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キャリアも子育てもあきらめない! リモートワークで叶えるインサイドセールスの働き方とは?
働き方が多様化する中、「キャリア」と「家庭」の両立を実現しながら活躍する女性たちが法人ビジネス事業部のインサイドセールスチームにいます。未経験から営業職に挑戦した川村さん、幼児を育てながら営業経験を活かす遠藤さん、接客販売で培ったスキルを営業に応用する中平さん。それぞれが自分らしい働き方を選び、成長を続けています。インサイドセールスのやりがいや、フルリモート勤務を活かした柔軟な働き方の魅力を深掘りします。
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「電気を使う企業すべてが対象」多様なお客様に寄り添う、インサイドセールスの役割
――まずはインサイドセールスチームの業務内容を教えてください。
川村:電気代の削減を検討している法人企業が、見積もり比較サイト「エネチェンジBiz」に問い合わせをした際に対応するのがインサイドセールスチームです。送っていただいた電気料金の明細書を基に各電力会社に見積もりを依頼し、現状のプランと各社の提案プランを比較できる表をオペレーションチームなどが作成します。その後、インサイドセールスチームで、メールや電話、場合によってはWeb商談を通じて詳しく説明し、電気料金プランの切り替えをサポートしています。
――電気代の削減を検討している法人企業には、どのような業種の企業が多いのでしょうか?
遠藤:電気を使う企業であればどんな業種でも対象になるので、本当に幅広いです。株式会社や有限会社はもちろん、保育園、病院、地域の医院なども多いですね。また、横のつながりで、他の支店の見積もり依頼を追加でいただくこともありますし、知り合いの企業をご紹介いただくケースもあります。
電話での応対 名前を覚えてもらうことが信頼構築のカギ
――実際どのように商談を進めていくのですか?
川村:とにかく電話ですね。1人当たり1日に6件から10件くらい電話をかけて詳しく説明していきます。もちろん、メールでご質問いただくこともあります。その際は資料を作成して、できるだけわかりやすくお答えするようにしています。
――1つの商談ではどのくらいの期間がかかるのですか?
川村:本当に早ければ見積もりを出して1週間くらいで内諾をもらえて、1カ月ほどでクロージングになるケースもありますが、半年かかって内諾をもらえた案件もありました。
遠藤:スピード感は企業の状況によりますよね。社内稟議に時間がかかるところもありますし。中平さんも4カ月粘って内諾いただいた案件もありましたよね。
中平:ありましたね〜。でも、その間に担当者の方と仲良くなれたので、楽しい部分もありました。
――顔の見えないメールや電話で信頼関係を築いていくのは難しそうですね。
川村:仲良くなるのが本当に一番大事だと思います。名前を覚えてもらって、「川村さんね」「遠藤さんね」「中平さんね」と呼んでいただけるようになると、とても嬉しいですし、信頼関係も深まります。
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電気料金のナビゲーター役 やりがいはお客様の課題解決に貢献すること
――実際にどんなお話をするんですか?
遠藤:電気料金の考え方自体が複雑で、「見直したいけど、今のプランがどういうプランなのか、そもそもわからない」という声も聞かれます。10数社のプランを一覧にして提案しますが、各社のプランの仕組みや、どうして料金が削減になるのかを解説することが多いです。「知らなかった!」や「電気料金ってそんな風になってるの!?」と驚かれながらいろんな話をしています。
――メールや電話の、顔の見えないコミュニケーションですが気を付けていることはありますか?
遠藤:ヒアリングをして「御社の状況なら固定プランの方が合うかもしれませんね」とか「削減額が一番大きいのはこのプランですが、その方針ならこちらのプランの方が合うかもしれません」という感じで、一緒に悩みながら話しを進めていきます。
川村:本当に困っていることが何なのか、少しずつ引き出せている感覚を味わえた時が楽しいです。
――どんな時にやりがいを感じますか?
中平:電気料金の仕組みや契約内容が全然わからないというお客様にご説明した後、「すごくわかりやすかった」「話を聞けてよかった」とお礼を言っていただけた時に、やっぱりやりがいを感じます。
川村:私の場合、最近「きっと内諾はもらえないだろう」と諦めかけていたお客様から、内諾をもらえたというケースがありました。たくさんいただいた質問に、その都度回答していたのもあって、「申し込みます」と言っていただけた時は本当に嬉しかったですね。
遠藤:この仕事は、お客様に直接お金をいただくわけではなく、コスト削減のお手伝いができるので提案しやすいです。受注してもらえると、「この会社のコスト削減に貢献できた」「お客様のために活動している」と実感できるのがやりがいですね。
ここからは一人ずつ経歴について話を聞いていきます。(お子さんとの写真も提供いただきました!)
