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読まれるnoteができあがるまで。

8月から9月にかけて書いたnoteがenjoy_goodjob史上初めて5桁ビューを突破しました! しかも2記事も!(6万ビュー、4万ビュー)ありがとうございます👏

もちろんこれらよりたくさん読まれているnoteはあるのですが、2記事を通して僕なりのnoteの書き方をお伝えしたいと思います。

5桁ビューを達成した二つのnote

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2020年9月8日時点のビューがこちら。

一つ目は、もうすぐ6万ビューに達しそうな『Apex Legends』のエキシビジョンマッチCRカップの概要を書いたnote(公開から8日目)

正式リリース前に公開したところ4万ビューを突破した新作バトルロイヤルゲーム『スペルブレイク』のnote(公開から5日目)

役に立ちたい一心で書いたnoteが、実際にたくさんの方に読んでいただいたことが数字でわかりました。うれしく思いましたし同時に自信にもなりました。

noteを書く流れ

僕のnoteを書く流れはこんな感じです。

noteの書き方
記事のターゲットを決める→構成→素材集め→並べ替え→noteに下書き→悶々する→投稿

noteに限らず一つのまとまった文章を書くときに役立つと思います。ちなみに1つのnoteにのべ5、6時間はかかってしまうほど遅筆です。。。もっと早く書けるようになりたいものです。

記事のターゲットを決める、構成を考える

noteを書き始める前にはかならず、記事を読んでもらう人はどんな人なのかターゲットを決めておきましょう。

紹介した二つのnoteでは、それぞれApex Legendsの大会観戦を楽しみたい人、スペルブレイクやってみたくて簡単に説明してほしい人をターゲットとしていました。

きちんとターゲットが絞り込めていれば書くことに迷いが少なくなりますし脱線しにくくなるのでオススメです。脱線するとどんどん時間がかかることに…

構成を考える
構成では、記事が進むにつれて大きな事柄(抽象的)から小さな事柄(具体的)へ移るように意識しています。起承転結など文章のセオリーもあるのですが、あまり意識せず思いつくまま書いてますね。最後のオチだけ決めておいて、そこに向けて書き進めるなんてこともやったりします。

元「週刊文春」「文藝春秋」の編集部の村井 弦さんのnoteには構成の大事さが書かれています。
雑誌編集者は一晩で10,00文字もの原稿を仕上げないといけない時があるそう。そんな切羽詰まった状況でも構成は大事な武器になります。
構成について気になる方は読んでみてくださいね。

素材集め

構成が決まれば素材集め。ぼんやりと頭にとどめているものをもう一度拾い集めていきます。箇条書きで書くことが多いです。

Apex LegendsのCRカップの記事を例にすると、大会の話題を集める前に主催するプロeスポーツチーム『Crazy Raccoon』のことや大会が開催されるまでの経緯などを集めました。チームオーナーのリテイルローのおじさんが大会に関してツイートしていたので拝借するなどしましたね。

素材集めは、ネットサーフィン力、検索力が必要になります。CRカップの記事ではリテイルローのおじさんがCrazy Raccoonのオーナーであることを知っていないといけませんし、大会についてツイートしていたことに気づいていなければ、十分な素材集めはできなかったでしょう。

もちろん、検索していてもそのような背景を見つけることができたかもしれませんが読まれる物を書くためには普段から「記事のネタないかなー」っという視点を持ってSNSなどを読んでおくことが大事です。

並べ替え

素材が集まれば構成に沿って並べ替えます。箇条書きで終わらせずに少し前後に補足を書き足しておきます。

画像やツイートのリンクなど絵になるものも間に入れ込んでいきます。文字ばかりだと疲れますから、なるべくわかりやすい画像などを入れていきます。箸休めならぬ文字休めですね。文字7割、画像3割ぐらいが読みやすい割合だと思ってます。

noteを書くために使う道具ですが、ご自身が使いやすいものならなんでもいいと思います。僕がnoteを書く時に使う道具は紙とiCloudメモです。

最初はどの記事でもほぼ紙とペンを使って書き始めます。ぼんやりと思いついているものをペンで紙に書きつけることで頭が活性するような気がします。この感覚はキーボードをタイピングすることでは得にくいですね。個人差はあると思いますが、いきなりパソコンと向き合って記事を書き始める方はひとまず紙とペンを用意してみると効果がわかると思いますよ。

