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【沿鉄歩鉄歩い鉄】2024/5/12 JR中央線高尾~相模湖21992歩 徒歩14.1㎞ 鉄道9.5km 迂回率1.48 

多摩地区の沿鉄の平地旅客線コースが終わりました。で、基本は区域外の最初の駅なのですが、相模湖に至るルートはまったく思い浮かばず、かつ山越えだったので、ハナから沿鉄の対象外でした。googleもyahooマップにも小仏峠を越えるルートは記載されておらず大垂水に迂回しないといけない、あったとしても山越えはやだなー状態。これまでも八高線や相模原線など、丘陵越えでも十分堪えるもの。で、↓の地図はマピオンなんだが、マピオンだと線路に沿って道があるではないか! 但し、思いっきり峠越えは避けられない(泣)。
さりとてルートを見つけた以上行かねばならない。
かくして、駅間最長時間記録の拝島-金子の1時間40分をはるかにこえる4時間のハイキングのスタート。地図で見る限りは割と線路の近くを通るルートを通っていますが、細かく褶曲しているのと上下があるので、迂回率は大きくなっています。ちなみにマピオンでの地図上の距離は12.6㎞。いつもはそのトレースした値を使うのですが、今回はスマホの記録を採用しています。
前置きがながくなりました。さて出発!

今回のルートは完全にハイキングコースです。

最寄り駅を6時30分とやや遅めのスタートですが7時過ぎには高尾に着くはずでした。が、高円寺で人身事故があり、豊田で足止め、八王子で再度足止め。

順調なスタートなはずでしたが

ここで、電車をやめて、興味本位でバスを利用しました。高尾到着は7時40分とだいぶ遅くなりました。でも、西八王子の並木を楽しんだり、ここの名物のコンクリート舗装を楽しみました。

コンクリート舗装は戦車のためのいうのは本当だろうか。

あげく、バスは南口に到着。高尾駅は南口と北口に自由通路がないという今どき珍しい駅。北口は立派な駅舎に登山ルートへのバスが多く発着するのですが、ラーメン屋も牛丼屋もない観光地。南口は全く逆で、スーパーも居酒屋もおいしいラーメン屋あるのに観光的な要素は0。京王としては高尾山口というメッカ駅があるので高尾駅は途中駅なんでしょうね。
北口の観光カフェでモーニングの予定が、南口でパンとコーヒー。でもOk。

今日はここから
この通路も何度目かの近道

くるっと南口から回ってここの踏切を見ると通勤タイプと近郊タイプが共存している一枚。
12両にしてG車つけるより、このタイプを新宿折り返しにして、G車つければ600億も出費しなくてよかったじゃないかと今でも思うのです。

3扉車を見ると観光気分

しばらくは高尾さんに行くルートと同じ沿鉄。1km位で京王線と分かれて、未踏の区間へ

なぞの標識

ここから先は裏高尾という地名で、裏以外になんか地名ないのかと思うのですが、山の上にも見かけたので、住居表示でやっつけでつけたものでもなさそう。

のどか。

天気はよくなだらかな上りがつづくたのしいルート。今のうちは

小仏峠に行くバス。

バスも1時間に一本有るので観光路線としては十分かも。生活路線としてはちょっと寂しい。

慰霊碑とトンネルの存在



電車は意外とよく通っているのですが、殆どが特急
相模湖にかけて、高速道路が主役

こんなにのどかな風景なのですが、実際には、車のタイヤが出すロードノイズが静かにシャーってなっていて、のどかであっても静かではないかも。もっとも、騒音は慣れるのですよね。