コールセンターで培ったスキルを武器に、営業職に挑む
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――川村さんのこれまでのキャリアについて教えてください。
川村:専業主婦からパートで通販系のコールセンターに入り、オペレーターとしてキャリアをスタートしました。その後、契約社員、正社員を経てスーパーバイザー(SV)になり、社員研修や応対品質向上を目的としたマネジメントを担当していました。コールセンターでは、無料キャンペーンから定期コースを受注する「アップセル」を経験してきたので、キャリアアップを目指してENECHANGEでは営業職へチャレンジしました。
――ENECHANGEで働こうと思った理由は何ですか?
川村:フルリモートで営業職という条件に惹かれて応募しました。コールセンター時代は朝も早いし残業続きで、子どもを夜遅くまで留守番させていたことが気がかりでした。多忙によって自分の体調を崩してしまったこともありました。ワークライフバランスが実現できてキャリアアップもできて、「もうここしかない!」と思って決意しました。
――未経験の営業職に対する不安はありませんでしたか?
川村:全く知らないものではない「電気代」を扱うことや、「コストを下げる」ことも主婦目線で身近に感じられたので「意外と自分にもできるかも」と前向きに思えました。
――コールセンターのオペレーターの経験が今の仕事でどのように役立っていますか?
川村:共感トークやヒアリングを通じて「このプランがいいですよ」とお客様に電話でおすすめする部分は、現職のインサイドセールスでも、前職のコールセンターでも共通しています。また、NPS(※)で高評価をいただけるようスキルを磨いてきたことや、応対品質の向上に取り組んできた経験も、現職での提案やお客様対応に活きているなと思います。
※NPS(Net Promoter Score)とは、顧客がどれだけ製品やサービスを他者に推奨したいと感じているかを測定する指標。
乳児を育てながら営業経験を活かせる環境を求めて
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――遠藤さんのこれまでのキャリアについて教えてください。
遠藤:新卒で入社したのは最大手自動車メーカー系列の金融会社でした。本社で営業企画を担当した後、支社に配属され、隣県のカーディーラーを回る法人営業を担当しました。自動車のローンやクレジットカードなどの金融商品を営業する仕事で、週の半分を出張で過ごすハードな働き方が続きました。
その後、地元関西で新しいことに挑戦できる環境に身を置きたいと思い、社会人向けのリカレント教育(※)を行う学校法人に転職しました。新規事業開発をテーマにした社員研修プログラムの法人営業で、パッケージ化された講義形式のものもあれば、企業の目的に応じて研修内容を作っていくオーダーメイド型もありました。
※リカレント教育とは、社会人が一度就職した後、再び教育機関などで学び直すこと。スキルアップやキャリア形成を目的とし、社員研修や大学のプログラムなどが含まれる。
――ENECHANGEを選んだきっかけは何ですか?
遠藤:学校法人で働いていた頃に結婚し、将来のライフプランを考えるようになりました。妊娠・出産もあったので一旦辞めて、子どもがちょうど6カ月のときに転職活動を始めました。その中でENECHANGEを知って、フルリモートができてフレックスタイム制も使えて、0歳や1歳の子どもを育てながらでも仕事ができて、かつ今までの自分の営業の経歴を活かせるような仕事を探している中で、「ENECHANGEがあるじゃない!」ということで入社しました。
――結婚や出産は働き方を見直す機会になりますよね。これまでのキャリアで培ったスキルは現職にどう活かされていますか?
遠藤:今までずっと営業畑で仕事をしてきました。お客様と信頼関係を作ることや、知りたい情報をヒアリングして、お客様の課題に対してどうアプローチしていくか、という経験は活かされていると思います。対面と電話の違いはあるものの、やっていること自体は本質的に同じだと思います。
接客販売13年の経験を営業に活かす 子どもとの時間を大切に
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――中平さんのこれまでのキャリアについて教えてください。
中平:新卒から13年間、ハイブランドで接客販売の仕事をしていました。3つのブランドで働きましたが、1度目の転職はスキルアップをしたくて、2度目は子どもが3歳になり時短勤務が終了するタイミングで働き方を見直すために転職しました。土日祝日や年末年始も休みにくかったり、遅番だと帰宅が遅いこともあって。認可外保育園も活用しながら、なんとかやりくりをしていた状態でした。
子どもが小学校に入学したタイミングで「やっぱり土日祝休みじゃないと」と感じて、介護士向けの研修を販売する営業職に転職しました。そこで2年間経験を積んで、ENECHANGEに入社しました。
――子育てと仕事の両立に苦労されてきたのですね。接客販売から営業職への転職はスムーズにいきましたか?
