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寄付デビューしました

「生活に余裕ができたら寄付をしようと言っている限りはいつまで経っても寄付なんかできない。」という考えを知り、「言われてみればそうかも。。。」と思ったので、アレコレ調べて実際に寄付を行ったので、寄付に関して書きます。


善意を利用した詐欺には気を付ける

社会人になりたての頃、学生の時には手にできなかった金額の給料に驚き、自分が働くモチベーションとして給料日に千円札を数枚おろして、コンビニのレジ横にある募金箱へ折りたたんでいれていました。

レジ横の募金箱は小銭は入っているもののお札が入っていることはあまりなかったので、自分が入れたお札が目立ち優越感に浸っていたものでした。

数か月間の間は続けていましたが、募金箱に入れているお金はどのように役立っているのかが全くわからないし、人のためになっているかも実感として湧かず、コンビニの募金箱での横領問題がニュースになった事件が起きたこともあり、募金することをやめることにしました。

お金が絡むことにはごく少数ですが、お金をくすねようとする人や団体が出てきます。今年のお正月に起きた能登の地震における募金についても、公的な団体や機関を名乗って、お金を手に入れようとする輩には気を付けなければいけません。金融庁も義援金詐欺への注意喚起を行なっています。

自分が寄付しようと思ったところが、ホームページはクリーンでも詐欺集団だったり、怪しい宗教団体だったりしたらショックですよね。寄付する時には冷静に寄付先が安全な所じゃないかを確認しましょう。

寄付に自分の思いを反映させる

詐欺被害には気を付けたうえで、お金を寄付をしようとした時に、寄付金の使われ方は災害支援、子ども支援、高齢者や障がい者支援、商工業等の振興支援、環境美化の支援などなど沢山の種類があります。

寄付先で運営資金が足りていない様子は理解できるのですが、限りある資金なので、すべてに寄付をすることはできません。

寄付の決め方は人それぞれですが、私の場合、子どもの頃に両親が離婚し、ひとり親家庭の環境で育ちました。

両親が離婚しても、不良になることなく、サラリーマンとして働き、親元を離れて生活できるくらいにはなったので、私が子どもの頃に感じた不安や親の負担を少しでも軽減できればと思い、ひとり親家庭を支援している公的な団体を見つけ、Amazonの欲しいものを公開していたので、その中から予算範囲内で購入をしました。

お金を送ってもどのような使われ方か見えないので、必要とされている実物を送る選択肢を団体側が提示してくれていたので、物理的に必要な支援ができたのかな、と思います。

人によって、優先したいものは違って良いと思うので、自分の思いを寄付という形にのせて、支援していけばよいでしょう。

寄付を募る所のIT化や情報発信に課題

海外ほどではないにしろ、日本でも格差が広がり、フードロスが問題になっています。その一方で、低所得層の子どもには食事がいきわたっておらず、子ども食堂がボランティア団体によって運営されていています。

寄付をする先として、子ども食堂の支援をしたいと思って探してみたのですが、子ども食堂を運営している団体のほとんどが情報発信をしておらず、ホームページやFacebookはあっても更新が全くされていないという状況になっていました。

私は、食事が生きるためには必要だし、高齢者よりは未来を作っていく子どもたちに優先順位を高くして、寄付できる先があれば、少額ですがお金だったり、食料品だったりを寄付することをしたかったのですが、おそらく運営団体もそこまで手が回らないのでしょう。

IT業界に身を置いている者としては、そういったことを手助けできる労力を提供できるボランティアのような方法を見つけていきたいところです。

最後に

ひと昔と違って寄付はお金だけでなく、Amazonの欲しいものリストを公開している所に代わりに購入してあげることで寄付することができます。
変な団体に騙されないように気を付けつつ、寄付することを続けていこうと思います。

この文章が寄付する人の背中を押すことができれば嬉しいです。

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