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CivitAI への画像公開状況⑩ 2024/07/01 時点(2/2)【動画 2 本掲載】

この続きです。

雰囲気が激変した beautifulRealistic_v7.safetensors での描画が続きます。
「wearing nano-suits」プロンプトによる装甲が再びマイクロフリース系
の柔らかい素材の描写が多くなっています。

この一連の画も同時に投稿した動画も含めて全てモデレータ審査待ち
時間ゼロで即公開となりました。
反響もすぐにいただけました。

骨の折れかけた雨傘が画に紛れ込んだのは意外でしたが面白いです。
しかも良く見たら軸が折れて浮いてる?(あえて補正してません。)
プロンプト上ではもちろん明示指定していません。

先の記事内の starlike_v20.safetensors と同じく、2.5 次元系の
CheckPoint である breakdomain_M2150.safetensors もプロンプト追随性が
高く、メインキャラクタや背景の緻密な描写が魅力的ですが、やはり
彩度が意図的に低いです。breakdomain_M2150.safetensors での描画例
の公開を終えたら、Refiner 機能を使って、リアル系の CheckPoint の
風合いをかぶせたものを引き続き公開予定です。

この一連の画はモデレータ審査待ちに 2 時間ほどかかりました。

プロンプトに「Look at the viewer」(鑑賞者側を見つめる)が含まれない
他の人物画と同じものですが、どれもやたら睨んでキメますね…。
(そういうAI 肖像画は以前よりやや食傷気味。ネット上に数が多過ぎ
ますので。西洋流ヒーロー肖像画の感じと言いますか…。)

続きとなる次の一連の画は、何時間にもわたるモデレータ審査待ちの
間に投稿自体が消失していました。

どういうことでしょう。操作ミスで消去した?
照会も英語での交渉となるのでしょうし、水掛け論になっては対応も
出来ないので、粛々と再投稿しましたら 10 分かからず審査が終わって
公開になってました。誤って削除したのを慌ててリカバーした雰囲気が
アリアリに思えました。
逆に再登録後に公開まで時間を要しなかったことで、多くの反響も
すぐ得られることになったものの、どこか割り切れません。
(次画像の左上端)

またモデレータ審査は週末は稼働していないようで、こちらの時間帯で
土曜深夜の 02 時あたりから、月曜の 18 時頃までは極力、モデレータ
審査にかかるコンテンツの公開申請は避けたほうが良さそうです。
全く稼働していない訳では無さそうですが、12 時間から 24 時間の
審査待ち時間が生じて、そのうちに新規公開画の一覧の中でかなり
目立たないところまで流されてしまっているため、反響を得られない
要因になっています。

CivitAI の中で「モデレータ募集!」のバナーが出てました。

「サイトモデレーター募集!
サイトモデレーターとして私たちのチームに参加しませんか?安全で
歓迎される環境を作ることに情熱を傾け、画像にタグを付けたり評価を
付けたりするのが好きな方は、こちらから詳細をご覧の上、ご応募
ください。」とのことです。

企業内で審査するのでなく、アルバイト / ボランティア委託した人間の
主観で「PG」から「XXX」までの判定をしている、ということのよう
です。

そりゃあ最初に投稿した画がなかなか審査されず、同じものを
再投稿して、その結果が「R」や「X」にされたり「PG」にされたり
評価が個人主観でブレたりする訳です(呆)。
誤って投稿を削除もきっとあって、再登録で「ああ助かった」みたいな
モデレータも居そうですね(大呆)。

私自身はモデレータに立候補はしません。
半世紀にわたる作曲創作時代に評論家というイカサマをとことん軽蔑
していたのと同様、創造を実際に行う人間が、創造の能力を授から
なかった下層の人間に上から目線で吟味されたり勝手に評価される
ことを強く忌み嫌います。
 
創作者より狭い視野からの主観で創作者の世界を切り捨てて悦に入る、
しかも多くの場合、ゼロから有を苦悶して生み出す創作者よりも
創作者のお陰で圧倒的に良い飯を食う、そんな存在を全く生まれて
来た価値がゼロの無駄な人生だと思うのと同じく、他の創作者の
創造を当方が手前勝手に評価する、など自身には恐れ多いことだと
考えるからです。

