見出し画像

留学中の最高の学びと最高の遊び:ポルトガル留学記Week13


ポルトガルに来て早3ヶ月

ポルトガルに来て3ヶ月目に突入した。時間の経過がとても早い。残りはあと6ヶ月。留学生活の1/3を終え、これから更に残りの留学生活を充実させていきたい。

授業で得た自信

月曜日
この日は、People, Teams and Organization(以下PTOに省略)にてCase Clinicを授業内で行なった。

Case Clinic:
オンラインまたは対面形式で行われ、1人がケースを提示して、3〜4人のペアもしくはチーム・メンバーがコンサルタントとして支援するプロセスを通じて、参加者が問題や疑問にアプローチする新しい方法を生み出す。

Case Clinicの目的:
同業者の知恵と経験にアクセスし、同業者が重要かつ差し迫ったリーダーシップの課題に、より優れた革新的な方法で対応できるようにする。

授業資料より

時間は全70分で、私がcase giverになり、他のチームメンバー6人がコーチを担当した。

  1. case giverの話
    私が英語で授業を受けることに苦戦している話をした。コミュニケーションで英語を使うことには問題はないが、授業などの専門的な英語になると理解が難しかったり、自分の意見が言えないことが多々ある。

  2.  コーチからの視点
    コーチからは、私の自己改善へのコミットメントを誇りに思うこと。日本語は子音と母音の発音も英語とは大きく異なるため、英語を母国語とする人々と同じアルファベットを使う人たちとは一線を画していること。私の英語の総合力とボキャブラリーは、早い年齢から英語を学び始める多くのヨーロッパ人よりもはるかに優れているという意見をもらった。

  3. 課題への対処法をコーチ陣に共有                         自分の英語勉強法は、語彙力を上げるために単語帳を使っていること、文法力を上げるためにさまざまなニュースを英語で読んでいることなどである。

  4. コーチからのフィードバックをもとに考えを主張
    コーチからの話を聞いて、自分自身に厳しく自分を過小評価していることに気がついた。困難な場面でも冷静でいられる力を養い、自信を育むことの重要性、失敗は多くの場合、学習プロセスの自然な一部であり、改善と成功への足がかりとなることなどをコーチ陣から学ぶことができた。

  5. 今後に向けて
    今後は、語彙力や文法力という実際の英語勉強はもちろんのこと、自分に自信を持つこと、困難な場合でも冷静でいることなどの精神的なことも重要であると学んだ。

  6. 一時停止(コンサルを中断して自分の頭で考える) 
    静寂の中でコーチ陣にもらったアドバイスを心の中で整理した。

  7. コーチ陣の経験談 
    コーチ陣の中にも同じような悩みを抱えた人がいたことに驚いた。彼女はドイツに留学をしていた時に、ドイツ語の学習に苦戦していたことを語ってくれた。同じような経験をしたという話は自分の心を軽くしてくれた。

  8. 最終的な考え
    今までは他の留学生などの他人と自分を比較していたが、これからは個人の成長に目を向けてみようと思った。

  9. 最後
    挑戦し続けること、もっと自信を持つこと、自己破壊的な考えを少なくすること、他人は自分ほど厳しく判断しないことを認識することが必要である。経験を共有することは、自分の弱みを人に晒すことになるため少し怖いが、それは自己成長をする上で重要であることがわかった。他者に経験を共有することは、恐れを克服し、新しい知識を得て、ストレスを軽減することになる。学習におけるこの共同的な側面は、個人の成長を促す支援的な環境を作り出す上で極めて重要な役割を果たしている。

この授業を通して、自己肯定感が上がってさらに頑張っていこう。本当にこの授業をとってよかったと心から思えた。

火曜日
この日は、Sociology of Work(以下SWに省略)と Environmental Sustainability for Business(以下ESBに省略)の授業があった。ESBでは、授業前の時間に図書館でグループメンバーと最終課題の論文作成を行なった。

プレゼンの前日に体調不良

水曜日
この日は、朝から喉の痛みと鼻詰まりのひどさから体調不良になったと気づいた。リスボンの気候変化が厳しいこの季節に体調不良になるのは二回目だった。それゆえ、ベッドから動けず、ESBの最終レポートの作成と翌日のプレゼン資料作成を手につけることが難しかった。

木曜日
前日に引き続き体調が良くなかった。むしろ昨日よりも悪化していた。しかし、ESBのプレゼン資料の作成の続きと授業の出席をしなければならなかったので、風邪薬を飲んで作業を終わらせてから学校に向かった。

プレゼンの内容は、EUの法律が企業のサプライチェーンにどのように影響を及ぼすのかというものだった。私たちはH&MとドイツのArmedangelというファションの会社に焦点を当てて調査した。無事にプレゼンを終えることができて本当に良かった。

金曜日
この日は、薬を飲んだおかげで体調が回復した。服などの買い物をするためにコロンボショッピングセンターに向かった。この日は休日だったため人が多かった。人が多かったため、買い物を中断して散歩をすることにした。

コロンボショッピングセンターの大きなクリスマスツリー
散歩をした時に発見したトンネルでのタイルアート

おもいがけないミニシントラ旅行

散歩をしたあと、家に帰ろうと思い電車に乗ると、その電車は家の方向とは真反対に進んでいった。思わぬミスから一人で笑ってしまった。そこから最終駅のシントラまで行こうと決心した。

シントラも祝日だっため人が多かった。街の様子はクリスマスが近いこともあって、クリスマスの装飾やクリスマスマーケットが開かれていた。リスボンよりも穏やかな街で木々などの自然が豊かなことに驚いた。久しぶりの自然を感じて癒された。

ムーアの泉
ポルトガル王家の夏の離宮である王宮
王宮の正面のクリスマスマーケットで買った
ホットチョコレートで乾杯

アパートのクリスマスパーティー

この日の夜からは、アパートの友人たちと2週間前から計画していたクリスマスパーティーがあった。この日は、アパートの友人だけでなく、友人の友人など多くの人が参加していた。たくさんの人と交流して、お酒を飲んで、ご飯を食べることができたのでとても良いパーティーになった。

クリスマスパーティーの様子
サンタクロースとのツーショット
サンタクロースと仮装したスパイダーマン(私)

パーティーのはしご

土曜日
この日は、前日のパーティーの疲れから二日酔いになった。また、この日の夜は、フランス人の友人とパーティーに参加した。一軒目は、レストランバーに行って軽くお酒を飲みながらダンスを楽しんだ。そこを終えると、ブラジルの音楽のクラブに行くことになった。初めてブラジリアンミュージックを聞いたので、とても楽しかった。楽しい夜を過ごせた。

パーティー前のバーガーとポテトとビールは最高
一件目のレストランバー

日曜日
この日は前日のパーティーの疲れから家にずっといた。家で作業をしたり、久しぶりに妹や友人に電話をした。同じ地元の仲の良い友人たちと10時間もぶっ通しで話したのが本当に懐かしくて楽しかった。改めて友人に感謝している。

来週に向けて

来週は、授業が最終週なので集中して1セメスターの締めくくりをする。また、サッカー観戦なども木曜日になるので全力で楽しんでいく。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?