高いハードルの弊害
実に面白い本だったので、ご紹介です。
特に興味深かった箇所はこちら。
P67.自分の能力が不足しているために仕事ができていないと自覚するのは、メンタル面では非常に大きなリスクとなります。ですから、異動が頻繁にある会社、業務の担当替えがしょっちゅう行われる会社は心が折れやすいという側面があるかもしれません。
うつ病の原因としてよく言われるのは、
・長時間労働
・人間関係
かと思います。でも、本書は必ずしもそれらだけが理由ではないと書いています。(もちろん、実際にこれらが原因になることがはあります)
中でも、僕が特に面白いなーと感じたのが引用部分です。
要は、自分の能力不足に直面することがメンタル面でのリスクになるということ。これ、言われてみると、そりゃそうだ!って思いますよね。
人間、できることばかりしていても成長はしませんが、「自分はできない・・・」という場面にばかり直面していれば、心が折れてしまいます。
そしてこれは職場に関する話ですが、それ以外の場面でも通用する考え方です。
自分の能力が不足しているために仕事ができていないと自覚するのは、メンタル面では非常に大きなリスク、ということは逆に、自分ができると自覚する場面を増やすことは、メンタル面にプラスとなるでしょう。
だからこそ、人生の目標やハードルは積極的に下げるべきです。
ハードルを下げることで、自分はできる、と思える場面が増えていきます。
高すぎるハードルは実はそれだけでリスクになる、ということをぜひ、覚えておいてください。
次回予告
明日のnoteは【睡眠こそ最強の解決策である】です。(予定)
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