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機械設計職を辞める覚悟:主体的に生きるために『今』を大切にする

最近ずーっと忙しかったですね。
こういう忙しいときは
睡眠の質が悪くなるので、

読書したり、You Tubeを
みる気力が無くなりますね。

個人的に悔いなく1日を
生きれていないので歯がゆいですね。

11/22にメンタルヘルスについて
書かせて頂きまして、
もう機械設計職は降りたい
と言う内容を書いていました。


11/25に、なぜか分かりませんが、
朝から面談をすることになりまして、
そこで色々と上司と協議させて頂きました。
(主任か派遣の人から私の不満が
上司に伝わったのかもしれません。)

結果として今年度を持って
部署異動も視野に入れる方向で
進めていくことが決定しました。

なので、
どこの部署に異動するかによりますが、
機械設計というキャリアを
降りる方向になる予定です。


大学卒業した時は
『機械設計で稼いでやる!』
と言う気持ちで
今まで10年以上突っ走りました。

そして、今こうして
機械設計を降りることになった
気持ちの変化を書いていきたいと思います。



子育てを通して思想が変化

自分の思想が変わり、
機械設計職と言うか終身雇用で働く事自体を
疑問に持ち始めたことが機械設計職を降りる
大きな原因なのだと思います。

自分にとって色々と大事なことに
気づいてしまったんですよね。

大学卒業当時は大手企業に入って、
高い年収を稼いで、
会社のトップに立つことが
自分の生きる価値だと思っていました。

ただ仕事をしていく中で、
機械設計職は設計的な考え方を
突き詰めるだけでなく、

客先、他部署、サプライヤーを巻き込み、
仕事を終わらせなければいけない
という責任感とそれに伴う業務の多さに、

耐えられなくなりましたが、
なんとか食いしばって気晴らしを入れながら、
仕事を続けていました。


子供が生まれる前は自分の時間を
自分で作ることができていたので、

仕事でどんなに残業しようが、
休みの日に時間を作ることは出来るから、
残業することに抵抗は有りませんでした。

しかし、
子供が生まれて育児に伴い、
当然ながら自分の時間は、
かなり減少しました。

その反動により残業して体力を使ったり、
残業により自分の時間が減るのは
明らか苦しいことではないか?

と本気で考える様になり、
そもそも人生は限られているのに、
労働ばかりしていることに
意味はあるのだろうか?

と仕事をすること自体に対して
疑問に感じるようになりました。


『今』以外は何も大事ではないと気付いた

未来、過去というものは
『現在』すなわち『今』が
連続することできているんですよね。

そして子供が生まれるまでの私は
それにすら気付いていませんでした。

ただ今の私はそのことについて
気付いてしまいました。


つまり今が全てであり、
未来は連続した『今』に依って
成立するわけですから、

『今』を大事にしないといけないのであり、
だからこそ過去や未来に期待しても
意味がないのだと感じました。

確かに何か楽しい予定を入れる
というのも大事ですし、
私も予定を入れることはあります。

ただそういった、
未来のことだけを楽しみとするのではなく、

『今』という日が『苦の少ない日』になり、
それが連続することで
より良い未来になるのではないかと思いました。


20代の頃の自分は楽しい未来を
創ろうとしており、
そのために努力していました。

輸送機器業界の大手に転職して、
エリートという地位と高年収を獲得することが、
私が目指していたものでありました。

しかし、今の私は
人間の生への盲目的な意志に従った生き方を
やめたいと思っています。


労働は8h/日で十分です。
それ以外は家族、友人、読書、noteを通して、
人生という学問を毎日本気で学びたい
と思っています。

確かにお金を稼ぐ仕事というのは
人生の真理を理解する上で、
特に社会的繋がりの観点で重要だと思います。

人間は虚栄心がありますから、ある程度は
社会に貢献している自分でいたいからです。

ただ
お金を稼ぐ仕事を何かしらしたいとは
思いますけど、

残業してまでその仕事の1日の割合を
増やしたいとは思わないです。
(むしろ減らしたいです)

そうだとすると、
機械設計は忙しい時と忙しくない時の
波が激しいので、

苦しいときは残業も休出もバリバリします。

そして今はまさに忙しいため、
毎日残業2h程度で疲弊してしまい、
読書やYou Tubeや睡眠に
十分時間が使えていないので、

もう機械設計にはを続けることは
できないなと思っています。

なので、
多くても残業20h/月以内の部署へ異動するか、

そういう人間として
今の部署に残留するか

これから上司と協議していく予定です。
来年度までにはその協議に
決着つける方向なので、

自分にとって良い方向進むように
協議していきたいと思います。


どんな仕事をしたいのか?:体調管理+物事を理解


週3日労働をもちろん目標としていますけど、
根源的に考えると今の自分が手に入れられそうな
ヌルい生き方が理想です。

私の人生を振り返ると、
高校受験、大学受験において
目標校は定めていました。

しかし、滑り止めのような
『絶対に入れる学校』を決めて、
最悪そこに入れれば良いやという考えで、

受験を行い『絶対に入れる学校』に
合格した上で、目標校に合格していました。

目標校は自分の状況で大きく変わりますが、
ただ『絶対に入れる学校』偏差値が
多少落ちても入れる学校にするので、

現実的かつ確実に入学できる
見通しがある学校を選んでいました。


そして就活のときも受験と同じように、
目標とする会社に入ると言うよりは
『機電系メーカーにまずは就職すること』を
重視して就活していました。
(就活は10社以上受けて
全く『無い内定』でしたねw)

