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2019年12月の記事一覧

作ったものを人に売るという楽しさ 2004/11〜

作ったものを人に売るという楽しさ 2004/11〜

(前回のあらすじ)

「そうだ、洋服のボタンを作るのはどうだろう?」

普通のユニクロのセーターでも、
素敵なボタンが付くだけで
急にグッといい服に見えちゃう魔法のような。

試しにラフを描いてみました。
こんなボタンがあったら誰より自分が欲しいもの
男女どちらも使えそうなもの
ピアスやヘアゴムなどにもアレンジ可能なもの・・・

そうしてパッケージもデザインし、
実際に設計図通り作ってできたボタン

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造形師からフィギュアの作り方を習う 2003/09〜

造形師からフィギュアの作り方を習う 2003/09〜

(前回のあらすじ)

「学校の授業だけこなしていても、
卒業後、社会で通用しないよな、これ…」

と思い、学校の内部で比較してるんじゃなくて、
学校の外の世界と自分から接点を作っていかなきゃ
いずれまた何もやってこなかった自分に愕然とする!

学生という恵まれたこの環境は、
卒業と同時に泥舟になって沈むと気付き、
危機感を持ちました。

学校の外の世界にいる大人と接点を作ろう!
と外部講師を当たっ

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担任の先生、突然の登校拒否 2002/06〜

担任の先生、突然の登校拒否 2002/06〜

専門学校2年のある日、
担任の先生が登校拒否(?)で
学校に来なくなってしまいました。

しっかりしていて真面目な人で、
尊敬していた先生だったので驚きました。

あまりに突然だったので、学校も対応ができない。
代行の先生も人手が足りず対策も何もなく、
「今日は自習です。」
と、朝の教室で毎日同じ発表を聞きました。

数日だけの出来事かと思いきや、
これが1週間、2週間と続いてくるわけです。

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学生トップの称号の無意味を知る 2002/02〜

学生トップの称号の無意味を知る 2002/02〜

(前回のあらすじ)

専門学校に入学し、
周りとのレベルの差に焦り必死の努力から、
逆にストイックにやりすぎて
成績がトップになってしまったわけですが、
トップでいることになんの意味もないと
今回の件で思い知ることになります。

1年生の最後に、
全ての成績が決まる評価課題があると同時に、

1位を決めるコンテストも兼ねていました。

いつも上位とはいえ、
他の人の作品って自分より良く見えるもので

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おばあちゃんのお金20万の使い道に悩む 2001/06〜

おばあちゃんのお金20万の使い道に悩む 2001/06〜

(前回までのあらすじ)

フリーターを1年挟んだ為、
みんなより1年遅れて入学した私は、
専門の1年生の年にちょうど二十歳になりました。

その時、二十歳のお祝いにと
おばあちゃんが20万円をお金をくれたのですが、
あまりの額の大きさに、
そのお金の意味について真剣に考えてしまいます。
真面目です。笑

もちろん普通にオシャレしたり欲しいものは沢山あって、
雑誌やショップの値札を見てはお金が欲しい

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専門学生1年スタートと同時につまづく 2001/04〜

専門学生1年スタートと同時につまづく 2001/04〜

前回のあらすじ

4月、晴れて念願の学生になれました。
専門学校のグラフィックデザイン科です。
とはいえ1年目はひたすらアナログな基礎。
デッサンや色や造形の勉強です。

さて、デザインの専門学校って、
美大の受験に落ちて入ってきた人や、
高校時代美術部だった人が集まる場所でもあります。

そんな人たちの中、
私はというと、美術やデザインの経験もなく、
絵を描いていたのも絵日記の中の落書きレベル。

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フリーターの1年間、そして色が消える 2000/04〜

フリーターの1年間、そして色が消える 2000/04〜

(前回までのあらすじ)

高校卒業後、
進路のレールに乗るのを嫌い、
本当に学校に通いたいのか
それとも世の中の常識に流されて
進学しようとしているだけなのか?

確かめてみようと、
1年間、フリーターになりました。
週5日8時間のフルタイム。

模索する期間でもあり、
ただ模索するだけでなくその期間を有効に使い
社会で働く選択肢もあると知るために、
働く経験をしようと思ったからです。

学生時代

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進路を疑う 1999/03〜

進路を疑う 1999/03〜

(前回のあらすじ)
高校も3年になると、
いよいよ進路でクラスがソワソワします。

大学どこ行く?
将来どうする?
やりたいこときまってるから専門学校?
はたまた就職で稼ぐ?

私は落書きとオシャレが好きだから、
デザイン系の専門かなーと思って、
夏休みは学校見学を何校も回っていました。

そして、とある専門学校を見ていた時、
他にも見学に来ていた高校生同士が、

「専門どこにする?」

「まだ決

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ヅラデビュー 1998/07/12〜

ヅラデビュー 1998/07/12〜

(前回のあらすじ)

ホワイトブリーチをした頭で登校し
朝から生活指導の先生と校門で揉めましたが、
どうにか無事に1日の授業が終わり、
放課後、その足で原宿のラフォーレに行きました。

目指すはウィッグ屋さん。
そう、カツラです。
何個も試着して、焦げ茶色のコロンとした
レトロマダムなウィッグを買いました。

そして翌朝、学校の校門。
生活指導の先生が私に当然目を止めます。
先生が私の頭を見て言葉

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どうせならホワイトブリーチ 1998/07/08

どうせならホワイトブリーチ 1998/07/08

(前回までのあらすじ)
髪を好きに染めてみたい。

でもくらい髪の色だと、
自分でピンクとかに染めても
直射日光くらいの光に当たらないと
あまり色がわからなかった。
一度、地毛の暗い色を抜かないと、
カラーを入れても見えない。

じゃあ、明るくブリーチしてみるか。
やるからには思い切り。
金髪くらいの色の人はもういるし、
いっそ白なら誰ともかぶらない。

というわけで、
髪をベリーショートに切って

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