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沿鉄の仕方


(2022.1開始、本稿2023.6初校、2024.7/2024.11改訂)

  1. 沿鉄の目的
    ウォーキングを楽しむために、いろんな「沿った歩き」をする方がいらっしゃいます。街道であったり、川沿いであったり、暗渠であったり、廃線跡を歩いたりします。
    私は、現役の鉄道線路に沿って歩くことにしました。
    TV番組のようにハンデをつけて線路を探して歩く探索バラエティではなく
    「極力線路に近い道を歩く」
    ことにしました。何となく、ただ歩いてもただのウォーキングの始点・終点・経由方法になってしまうので、下記のルールを定めまして、男の子趣味の三大ルールを決めておくことにしました。
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    ①名前 事例に名前が付くこと。分類名でもいいと思うのです。分類とは別に事例を象徴する名前があるといいです。路線名でいいかと思うのですが、もう少し考える余地があるかも知れませんね。
    ②分類 沿鉄自体が、ウォーキング&鉄道というクロスオーバー分類なのです。今は、鉄道に対する道路の迂回の形態を分類しています。ブログにもう少しそれを書き加えること、今後はそういうポイントの写真を撮影したいですね。
    ③物語性 表面に書かれた裏のエピソードというか、蘊蓄、含蓄がどのくらいあるのか。
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    話が脱線しますが(この比喩は鉄道系では禁止かも)、鉄道趣味とラーメンはこの3つの要素をかなり満たしています。①は線名、車両名、②は車両の体系、線形の分類、機能の分類、③はそこになぜその線があるか、そこのあったのか、といった各種のエピソード。ウォーキングと鉄道のハイブリッドホビーとしては、この3つはさらに掘り下げたいです。そうすると次の項目にもつながります。

  2. 何が面白いのでしょうか
    これが、道路と鉄道の関係が面白いのです。線路沿いに並行して道があれば、一軒住居・商店が含まれる、全く離れてしまう、などいろんなパターンがあることがわかってきました。京王線や小田急線、横浜線は駅の近くと駅間が結構様相がことなるので、駅に近づいてきたときのワクワク感がありますね。西武線や東武線は見慣れているからかもしれませんが、割と変化が少ないかもしれませんし、前者は多摩丘陵を超えるという線形に由来しているかもしれませんね。

  3. 沿鉄のルール
    地図はみてよい。今の時代ですから、Googlemap,YahoMap,Mapion を賢く使い分けています。経路検索もOKですが、たいてい沿鉄は遠回りなので参考程度のことが多い。
    ・途中駅の入場券を買う(必ず駅に立ち寄る)。駅名の写真を撮る
    ・進行方向右でも左でもより近い方を歩く
    ・線路沿いから離れる寄り道は最小限
    ・逆方向には歩かない(一部例外を除く)
    ・私道、私有地を歩くかどうかはケースバイケース。状況により、歩くがブログに記録しない場合もある。病院、集合住宅等、公開空地になっている場合はいいが、地元の利便性のために通用口がついているような場合は非公開にいたします。通行禁止と明記されているところは守ります。通行止めとか行き止まりとあるのは単なる警告の場合もあり、半分位の確率で抜けられるので、大きな声では言えませんが、楽しみの一つです。
    ・公園通過はOK。
    ・河川を渡るときも近い方の橋を選び、橋までは鉄道の鉄橋からの最短経路を歩く、土手でも河川敷でも構わない。
    ・一回にその線全線歩く必要はない
    ・基本的に一社一線の部分区間を一回の対象とする。時間のある時は乗り換え駅から別線に行っても構わない。ブログを1本にするかどうかはケースバイケース。
    ・駅間の写真は最低3~4枚。駅名が入った写真を必ず撮る。入場券(小人)を買う


