新たに本を読むにしても
古典を中心に読む
・本を読む量に極力制限を加えない
(古典は読むのに結構時間が掛かる)
読書習慣を変えるキッカケ
人間の満足度は既読の本の数と比例しない
私が本を読む目的は冒頭と重複しますが、
『幸福に生きる』ことに対する
本質や考え方を理解したい
というのが目的です。
前までYouTubeを見たり、
本を読んだことで得られた事を記録し、
そこから自分が得られた事と
これから得たい事は何か?
を整理していました。
ただ色んな本を読んできた中で、
自分の生活や人生に役立つ本は、
そんなに多くないことに気付きました。
そもそも本は無数にあるし、
人間の考え方も無数にあります。
このまま際限なく読み進めていても
何も分からないんだろうし、
逆に価値が無数にありすぎて
何も得られないだろうなと思いました。
また
『フィンランド人はなぜ午後4時に
仕事が終わるのか』を読んで、
以上の記事でも書かせて頂きましたけど、
ウェルビーイングの要素から、
要点となる知識の本質を理解することが
重要であることに気付きました。
『人間が満足して生きる』
≒『ウェルビーイングを満たす』
この観点に立ち返ると、
多くの本を読む必要はない
と考えが変わりました。
世の中は日々変動しますけど、
健康だったり人間の悩みだったり、
そういう人間が苦痛に感じる事は、
いつの時代も大きく
変動しないものだと感じました。
なので、
今まで読んだ本から
ウェルビーイングを満足するような
本を再び読み直して、
じっくりウェルビーイングの本質を
探求していきたいと思います。
単純に時間が無い
これも結構大きい要因ですね。
今まで様々な本を読んできましたけど、
単純に疲れるんですよね。
本を読んだ後に
自分の気に入った部分を整理し、
スプレッドシートに感想文として
まとめているのですが、
それを作るのにかなり
工数が掛かるんですよね。
ただ初見の本を読むと、
どうしても自分の中で整理して、
知識を自分のものにしたい
という衝動性が強いので、
どうしても感想文を
記録したくなってしまうんですよね。
なので、そういう意味で
読者習慣を変えようと思いました。
また、
初見の本を図書館でかりていると
「本を読まないと!」
という圧を自分でかけてしまうので、
その負担を少しでも減らしたいという想いです。
そもそも頑張りたくない人間なので、
頑張らないように
引き続き頑張ろうと思います。
仕事がなければ正直
この読書術を続けたいのですが、
育児も仕事もあるのと、
ユックリ『今』という時間を
味わいたいという気持ちが今は強いです。
またYouTubeでも本の概要が
十分わかりやすく整理されているので、
それだけで満足というのもありますね。
なので、
YouTubeでも振り返りつつ
既読の本を主に
読んでいきたいと思いました。
まとめ:本質を思考することを重視
自身自分が好きな本は
分かってきたので、
何が自己充足に繋がるかは
分かった気がします。
あとはその内容を深く自分に浸透させて、
足りない物が出たり、
年齢や環境によって
新しい発見があると思うので、
その時は既読の本だけでなく、
新たな古典にも向き合いたいと思います。
また古典だけでなく、
健康、家計管理、資産運用の本質は
大きく変わるものではないと思うので、
その本質をしっかり掴んでいきたいと思います。
そんな感じで思考活動を通して
よりよく生きるための本質的な記事を
noteにフィードバッグしていきたいと思います。
まだまだ未熟者ですが、
これからも『りぃーしん』を
よろしくお願いします。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
関連記事
・思考することを大事にしてたいという想いを記事にしました。
・人間が幸せだと感じる事は何かを整理しました。
・生活の本質は欲望を減らすことだと思いその考えを書きました。
参考文献
パンセ(上) 岩波文庫 パスカル
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