第23回 be動詞の疑問文への答え方②
みなさん、こんにちは。
英文法学び直しCafe へようこそ。
前回は、
be動詞の疑問文に答える文のかたちと、
手順1、2について学びましたね。
今回は、手順3~5について
学びましょう。
この記事を読み終える頃には、
みなさんも自分で
be動詞の疑問文に答えることが
できるようになっていますよ。
☆これまでの復習☆
前回は、
答え方の手順1と2について、
学びましたね。
今回はその続きです。
手順3~5まで学びましょう。
手順3.be 動詞のかたちを主語に合わせる
前回出てきた、
Is Taro sleepy?
太郎は眠いですか?
という疑問文に答える場合、
疑問文の主語である Taro を
代名詞の he に代えるんでしたね。
そして、be動詞のかたちを
he に合わせます。
疑問文でも使われていた、
「 Is 」をそのまま使えますね。
手順1と2にしたがって、
be動詞の疑問文に答える
テンプレートに当てはめてみると……。
① Yes, he is.
はい、彼は眠いです。
② No, he is not.
いいえ、彼は眠くありません。
という風に、
答えの文が2通り、できました。
※ なぜ「 He 」ではなく「 he 」なの?
この場合、
「 Yes 」や「 No 」が
文頭に来ているため、
「 Y 」と「 N 」が大文字になります。
そして、
「 He(= Taro )」は文頭にはないので、
「 he 」と、小文字で書きます。
手順4.「 No 」の場合は「 not 」を付ける
手順3の
② No, he is not. を見てください。
「 No 」の場合は、
「 not 」を付ける必要があります。
どこに付いていますか?
はい、be動詞のうしろですね。
be動詞のうしろに
「 not 」を付けます。
なぜ、not が必要なの?
なぜなら、
「No, he isn't. 」は
否定文(ひていぶん)だからです。
否定文には
「 not (~でない)」が
必要です。
否定文については
また今度くわしく解説しますね。
「 be動詞 + not 」の短縮形
そして、
「 is not (イズ ナット)」は
「 isn't (イズント)」と、
短く言うことができます。
これを、短縮形(たんしゅくけい)と
いいます。
No, he is not.(ノウ、ヒー イズ ナット)
よりも、
No, he isn't. (ノウ、ヒー イズント)
の方が、リズムも良いですね。
「 be動詞 + not 」の短縮形は、
こんな風になります。
「 are 」 や 「 is 」のうしろに
「n't (ント)」を付けると、
短縮形にできます。
「 n't 」の「 ' (アポストロフィー)」を
忘れずに書きましょう。
「 n't 」=「 not 」の短縮形なので、
「 ' (アポストロフィー)」が付きます。
「 am not 」 の短縮形は特殊
あれ?
「 am 」は?
……と思ったみなさん。
鋭いですね。
実は、am の短縮形は、
特殊なんです。
「 am not 」の短縮形は、
「× amn't 」ではありません。
「× amn't 」にはできないんです。
じゃあ、どうするか?
ここでみなさんに
思い出してほしいのですが、
「 am 」を使うときの
主語は何でしたか?
「 am 」を使う主語は、
たった1つしかありませんよね。
そう、「 I 」です!
「 am 」は「 I 」専用でしたね。
ですので、
「 I 」といっしょに
短縮形にします。
となります。
「 I'm 」の「 ' (アポストロフィー)」を
忘れずに書きましょう。
「 I'm 」=「 I am 」の短縮形なので、
「 ' (アポストロフィー)」が付きます。
手順5.文末に「.(ピリオド)」を付ける
さあ、仕上げの段階まで来ました。
英文の終わりには、何を付けますか?
そう、「.(ピリオド)」ですね。
日本語の「。(マル)」と同じように、
「これで文が終わったよー」
という記号を付けなくてはなりません。
「.(ピリオド)」のことを日本語で、
「終止符(しゅうしふ)」といいます。
何かを終わらせることを、
「終止符を打つ」と言ったりしますね。
答えの文が完成!
ここまで、手順1~5にしたがって、
be動詞の疑問文に対する答えの文を
作ってきました。
完成形は、こうなります。
今度は、みなさんが
次の質問に英語で答えてください。
ノートか何かの紙に、
手書きで書くとよいですよ。
★練習問題★
次の疑問文に答えましょう。
「 Yes 」と「 No 」の2通りの答えを
作ってください。
Are you sleepy?
あなたは眠いですか?
(正解は、下にあります。)
※主語に注意してくださいね。
誰について聞かれているのか、
誰について答えるのかを
よく考えて英文を作りましょう。
↓
↓
↓
正解は、
Yes, I am. と、
No, I'm ( = I am) not. です。
できましたか?
主語を「 you → I 」に
変えましたか?
be動詞を「are → am 」に
変えましたか?
自分の答えを
よく見てみましょう。
「 , 」や「 ' 」、
「 . 」は
付けましたか?
大文字・小文字のまちがいは
ありませんでしたか?
お疲れ様でした!
今回もたくさん学びましたね。
be動詞の疑問文への答え方が
わかりましたか?
次回は、
be動詞の疑問文に対する
答えの文について、
もう少し深掘りします。
また読んでいただけたら嬉しいです。
みなさんのスキやフォローが
私の励みになっています。
最後まで読んでくださって、
ありがとうございました。
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