あれ、俺出かけてもいいんじゃない?って錯覚
育休をとってイメージと違ったのは意外と時間があるということ。
世のママさんは怒るのかもしれないけれど、育休初期はそんな印象を持った。
子供と遊ぶといってもずっと遊んでいられることもなく、寝る時は寝てしまうので見守るだけの時間も長い。
うちの子は母乳のみで育てておりミルクを作る機会がない。
オムツ替えと家事は積極的にやるけれど、家事さえ終わってしまえば自分がいなくても妻と子供だけで生活が成り立ってしまうと思っていた。
本当はもっと出来ることがあって、母乳の後の縦抱きや、絵本を読むこと、マッサージをすることなど奥さんが子供にやってほしいと思ってたことは実際には沢山あった。
ちゃんと奥さんに聞けば色々あったのだけれど、言うのも体力がいるとのことで本当に思っていることは言われず、育休初期は気づけていなかった。
お互い疲労感でややギスギスしておりしっかり話し合えないまま時間が過ぎてしまっていた。
頭では奥さんと協力して〜、話し合って〜とイメージしていたのだが、中々実行するのは難しい。
実際には奥さんと意見は食い違うわ方向性が定まらないわで同じ方向を向けてないなーと肌で感じながらも、揉めて疲れるのを恐れてそのままにしてしまっていた。
パチスロについては「父親なんだから我慢しろ」しか言われず、依存症で苦しいとは言える雰囲気ではなかったので、買い物だの図書館だのなんとか理由をつけて家を出てパチスロを打ちに行って「どこにいるの」と恐怖のLINEが来て帰宅後にどやされた。
そんな時に僕の口から出たのは「やることやってるからいいじゃん」だった。
当時の俺よ。それじゃ奥さんは納得しない。舐めてんのか。
結果、奥さんから実母に相談がいき実母が家まで来て話し合い。
その後は冷静に話し合ってお互いの感覚のずれを少し正すことができて、なんとかいい方向に向いてきた。
多少の息抜きは必要だと思うのだけど、相手を無視して娯楽に走るのはただの逃げで、悪循環になってしまう。
ちゃんと話し合ってお互いの気持ちを整えたなら、お互いの気遣いがいい方向に向いて良くなります。
育休をとって意外と時間あるなと思ったパパさん。
もうちょっと奥さんと子供を観察し声をかけてみてください。
偉そうにすいません。
父親になって71日目。