非思量:怒る価値がない人を追っかけない
<禅語>
非思量
<よみ>
ひしりょ
しりょにあらず
<意味>
考え事を追ってはいけない
<ひとりごと>
嫌なことをされてイライラしている時は、これ以上考えるのは止めよう。
でも、それができない。
そんな時は、すぐに反応せずに心の中で、このようにつぶやきましょう。
「鹿を指して、馬と言ってるあなたへ。私のことをいつも気にかけてくれてありがとう。でも私のことはいいから、自分の人生をしっかり生きてね」
そして、冷たい眼差しを送り、「非思量」と三回唱えます。
そうすると、すこし冷静になれます。
あなたの大切な時間と貴重な心のエネルギーを使って、怒る価値すらない相手を追っかけ続けて、ストレスをさらに大きくするのは、相手の思うツボ。
相手への最大の仕返しは、ケロッとして楽しいそうに過ごしているあなたの姿を見せること。
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