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  4. 多摩沿鉄のルール
    ・東京都多摩地区にある鉄道路線を対象にした沿鉄
    ・終点を除き、都外へ出た最初の駅までを歩く
    ・同一区間の並行路線は両方にカウントする(永山ー多摩センタがそう。
    ・ロープウェイ、ケーブルカー、貨物線はオプションとする
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  5. 東京城西編のルール
    ・東京都23区で多摩地区に隣接する区と山手線の間を対象とする。
    ・具体的には板橋区、練馬区、杉並区、中野区、世田谷区の全域
     豊島区、新宿区渋谷区の山手線外側まで。目黒以南は城南編とする。
     板橋区は多摩には隣接していないが、城北とせず組み入れる。
    ・多摩沿鉄で歩行済みの区間は対象としない。
    ・すでに沿鉄実施区間(中央線等)も今回の対象外
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  6. 沿鉄分類(整理中)
    (1)迂回形態
     ①沿道:線路沿いに道がある。広い道路から、路地まで形態は様々だが、4車線以上の道路が接することはかなり珍しい。経路がわかっているので、沿道率を計算するのも面白いかもしれない。
     ②ガード下:高架線のガード下を歩く場合。駅近の自転車置き場とか。但し、駅のテナントの店内を歩くのはこれに含めず、「構内」とする。
     ③線路上:地下鉄等で道路がトンネルの真上にあるとき。沿道の一種だが、分けて分類しておくことにする。極稀な例として地上区間の空中庭園(西武池袋駅本社下、小田急小田原線新宿駅)もこれに入れる。
     ④構内:コンコースの中、ガード下の店内は駅の一部として扱う、当然構内では右左折が細かく発生するが、それは沿鉄の分類対象としない。
     ⑤一区画並行:線路と道の間に、一区画分の住宅や施設がある場合。駅付近の商店、駅構内の施設等、このタイプの沿道は多い。
     ⑥直角分岐/直角合流:線路と並行する道路がL字型に分離する場合。踏切・があってT字路の場合や踏切・ガードをまたいでL字の場合も含まれる。
     ⑦Y字分岐/Y字合流:鋭角に離脱する場合、廃線跡や暗渠等でも見られるパターン。また、登坂区間等での経路で分かれる等、由来を想像させる。
     ⑧逆方向分岐/逆方向合流:直角でなく、進行方向に対して戻る感じになる場合。
     ⑨コの字迂回/逆コの字迂回:②の応用で、1ブロックだけ線路に近づく区画があって、元の道に戻ってくる場合。直角コの字は単純に線路と往復する分迂回になるわけですが、これが逆方向分岐だと、往復+後退分があって結構悲しい。同様に1ブロックだけ線路から離れてすぐ戻るのも逆コの字分岐。直角分岐はたいていコの字で戻ってくることがおおい。
    (2)経路全体(これできてないな)
     書いていて、①の名前、「今回の経路はいわば○○でした」。と一言で言えるといいなと思ったので書き足しました。まだ、あまりいい案がありません。少し勝手にネーミングして、修正して、いい感じに体系をつくれたらいいな。現在進行中のブログの引っ越しで、付与するようにして、適宜変更していこうと思います。
    例:
    ・がっつり寄り添い系 東上線や多摩モノレール等迂回率が低い
    ・我が鉄を行く系 武蔵野線等、地域の道路を全く無視し、迂回率高い
    ・高架軒下系 多摩モノやゆりかもめ、新しい線等、電車見えない
    ・ハイキング系 相模原線や高尾ー相模湖、坂を登る系
    ・緑マシマシ系 ハイキング系に近いけど、田畑や林を抜ける
    ・乗り換え多め系 南武線等乗り換え駅が多く、そっちに寄り道

  7. 歩き方以外のルール
    ・途中の飲食、買い物はOK
    ・記録を取るので、大休憩はしない。ビール付きの昼食を途中でとると大抵後悔します。ノンアルか炭酸飲料で。
    ・事情があり、手前または途中から沿線を離れる場合は記録でわかるようにしておく
    ・長距離を歩くときは、なるべく早朝出発にして、14時位には終わることが望ましい。これは、その前からやっていた30kmウォークが8時出発、14時着が多かったのでコンディションのベースになっているからです。沿鉄は長くても20km位なので、13時で到着駅で地消というか、一人打ち上げができるとよいです。拝島奥多摩や山手線一周になると夕方までかかります。高麗川駅のように全くビールも缶酎ハイも買えないと悲しいです。
    大抵は拠点駅が多いので何かにありつけます。終点グルメ編なんかも喜ばれるかな。
    ・持ち物、スマホ、充電池、イヤホンまたはネックスピーカー、着替え、飲み物。冬はホカロン。沿鉄は、コンビニに不自由することは余りないので飲み物やカロリー補給、暑いときは体を冷やし、寒いときは暖を取る。
    ・ブログを残す。これ結構大変ですが、大人の絵日記です。

  8. やらないこと
    ・アルコール摂取は原則やらない、やっても最小限。歩き終わってから
    ・途中区間の電車移動をした場合は、記録はそれぞれ別の沿鉄とする。ブログは一緒でも構わない。
    ・帰りは電車バス可
    ・近道はしない。間違えたときは、戻るか、記録に残すかはその時の判断。

  9. 記録類
    ・距離、時間、歩数、迂回率、ルートを記録する。
    ・距離はキョリ測で地図上で再計測したものを記録とする。
    ・歩数は駅構内、コンビニ等での立ち寄り歩数も含める
    ・鉄道営業キロ(ジョルダンで算出)との比を計算し迂回率とする。
    ・沿鉄でないウォーキングは別に記録する。
    ・沿線率の計測はオプション
    ・reliveの画像添付、入場券の添付はオプション
    ・表題にデータを記載して、別表に記録する




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