Please do not crash into the fire door 〜防火戸に突進しないでください〜
We came across two small signs attached to a closed door on the basement floor of a department store. After reading the fine print, we realized it was a fire door…but we had to make a brief stop to read them!
The wording is not completely mistaken, but it’s a bit long and doesn’t sound too natural. So, we’d like to do a makeover with a shorter, more visible message—and a larger sign that stands out!
閉店後の百貨店。地下出入り口の扉に貼ってあったこちらの張り紙。
立ち止まって読んでみたところ、なんと防火戸の注意勧告でした!⚠️
文字が小さいので近くまで行かないと読めず、
気づかずうっかり、ドアに寄り掛かったり衝撃を与えてしまったりする可能性があると思いました!
注意勧告をする場合は、少し距離があっても読めるように「目立たせる」ことと、「すぐに伝わる」ように工夫することが大切です!
以下のように変更すれば、もっと短い文章でしっかり注意喚起をすることができると考えました!👩🏫
💁♀️【ご提案】
Please do not lean against or crash into the fire door as it may operate.
Please do not lean or give a shock, as fire door may operate.
↓
DO NOT LEAN
Fire door may operate
THIS IS A FIRE DOOR
Keep clear and keep closed
KEEP CLEAR
This is a fire door. Do not lean against it as it may operate.
FIRE DOOR
Do not obstruct
This is a FIRE DOOR.
Please keep clear at all times.
👩🏫【解説:文言について】
📝英語版は Please がついているので丁寧ですが、このようなサインは注意勧告なので、完全な文章ではなく「短く」「パッと見て伝わるように」を優先した方がよいです。
📝 crash into は「衝突する」「突進する」のニュアンスで、どちらかというと激しく破壊的なイメージです。(“car crash” “plane crash” “the car crashed into the building” など、自動車や飛行機事故などを連想します) 💥
📝 give a shock は「ショックを与える」の直訳かと思われますが、英語ではこのようには言わず、不自然に聞こえます。
原文に近い形で書き換えるなら以下の方が伝わります:
Please do not lean against or bang into the fire door as it may operate.
👩🏫【解説:デザインについて】
📝英語と中国語は微妙に異なる文言でふたつのサインに書かれていました。ただ、文言を変えてある理由と、ふたつのサインに別々に記載する意図が明確ではありませんでした。読むのは時間もかかり、重要な情報がすぐに伝わりません。短い文言にして、大きめで目立つひとつのサインにまとめる方が効果的かと思います!
📝現状の張り紙だと「白色」の背景(ドア)に「白色」の張り紙で、目立ちません。統一感や外観美を保つために白を選んだのかもしれませんが、こうした場合には、目立つ色を使うことをお勧めします!
ちなみに英語圏ではこのようなサインのときに赤や青、黄色がよく使われています。
(外観上の都合や規制があるかもしれませんが、可能であれば safety first — 安全第一と言えると思いました!)
ただ3ヶ国語で記載されているのも親切ですし、張り紙があるのはありがたいですね☺️!
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