中平:接客販売の仕事でも、1週間でどれだけ集客して、どれだけ売上を作れるかは常に求められていました。数字を追いかける営業の仕事と同じだと思い、あまり抵抗なくできていましたね。
――ENECHANGEへの転職は、営業のキャリアを伸ばしながら、子育てと仕事の両立のしやすさが理由と聞きました。どんな働き方になりましたか?
中平:子どもを小学校に送り出してから朝食の片づけをして、8時半ぐらいには業務開始。夕方6時になったら業務終了して、子どもと一緒に夕飯を食べる日が多いです。以前は、まるで、子どもを保育園に「置き逃げ」するかのようにドタバタと預けてしまっていましたが、今は「行ってらっしゃい」と「おかえり」を穏やかに言う日々を実現できています。
――これまでの経験が、現在のインサイドセールスでどのように役立っていますか?
中平:お客様と対話をする仕事をずっと続けてきたので、その経験は活かされています。特に接客販売では色んな方を相手にしてきたので、お客様のニーズや感情を的確に読み取り、柔軟に対応するスキルを磨いてきました。今の電話対応でもそのスキルが役立っています。
超絶ホワイト企業!?働きやすさが詰まった職場環境
――中平さんと遠藤さんは、入社から半年未満ですが、ENECHANGEに対する率直な印象を教えてください。
中平:働きやすい!超絶ホワイト企業って周りにいつも言っているぐらい!本当にありがたい!
遠藤:入社する前に思っていたフルリモートの良さとか、フレックスタイム制度の良さは、もう余すところなく恩恵を受けています。
――「超絶ホワイト企業」とは嬉しいですね(笑)。入社から3年以上経過している川村さんはいかがですか?
川村:私も変わらずENECHANGEはホワイト企業だと思っているんです(笑)。子どもが大きくなっても学校行事や塾の送迎もあるので、フレックスタイム制度を活用して「ちょっと抜けます」というのが許される環境にある。もうそれだけで働きやすいんですよね。生活に支障が出にくいというのは大きいです。
――ENECHANGEは男女問わず子育て世代が多いので、周囲の理解もありますよね。生活に支障を出さずに、キャリアを続けながらやりたい仕事に打ち込めるというのは大きな魅力ですよね。
遠藤:フルリモートだからこそ、私は今フルタイムで仕事ができていると思います。もしフルリモートじゃなかったら、時短勤務の仕事を探していたと思います。これまでの営業経験を活かしたり自己成長を目指したりすることを諦めて、「短時間で働けて、0歳の子どもがいても私を雇ってくれる職場」を探すしかなかったかもしれません。
未経験でも安心!活躍の秘訣はコミュニケーション力
――インサイドセールスではチーム拡大のためにメンバーを募集しています。どんな方がこの仕事に向いていると思いますか?
川村:コミュニケーションが取れて、お客様とお話しするのが好きな方ですね。あんまり「営業」と気負わなくても大丈夫だと思います。
遠藤: その人がどんな状況でも良いと思います。私のように小さい子を育てていてもいいですし、介護中の方でも、男性でももちろんOKです。お客様と電話でお話ししてコミュニケーションを取るのが苦じゃなければ、どなたでも活躍できると思います。
――電力のプロとしてお客様に説明をするためには知識も必要だと思いますが、未経験からでも大丈夫でしょうか?
中平:本当にフォロー体制がしっかりしています!入社したての頃は電力の知識が全然足りませんでしたが、マネージャーや川村さんに気軽に質問できて、丁寧に教えていただけました。そのおかげで何とかやってこられました。知識が全くなくても、人とお話しするのが好きな方なら、どなたでも入ってこられると思います。
川村:私も同じ意見です。私自身、全く電力のことを知らなかったので、本を買って勉強するところからスタートしました。それでも何とかなりますよ。
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