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第104回 what と how の区別
みなさん、こんにちは。
英文法学び直しCafeへようこそ。
お住まいの地域では、
今日の天気はどうですか?
How is the weather today?
私の住む地域では、
今朝は曇っていて、寒いです。
It's cloudy and cold this morning.
さて、第92回からずっと、
疑問詞について
学んできましたね。
疑問詞のある文を作る上で、
日本人が悩みやすいのは、
「 what と how の区別」ですよね。
今回は、そのことについて
学んでいきましょう。
☆これまでの復習☆
疑問詞も、
英語の品詞の一つです。
「疑問詞」という名前の通り、
疑問詞は
疑問文に使われます。
疑問文(ぎもんぶん)とは、
何か質問したいときに使う文のことです。
疑問文の終わり(文末)には、
「?(クエスチョンマーク)」が付きます。
疑問詞を使う疑問文には、
「 Yes / No 」ではなく
具体的な言葉で答えます。
疑問詞には、さまざまな種類があります。
今の段階で覚えておきたいのは、
「6W1H」です。
what 何 who 誰
where どこ when いつ
which どれ、どちら why なぜ
how どのくらい、どうやって
まぎらわしい what と how
みなさんは、
こんな風に迷ったことが
ありませんか?
「どう思う?」の「どう」って、
how だっけ? what だっけ?
これは、日本人にとっては
悩ましい問いです。
「どう」問題。
どんなときに What を使い、
どんなときに How を使うのか。
区別できるように
なりたいですよね。
それにはまず、
how のもう1つの意味を
知る必要があります。
how のもう1つの意味
第96回で、私は
how の意味について、
次のように解説しました。
疑問詞の how には、
大きく分けて2つの意味が
あります。
① どうやって(手段)
② どのくらい、どれくらい(程度)
わかりやすくするために
あえて2つに絞ったのですが、
実はもう1つ大切な意味が
how にはあるんです。
それは、
③ どんな状態[具合]で(状態)
です。
冒頭で私が聞いたような、
How is the weather today?
今日の天気はどうですか?
のように、
「どんな状態か、」
「どうであるか」を聞くときに
how が使われます。
ここまでは、わりと
わかりやすいですね。
でも、中には
how が使えない「どう」も
あるんです!
それが、次のケースです。
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