英単語「driver」の語源や由来
driverとは、自動車などの運転者だけではく様々な意味で訳されています。例えば操縦者、牛遣い、馬方などです。また動力電動部や駆動輪の意味でも訳されますし、杭などの打ち込み機もdriverと呼びます。古くは、「家畜飼い、飼い主、家畜を運転する人」という意味の言葉から由来しており、14世紀後半頃からdriveの名詞として使われるようになりました。
15世紀中期には、「車を運転する人」という意味が定着したのです。アメリカでは、「奴隷の一団の監督」という意味で1796年頃まで使用されていたり、1892年頃まで「遠くに打つためのゴルフクラブ」という意味で使われていたりしていました。1867年までは、「運転席」とも捉えられていましたが、現在は人を表す語として主に使われています。
現在の日本では、運転者などと訳される他にも、タクシーの運転手などを指して、ドライバーというカタカナ語で使われることもある語です。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?