立つだけダイエット
とにかく良くも悪くも肉が付きやすい。
食べ過ぎればブヨブヨとした脂肪が付き、
これではイカンと一念発起して筋トレを行えばゴツイ筋肉が付く。
筋肉が付くと言えば聞こえは良いが、ブヨブヨの下にゴツゴツが潜んでいるのだ。
まるでプロレスラーのようだ。
プロレスラーの体型を否定している訳ではない。
彼ら彼女らも格闘家として芸術的な肉体をしている。
ただ個人的に格闘家のような逞しい肉体ではなく、舞踊家のような軽やかな中にも一本真の入った様な肉体に憧れているというだけだ。
ある日、自分の姿を写真で見ることがあった。
仕事風景に偶然紛れ込んでいた人目を気にしていない自分。
そこには自分で思っていたよりもずっと姿勢の悪い自分がいた。
そこから体重の増減ではなく姿勢改善の方向に舵を切った。
姿勢改善にお勧めなのは「立つ」という行為。
正しい姿勢で立つというのは意外と難しい。
「立つだけダイエット」というタイトルで一冊書けそうなくらいだ。
そのくらい正しい姿勢というのは難しく、最初のうちは整体やカイロプラクティック を利用すると良いだろう。
何度か矯正されると、ある日猫背になっている自分に気付く。
ここまできたら後は自力でも直せる。
正しい姿勢を意識して立つ。ただそれだけだ。
最初のうちは10秒ももたないかもしれない。
姿勢のことばかり気にしていられない、という人もいるだろう。
もちろん気付いた時だけで構わない。
気付いたら正す。
焦らなくていいのだ。
正しく立てる時間が延びてきたら、次は「歩く」
一歩踏み出した瞬間に姿勢が崩れることも多い。
崩れたら正す。
数歩でも良いから正しい姿勢を意識しながら歩く。
早く歩いたり、長い距離を歩こうとして姿勢が崩れてしまっては意味がない。
ゆっくりで良いのだ。
自分の姿勢と向き合って約2ヶ月、
首が長くなり、脚、特に太腿辺りが細くなった。
今までパツパツだったパンツにゆとりがでてきたのだ。
体重の変動はないものの、明らかに体型は変化している。
姿勢が与える影響というのは、思いのほか大きい。
今後、どのように体型が変化していくか、追ってnoteに記録していきたい。