CivitAI に集う創作者や鑑賞者の中に「画像にタグを付けたり評価を
付けたりするのが好きな方」なんて居るのでしょうか。そんなことに
興味が出るなんて、この分野に対して「無力・無能であるが何か
言いたいだけ」を自ら証明するようなものではないでしょうか。

根は同じ話になるのかも知れませんが、28 番目にCivitAI でフォロワー
になって頂いた CivitAI ユーザ、Iyokaisama 様のサイトには、
おびただしいと言って良いほどの NSFW 画が 2024/05/01 ID 登録後に
公開されていました。なんと戦時中のウクライナの方でした。

大爆撃と虐殺があったブチャで発掘されたピアノを修繕しての演奏会の
TV ニュースを見た時の漠然とした違和感、「隣国ロシアからの理不尽な
侵略を首都キーウを含めて他地域で受けているにも関わらず、これほど
平和な情景のゆとりも残されているのか?」という感情を踏まえて、
これだけの量の NSFW 画を眺めるにつれ、「これは彼が生きた証を
爪痕として残そうとしたものだ」ということに勝手ながら解釈しよう
と考えました。

インパクトが大きいほど周囲に伝搬する力もきっとあり、またいつまで
続けられるか分からない情勢の前には、もう奇麗ごと抜きに自身が
描きたいものを描く、そういうものではないのか、と。

(※ キーウはかつてロシア語でキエフと呼ばれた大都市でした。
40 歳になってようやく一介の郵便局員から作曲家として世に出た
ムソルグスキーのピアノ組曲「展覧会の絵」の終曲に描かれた、
ロシア正教の大聖堂などの情景が今、理不尽な侵略で崩壊されて
行きます。)

先方からは「Thank you」のコメントと100 Tips が私の画のコメント
にありました。
「ロシアの理不尽な侵略から安全な状況にあるのか?」と返したい
気持ちも多々ありましたが、それで何を自身が出来るかと考えた時に
ただそのコメントに「♡」マークを返すことしか出来ませんでした。

画が NSFW であるかどうか、そんな線引きはどうでも良いこと
なのです。そんな薄っぺらな自己基準で彼(彼女?まあきっと彼)が
発信した「この先自身の存在がどうなるか分からない中で、この世に
生きた証明を託した創作」を第三者が主観で評価するなど所詮は傲慢に
過ぎません。

なので、自身が描画出来なかった表現(例えば同じ表現をしたかった
が、多足多頭多腕変形が出て画にならなかったとか)だけを基準に、
Tip や「♡」を送ることを惜しみなく実行しました。

それが同じ創作者として、彼に公開の甲斐があった、と感じて貰える
最大のアプローチではないかと考えます。

先方からの私の画への「Thank you」のコメントはそれらを踏まえての
反応だったのか、と考える自身が居ます。(次画像の右下端)

彼にならってプロフィルに所在地「Japan」を追加しました。

majicmixRealistic_v7.safetensors による天体画が続きます。

この画だけ何時間たってもAI による分析とタグ付与の初段処理が
終わらず、自 ID 以外では見えない状態だったので、一旦削除して
翌日登録分に回しました。モデレータ審査でなく、プログラムに
よる自動処理がいつまでもリターンしないとはどういう不具合
なのでしょう。

starlike_v20.safetensors による天体画です。
人物画の時のように異様なほどに彩度が落ちることがないので、
beautifulRealistic_v7.safetensors による画だと自身でも誤解してました。

動画は32 シーンが揃ったので、また1 本化纏めを2 本作成しました。
(毎度ながら再生画質設定は1080p でお願いします。)


(この後も記事公開まで執筆と校正が続きますが、2024/06/30 夕方時点で、
投稿数 : 353、静止画数 : 1093、動画数 : 132、国内外からのフォロワ数 :28)


ご覧いただきありがとうございます。




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