次は記事について書きなぐった紙を見ながらiCloudメモに構成を起こします。記事の軸は出揃っているのであとは文字を付け足して記事を膨らませていきます。

iCloudメモのいいところは自動的にクラウドに保存してくれるところ。iPhoneで書いたことが即座にMacに反映されます。外出先でiPhoneしかない状況でもメモしておけばMacですぐに使うことができてとても便利!(WindowsでもiCloudメモはブラウザから利用できます。)

noteに下書きしながら悶々とする

iCloudメモに文章がてんこ盛りになってきた辺りで、「noteに書かないと終わらへんやん…」ということに気付いてnoteに作業が移ります。(いつもこのパターン)

iCloudメモからどさっとnoteに貼り付け、URLや画像を整えて改めて文章を見返します。

あれ? あの話題抜けてない? 誤字脱字あるやん! となって慌てて追記や修正をします。

僕の場合、noteで下書きを始める段階で全体の6,7割が終わった感じですが、ここからが大変! 文章を足すのか、引くのか。読みやすいかどうかなどなどを考えながら悶々と文章と向き合います。

noteに投稿

でも最後はエイヤっと投稿します。そうしないと終わりません。

Facebookの創設者マーク・ザッカーバーグも言っていますが「完璧を目指すよりまず終わらせろ」の精神です。

公開しても恥ずかしくないかな? と思えたところで公開してしまいます。紙に印刷するわけではないのですから、気になるところはあとで修正しましょう。

ザッカーバーグの名言は、noteに限らず色々な事柄に当てはまりますね。

加えてnoteで投稿する時に注意するところがあります。それはnoteの公開設定です。
ハッシュタグの記載、マガジンへの追加はやっておきましょう。

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note編集部(note公式)が記事の書き方について『noteの楽しみ方』という特集記事を出しています。そちらもぜひ参考にしてみてください。

最後に

ここまでnoteの書くための手法について書いてきましたが、実は一番大事なのは「なぜあなたは記事を書くのか」ということ。

構成など文章の組み立て方、紙やiCloudメモという道具を紹介してきたのに、いきなりどういうこと? と思われるかもしれませんが、ちょっと聞いてください。

この「なぜ」の部分をきちんと自分なりに考えて腹落ちしておくことで、たった一つの記事を書くだけでも、より気持ちがこもったものになると思っているからです。そうやって書かれた記事は読む人に”何か”が伝わるものになっているはずです。

そして、僕が記事を書く理由は「ゲームを一生涯楽しむ世界を目指す」から

ゲームを楽しむとは? 一生涯ゲームを楽しむにはどうしたらいいか? そんなことを考えながら記事を書くようにしています。

CRカップの記事では「大会の詳細情報が出ていないわりに、60名近い出場者をフォローする人たちはめちゃくちゃたくさんいる。それならそのひとたちが望んでいるはずの大会概要をわかりやすく書いて読んでもらおう!」

スペルブレイクの記事では「こんなにゲームの完成度が高くて面白いはずなのに公式ページのゲームシステムについて情報が少ない。それならネットにある情報をまとめて記事にしよう」ということを考えて書きました。

その結果、それぞれ7.9万ビュー、7.4万ビューを達成できました。(2021年5月現在)

僕のnote人生の中でもダントツでたくさんの人に読んでもらえることができました。(普段の記事は1000ビューも読まれれば御の字なんです。)

どれだけ読んでもらえるかまではまったく予想できていませんでしたが、読んでもらうためには適切なタイミングで適切な情報を提供するということが大事だということはわかっていました。でも、それよりも大事なのは自分自身がどういう理由でどんな記事を書くのかということだと思っています。

このnoteがみなさんがnoteを書く時の参考になれば幸いです。スキやコメントをいただけると励みになります!


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