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The Alchemist を読んで学んだ英語表現

The Alchemist、邦題は『アルケミスト〜夢を旅した少年〜』
Paulo Coelho(パウロ・コエーリョ)さんというブラジルの作家が書いた本で、
世界で5番目に多く読まれている本らしい。英語版を購入して読んでみた。
そして知らなかった表現をまとめてみた。
例文も考えてみた。


1 alchemist「錬金術師」   alchemy「錬金術」

錬金術とは、古代から中世にかけて行われていた、卑金属を貴金属(特に金)に変えようとする技術や思想のこと。

2 disinter 「(埋葬されたものや隠されたものを)掘り出す、掘り起こす」

Disinter your dream and keep chasing it.
「夢を掘り起こし、それを追い続けろ」

3 impetus「推進力、弾み」

further impetus 「より一層弾みを与えるもの」All you need is love when you achieve something big because love is a further impetus.
「何か大きなことを成し遂げたければあなたが必要なものは愛だ。なぜなら愛はより一層弾みを与えるものだからだ」

4 sacristy 「聖具室」

聖具室とは、教会で祭服や備品を保管する部屋のこと。

Something important must be hidden in the sacristy.
「何か重要な物が聖具室に隠されているに違いない」

5 shear 「羊の毛を刈る」

I asked the shepherd to shear three sheep and give me the wool.
「私は羊飼いに3匹の羊の毛を刈りその羊毛をくれるよう頼んだ」

6 sample「味を見る、試食する」

I found a place to sample the new wine I had bought.
「私は買った新しいワインの味を見るための場所を見つけた」
※samleは名詞の「見本」という意味だけではなかった。

7 of one’s own accord「自発的に」

To increase my luck, I decided of my own accord to pick up trashes on the street.
「運を引き寄せるために、私は自発的に道に落ちているゴミを拾うことに決めた」

8 pang「心の痛み」

I always feel a pang in my heart when I think about what happed to my friend.
「私は友人の身に起きたことを考えるといつも心の痛みを感じる」

9 ewe「大人の雌羊(成長したメスの羊)」

  発音記号はjúː なので一匹のときはan eweではなくa ewe

Do you know how to take care of pregnant ewes?
「妊娠した雌羊の世話の仕方を知っていますか」
※羊を表す英語が多いことに奥深さを感じる。 
sheep「羊」
ram「繁殖できるオスの羊」
lamb「子供の羊、子供の羊の肉」
ewe「大人のメスの羊」
mutton「大人の羊の肉」

10 stable「馬小屋」

Come home quickly!  Horses are out of control in the stable.
「早く帰ってこい!馬が馬小屋で大騒ぎしている」
※stable「安定した」という意味でしか使ったことがなかった。

11 omen「神のお告げ、前兆」

Stop living the way you hate.  Why don't you just follow the omen?
「気に入らない生き方を止めよう。神のお告げに従ってみたらどう?」

12 platter「大皿」

Enjoy the platters that are full of the delicious food.
「美味しい食べ物でいっぱいの大皿を楽しんでください」

13 fidget「ソワソワする」

Before the exam, I couldn't stop fidgeting.
「試験の前に、私はソワソワするのをやめられなかった」

14 shrub「低木」

The presence of a shrub means there is water near here.
「低木があるということはこの近くに水があるということだ」

15 well-heeled「裕福な」

This restaurant is for well-heeled people.
「このレストランは裕福な人のレストランである」
※「良い靴を履いている」という意味から転じて「裕福な、金持ちな」という意味で使われる。

16 grouch「不機嫌な人」

I decided to quit this job because the owner of the shop is a terrible grouch.
「その店のオーナーがとてつもなく不機嫌な人なので私はこの仕事を辞めることに決めた」

17 cobbler「靴屋、靴を修理する人」

You should ask that cobbler to mend your shoes.
「あなたはあの靴屋に靴を修理してもらったほうがいいよ」

18 maktub 「マクトゥーブ」

アラビア語で「それは書かれている」という意味。
「物事は全て、最初からそうなることが決まっている」というような意味らしい。

19 herald「〜の到来を告げる」

This beautiful sky after the storm heralds a miracle.
「嵐の後のこの美しい空が奇跡の到来を告げる」

20 at length「長々と、詳細に」

The president spoke at length about his plan to make his company bigger.
「社長は会社を大きくするための計画について長々と話した」

21 furnace「加熱炉、溶鉱炉、かまど」

A big furnace is in that factory.
「大きな溶鉱炉があの工場の中にある」

22 bid「〜を命じる」

過去形はbade, 過去分詞形はbid
The guard bade me enter.
「ガードマンが私に入るよう命じた」
※[A] bid [B] 動詞の原形→[A]が[B]に〜するよう命令する という形で使われる。

23 suffuse「〜を満たす」

The air was suffused with the strange scent of perfume.
「空気が香水の変な匂いで満たされていた」

24 prognostication「未来を知ること、予知、予言」

The prognostication of earthquake might be possible in the future.
「地震の予知は将来可能になるかもしれない」

25 bid farewell 「別れを告げる」

The time traveller bade me farewell and went back to the future.
「そのタイムトラベラーは私に別れを告げ、未来に帰っていった」

26 centurion 「百人隊長」

That guy served as a centurion in Rome.
「彼はローマで百人隊長として仕えた」

27 scarab beetle「コガネムシ」

Please find a scarab beetle in Egypt.
「エジプトでコガネムシを探してくれ」
※コガネムシは古代エジプトでは神聖な虫としてみなされていたらしい。 コガネムシって漢字で書いたら黄金虫!

まとめ

 主人公の少年は苦しいことを乗り越えてきたけれど、乗り越えている最中に多くの人に出会い、多くの影響を受けていた。
 大きな目標を達成する過程こそが楽しくて、成長させてくれるものなのだと学んだ。 そして、 omen「前兆」について考えるきっかけをくれた本。 「何かの前兆かも?」と思ったことに素直に従ってみよう!という気持ちになった。
 また、知らなかった英単語を使って自分で英文を考えてみると記憶に残る。やっぱり新しい言葉を覚えるためには、インプットした後にアウトプットをすることが大切!
 


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