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多治見から始める。地域で電気を「創る」再生可能エネルギー事業!

こんにちは!
株式会社エネファント/たじみ電力です。
先日noteを開設し、多くの方から反応を頂きました。
とてもうれしく思っています。ありがとうございます!
※その記事はコチラから

前回の記事でもご紹介をしましたが、
我々の事業は全て「創る」と「使う」を最短で繋ぐ。
これをベースとして事業設計がされています。

今回は、我々3つの事業のうち「再生可能エネルギー」事業について、ご紹介をしていきたいと思います。

3年連続、東海地区1位!Panasonic 全国エキスパート工事店

創業時から今でも続いている太陽光パネルの販売・設置・工事は、まさに「創る」と「使う」を最短で繋いでいる事業です。

ご自宅や企業の事務所、工場の屋根に太陽光パネルを設置して、屋根で創った電気を、下の生活空間や職場で利用する。
そうイメージすると、最短で繋ぐの意味が少し分かりやすくなるのではないかと思います。

弊社は、主にPanasonic製の太陽光パネルを提案・設置しており、「Panasonic 全国エキスパート工事店」に選ばれています!
実は3年連続、東海地区(岐阜・愛知・三重)で1位を頂いているんです。

電気店によくある「注文を受けて業者に発注」のような、窓口としての業務ではなく、調査から設置まで自社で行っています。
自社施工だからこそ、お客様のご要望に臨機応変に対応できることが、この評価に繋がっていると考えています。

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地域密着だからこそ生まれた新商品”ソーラーチャージャー”

「創る」と「使う」を最短で繋ぐために、多くのご家庭や企業様の事務所や工場の屋根に設置させていただいてきました。
そんな我々が、今狙っている電気を「創る」場所は、駐車場です。

なぜ駐車場なのかというと、4つの理由があります。

①地方には共通して、駐車場の数が多いこと
②高確率で電力需要のある家、商業施設、工場に隣接していること
③屋根を設置したいというニーズが存在すること
④EV(電気自動車)へ、発電したエネルギーを直結できること

多治見市をはじめとする岐阜県東濃地方は、ご家庭や商業施設、工場に隣接して多くの駐車場があります。
この駐車スペースに着目してできた商品が、ソーラーチャージャーです。

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ソーラーチャージャーは、4台分のカーポートの形をしており、屋根の部分に太陽光パネルを設置して発電をします。このパネルで発電した電気は、隣接するご自宅や商業施設、事務所、工場等にて安く使って頂くことができます。
もちろん、真下に電気自動車(EV)があれば、屋根で創られた安い電気での充電も可能になります。

ただ、これまで太陽光パネルの販売だけを行っていては、この事業はできなかったと思います。
販売だけでなく、設置・工事も自社で行い、ノウハウと技術が蓄積されていたからこそ、この事業を実現することができました。

非常用の電源として、地域の防災拠点へ

このソーラーチャージャーは、公募にて募集をし設置に必要な条件などが通れば、無料で地域内の個人・法人駐車場に設置しています。
それは、地域を災害・停電から守るためです。

きっかけになった出来事は、皆さんも記憶に新しいと思いますが、2019年千葉県を襲った大型台風です。
大規模停電により電力普及が遅れ、多くの住民がスマートフォンを充電するために、市役所や避難場所等へ押し寄せていました。
本来であれば、停電から72時間程度で80%は復旧するのですが、この台風では72時間で58%しか復旧していなかったことも大きな要因です。

この出来事もあり、経産省からも街の中で小さな発電所をつくって、有事の非常用電源として対応していく方針が打ち出されています。

このカーポート型のソーラーチャージャーは、太陽光パネルを設置しているため、地域内の分散型発電所としての機能を持っています。
停電など有事の際には、ソーラーチャージャーに設置されている電源設備を開放することで、近隣住民へ無料で電力供給が可能になります。

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※非常用電源設備。災害発生時でも日照さえあれば、屋根で電気を創り使用することができます。

今後は個人・法人だけでなく、自治体が運営している市役所、公民館、保健所や医療施設など避難場所になり得る場所への設置も進めていく予定です!

自分達の街は自分達で守る、EV(電気自動車)レスキュー

最後にもう一つだけ、ご紹介をさせてください。
最近、日産さんが放映しているCMをご覧になったことがある方もいると思います。
電気自動車のリーフから、充電されている電気を取り出して、家庭用電源として活用するというものです。

実は国産の電気自動車は、電気を放電することができるんです。その機能を活用したものがEVレスキューです。

言わば電気自動車は、走る電池です。
そこで地域の電気自動車オーナーに有志で協力を仰ぎ、災害時に避難場所へ電気自動車を派遣して頂きます。

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上述したソーラーチャージャーは、日照時間は絶え間なく発電をしますが、夜間は発電ができません。
そこで、ソーラーチャージャーを設置した場所に、電気自動車を派遣することで、昼夜を問わず電気が使える仕組みが、このEVレスキューなのです。

もちろん有事では、ご自身とご家族が最優先です。
しかし、これらの取り組みを通じて、大規模停電時に相互協力の体制づくりのきっかけになればとも思っています。

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書きだしたら、とっても長くなってしまいました💦
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!

我々の取り組みはいかがでしたでしょうか!?
少しでも地域で電気を「創る」再生可能エネルギー事業に、関心をもって頂けたのであれば嬉しいです。

次はの投稿では、創った電気を「配る」小売電力事業をご紹介する予定です!

それでは💡

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