特急ばっか
小仏行のバスは今日は2台のピストン輸送

こんなに沢山行く人がいるのかとドキドキしましたが、登山口付近でイベントがあったようです。

まさに天空を掛ける橋
近郊型電車
バスはここまで

峠の上は無理としても、登山道のだいぶ手前でバスは終わり。あんだけいた人はどこへ向かっていたのでしょうか。

現地の地図は貴重です。

こういう地図に✖とかついてルート閉鎖だったりすると回復不能なダメージです。幸い小仏の向こうにも道がありました。

本日人が多いのは登山口付近で植樹祭があった模様。
なので、ここを過ぎる人はごくわずか。

植樹祭って何するんでしょうね。

いよいよ、登山口です。普段歩いていない登山道なので無理せず上がっています。

ここから山道

いや、想像よりきついわ。傾斜が急で体が後ろにもっていかれます。
マピオンでより道が細くなる場所からはさらに傾斜が急に。


ここの傾斜はまじきつかった

登山口から時間にして30分で峠に到着。まあ偉そうにいうほどの時間じゃないんですが、普段高速歩行を目指している私にとってはまさに登山電車状態。30分でよかった。
小仏峠は馬の背のようなころで、城山や大垂水、高尾山に抜けたり陣馬山に抜けたりできます。まだここの案内では相模湖は出てきません。

あちこちに行く分岐点
デジタルズームだとわからないのですが、スカイツリーは見えます。

小仏峠からもスカイツリーは見えました。海抜だとどっちが高いのかな。遠いと低く見えますからね。

おやつ

こういうどうでもいいことに気がまわります。10時のおやつです。うまかった。
少し高尾さん方面歩くと相模湖方面への分岐があるのですが、そこでバッジと地図を売ってました。話をしているお客さんもいたので、バッジ買おうかと思いつつ、その場を離れました。地図ずきとしては勿体なかったと思ったら、高尾山好きの家人の方が「買ってきたよね」と残念がってました。

小仏峠周辺には時代時代に合わせてこういうランドマークが多数あります。

昨今の事情もあるので、人は写してませんが、峠はそれなりに人がいました。もちろん高尾さんのようなcloud in cloudなんてことはないですが、20人位はいましたでしょうか。
しかし、私がこれから降りて行く相模湖ルート、東海自然歩道は全く人がいません。途中トレッキングランナーが二人、登ってくるグループも3組くらいでした。

こんなよく整備された登山道です。

高尾側に比べて傾斜がゆるく、降りて行くには楽なルートなのかな。この区間は電車も高速もトンネルの中なので、本当に静か。
万が一熊が出た時のため、ではなくイヤホンを忘れたので、スピーカ音にして、菊池桃子さんのミュージックサタデー聴きながら下山。
話それますが、場所とラジオコンテンツって結構結びついていて、この場所でこれ聴いたよなというのが長期記憶になっている個所かいくつもあります。不思議。

さて登山道はここまで。

しろうとは登山道終わるとやれやれ、これで無事だと一息なんですよね。でも、相模湖駅はまだかなり遠かったんです。

これはいい地図

東海自然歩道っていうのを初めて知ったとき、多分小学生の時分ですが、これは旅人があるく道ではない、忍者の間道だとおもっていました。
だって、高尾通って、箕面までですよ。どう考えても猿の道ですよね。

電車も高速も地上に顔を出しました。高速は相変わらず大渋滞です。

絵本やジオラマにできそうなミスマッチ感に萌え

さらにしばらく進むと甲州街道にでます。高速が動いていないせいか、一般道も大渋滞です。

甲州街道は、大渋滞
謙虚な観光地

立派な本陣跡の保存建築なのに、訪問者はすくなく勿体ないですね。ドライブにて近くの道の駅みたいな場所があるのですが駐車する人は少ないですね。

素敵ないろり

糖分は控えないといけない私ですが、適度な糖分補給大切です。
さらに進んだ所にあった酒饅頭は素朴な味で美味しかったです。

坂饅頭うまー

かなたに帽子のような富士山がちらり、となると駅前道路に入っていきます。

5月でもまだ雪がきれいですね。
無事到着です。

さすが、観光地だけあって、定食屋、蕎麦や、喫茶店と揃っていたのですが、次の電車が15分後の3扉車、その次はいつもの東京行きということで、旅情重視の私は、ワカサギフライは残念ですが、地ビールを買って、電車に乗り込み。一駅観光!と思った...のですが、ボックスの反対のお嬢さんから本当に痛い視線がとんできました。ざんねーん。

苦みがおいしかったです。

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