すなわち私は今まで
『目標≠ノルマ』と切り離して
考えていました。

先ほどの受験の例でいうと
・ノルマ=絶対に入れる学校
・目標=目標校

また就職を例に言うと
・ノルマ=機電系メーカー
・目標=機械系の大手企業or優良中小企業

として考えていました。

そして、仕事に対して
何にストレスに感じているのかというと
『目標≒ノルマ』になっている
ことなのだと思います。

短い日程で終わらないリスクを抱えている
目標を終わらせなければいけないという、
全く余裕の無い状況に対して
苦しさを感じているのだと思います。

しかも終わらせ方も
色々な圧力を掛けられて、
残業や休出によるパワープレーが必要になり、

結果として疲弊し過ぎてしまうのが
特に苦しいのだと思います。

仮に今はそうでない状況だとしても
今までの経験から、
「ビッグウェーブが来るではないか?」
と思ってしまうことに
ストレスを感じているのだと思います。

なので、機械設計という仕事と、
私の人生にはこうしたミスマッチがあるから
行き詰まってしまったのだと思います。


そもそも目標なんて、その時その時の自分が
どんな状態だかで決まるわけで、
そのために『今』という状態を正確に判断する
必要があると思います。

ただ、そうは言っても、
『今』という状態を正確に
理解することは難しいと思っていて、

仮に今日の仕事が、
いつものペースなら、
その日に余裕で終わるとしても、
イキナリ体調が悪くなったり、
怪我したりすることだってあると思います。

だから計画を立てること、
目標を立てる事自体、大事ではあるけれども、
そもそも無意味なのではないか
と気付いてしまいました。


だとすれば『今』という状態を
日々理解することが重要であり、

今と言う状態において、
体調を良くするために
最善の行動を取ることが重要であり、

かつ
多くの物事の根源(経済、健康、社会)を理解し、
日々より良い生き方を選び抜くのも
重要であると思いますね。

そしてこれこそが
私にとっての本来求めている『仕事』であり、
そこに全力を捧げるのが良いと思っています。

よって、
そう考えると『機械設計職』は
私の理想とする『仕事』には
当てはまらないなと思っています。
(そうすると殆どの仕事が
当てはまらないかもしれません。)

また、機械設計職の仕事は、
やり甲斐を感じられないと、
ビッグウェーブを乗り越えられないので、
このまま続ける自信が完全になくなりました。

だからこそ
機械設計職を辞めることを決断しました。


ただ、
私の本来求める『仕事』をやっていても
そんなに稼げるわけではありません。

ですがそんなに稼ぐ必要があるのでしょうか?

家族の衣食住と健康が満足できれば
何もいらないのではないか
と私は思います。

むしろ『家族の衣食住と健康』より
多くの贅沢を求めるから
お金が必要なのではないでしょうか?


私は仕事を辞めて、
週3日労働あるいは主夫になるとしたら、
奥さんには

「私だけで良いから
納豆と白飯とトマトを主体に、
極力自分にお金を掛けないように生きます!」

と提言しています。


ただ奥さんには私が痩せているので、
「御飯はしっかり食べてね」
と説得されてしまいますけどねw
(私は本気で削れるんですけどね…)

そんな感じで、
本来求める『仕事』をやりつつ、
スローライフを堪能したいです。

そもそも計画すら立てず、
今という時間を大事にしたいです。

なぜなら未来も過去も『今』の連続だから、
『今』を噛み締めながら生きられなければ、

私として生きる満足度が
低くなると感じるからです。


故に私の求める『仕事』は
・体調を良くするための最善の行動を取る
・多くの物事の根源
 (経済、健康、社会)を理解する
・家族と自分の生活において
 より良い生き方を選び抜く

であり、
稼ぐための仕事をして働くにしても、
以上の『仕事』を続けられるような

働き方をしたいと思います。
そうするとお金を稼ぐための仕事は
極力時間を抑えたというのが私の願いです。


まとめ:機械設計職を辞める覚悟ができた

「しかたない」で世の中大きな問題を片付けてしまう人は、たいてい、自分の人生も「しかたない」で片付けているということです。

減速して生きる ダウンシフターズ p70


なんか今回の記事は、
まとまりもないですし
私のやりたい仕事が飛躍しすぎているかつ
イマイチ理解しがたいもので

上手く伝えられなくて歯がゆいですが、
なんか感じ取ってもらえたなら嬉しく思います。

正直、機械設計職をやめることに
葛藤がありました。

これからどんどん年を取り、
40歳を超えれば、
転職も難しくなるだろうし、

ましてや自分が行く方向は週3日労働なので、
今までのキャリアを捨てるのは、
そう簡単じゃありませんでした。
(何のために勉強してきた?って感じですからね)


しかしやっとふっきれましたし、
奥さんにも、部署異動をするか、
何かしら週5で働いてくれれば良いとの
許可もえられたので、

そこも迷いを取っ払ってくれた
理由の一つですね。
本当に奥さんに感謝してます。

ここまで気持ちを整理するまで
長かったなーと思います。


ただ『キャリアを捨てる』選択を
どこかできなければ『週3日労働』には
辿り着けない気もしていたので、

この決断をポジティブに捉えて、
良い方向に進んでいければと思います。

私もまだまだ『週3日労働』に向けて
障壁はありますし、

まだ部署異動含めて決まっておりません。
そして交渉が上手くいくかも
見当がついておりませんが
これからも今の想いを時々書くことで、

会社や社会が辛くて
何か行動したいという方に
少しでも勇気が与えられたら嬉しく思います。

最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。




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・仕方なく働きたくない方へ


・機械設計の仕事が辛い方へ


・週3日労働の夢について


・週3日労働の障壁について


参考文献

減速して生きる 髙坂勝 幻冬舎

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